のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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WBCフィーバーの中のイチロー

2009年02月22日 05時29分10秒 | Weblog
>昨日のニュースより
#ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補と読売巨人軍の練習試合が行われた21日、会場の宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎や周辺には、試合観戦の3万人を含む約4万5000人のファンが全国から詰めかけ、期待の高さをうかがわせた。(YOMIURI ONLINEより)

イチローの特別ぶりが目立つ。
放っているオーラが違うっつーか。

イチローが特別である一番のところは、
メジャーの彼に対する遠慮だろう。

仮にメジャーの所属球団(イチローの場合マリナーズだが)から
「WBCに出るな」という指令が出たとして、
それを堂々と拒否できる、
所属球団に対して上から目線でものが言える。
唯一の日本人メジャーリーガーだと思うわけ。

極端に言えばね、所属球団の姿勢。
他の日本人メジャーリーガーは「雇ってやっている」だけれど
イチローだけは「雇わせて頂いている」のような気がする。

それは彼の軌跡、実績によるものである。
メジャーでシーズン安打数が200本を下回った年はない。
マルチヒットは当たり前。
言うまでもなく彼がいるのは世界の最高峰、メジャーリーグである。

間違いなく日本国民はイチローに過度な期待をしている。
その過度な期待にすら応えてしまうような。
そんな期待を持たせてしまうイチローは
侍JAPANの中でも頭ひとつ抜け出ている
やはり超一流のスーパースターなのだろう。

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話のついでだ。
野球について話そう。

まさにWBCフィーバーである。
しかしこれはローカルフィーバーなのである。

野球がメジャースポーツである国は世界中のほんの一部。
競技人口はサッカーの足元にも及ばない。

2012年のロンドン五輪の正式種目から外された。
ロンドンにすれば当然の結論だろう。
逆の立場で言えばね。
ひとつの大会のためだけに、
日本に3万人収容のクリケット専用スタジアムを作りなさい。
そんなのやれるわけないよね。
オリンピック種目になるか否かは競技人口で決まると言っていい。
現段階で世界の中で野球は所詮ローカルスポーツである。

野球の国際化を進めなければならないのはもちろんのこと。
しかし、例えば南米、欧州、アフリカ。
これらの地域で野球をメジャーにするのは容易な道のりではない。

今回のWBCが世界中に放映されて、
超一流のプレー、野球の魅力を発信できればいい。
侍JAPANはそんな使命も背負っているのである。