のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

なでしこジャパンに国民栄誉賞。当たり前でない当たり前。

2011年08月03日 06時31分25秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#枝野幸男官房長官は2日午前の記者会見で、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」に国民栄誉賞を授与すると正式に発表した。(MSN産経ニュースより)

至極当然だと思う。
政治利用と勘ぐる方が政治利用だよね。

そこには常に笑顔があった。
日本に元気、勇気、夢、希望をくれた。
最後まで決して諦めるな。
本気で信じ続ければ夢は叶う。
薄っぺらな理想論で語られがちのことをなでしこジャパンは体現した。

もちろん裏付けはあったわけで。
普段(不断)の練習、コミュニケーション、研究。
それらがあったからこその優勝だった。

あれは奇跡だった。
言うのは容易い。
確かに神がかった勝利だった。
でも奇跡の二文字で片付けるのはなでしこジャパンに対して失礼だろう。
奇跡と呼ばれる出来事には必ず真実という名の理由がある。

負けるのは
はずかしくない
本当にはずかしいのは
負けたままでいること

幾多の苦難があった。
たくさん負けた。
今大会中も1次リーグで負けているわけで。

あえて奇跡と言うならあれは運命と奇跡の合作。
1次リーグでイングランドに勝っていたら、
決勝トーナメント初戦でドイツと当たることはなかった。
決勝でアメリカと当たることはなかった。

負けと思った瞬間が負けの始まり。
だから、なでしこジャパンが負けたのは、
まさにイングランド戦の終盤からだけ。
これは結果だけを言っているのではない。

決勝戦。
後半36分、宮間のゴール。
延長後半後半12分、澤のゴール。
残り時間を考えれば「負けた」という思いが頭をよぎっても責められない。
でも、なでしこジャパンは負けていなかった、スコアだけじゃなくね。

勝負事は結果がすべて。
だけど今回に限っていえば、決勝で負けていても、
なでしこジャパンは笑顔と賞賛で日本国民に迎えられたと思う。
なでしこジャパンは東日本大震災という国難の中、
沈みがちな我々に幸せな時間をくれたのだから。

だから当たり前のことだと思う。
この国民栄誉賞を。
そして当たり前のことだが、
この当たり前をなでしこジャパンは誰も当たり前とは言わない。
有言実行の中にも謙虚な一面を持つ。
それも私たちが支持したくなる理由のひとつであることも、
「当たり前」のことである。

さて、私は今日ここまで、
彼女たちという言葉を使わなかった。
「なでしこジャパン」で通した。
「なでしこジャパン」は、男女も問わず、
選手、監督、スタッフ、関係者、
ひっくるめての総称だと思うから。

最後におまけの笑い話・・・

先日某所で
「決勝、生で観た!」
と自慢したところ、
「え!フランクフルト行ったの?」
だって。
迂闊だな、俺。
確かにこの表現だと誤解を受ける。

でも、するってーと、何か?
本気で聞かれたということは、
マジでドイツに行きかねない男というのが俺の評価か。
喜んでいいのか・・・(苦笑)

そんな余裕はないよ、いろんな意味で。
「生で観た」というのはテレビ生観戦のことです。
そもそもフランクフルトがドイツのどこにあるのかを知らない。
ドイツの国土の形を示されても絶対ドイツとはわからない。
無知の自爆・・・(^^;)