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やって来ました~
『壱岐島オルレ 第三弾♫』
今回は壱岐島最高峰「岳の辻」登山と八幡半島を巡ります
お隣の対馬とは正反対で壱岐島は高低差の少ない比較的平らな島ですよね~
だけど、しま山100選に選ばれた山が1つだけあるんです
そう!壱岐島最高峰の「岳の辻」です
古代から烽火台(のろしだい)や遠見番所が設置された岳の辻
まずは、その頂(いただき)を目指します
※岳の辻展望台まで車で行くことができます。
旅の始まりは、今回も博多港(ベイサイドプレイス博多)から
九州郵船さんの高速船ヴィーナスに乗って郷ノ浦港へ向かいましたよ~
数か月ぶりに降り立った「郷ノ浦港」は、重い灰色の雲が頭上に乗っかっていて
夏のキラキラした壱岐島の景色を少しグレーアウトしてしまった感じ
それなのに夏の残りの暑さはじっとりとした湿気を含んで増しているようで
今回の登山の敵は間違いなくこの湿気
晴天の天気予報を信じて、雨具を準備してこなかったことに後悔しつつ・・・
島に吹く風を信じてオルレを始めますよ
港の正面に見える、白いアーチ「郷ノ浦大橋」を渡って岳の辻登山口を目指します
港から少し空に近づいたせいか、雨雲は橋の上を歩くFを狙っているように近づいてきます
この雲が海の方へ流れていくと、太陽は顔を見せてくれるはず
懇願するように雲を見つめ内陸へ進みます
雲行きを確認しながら道を進み、先日ご紹介した「オランダフーズ」さんを通り過ぎ、
「壱岐島オリーブ園」も通り過ぎます
道を進むにつれ、天気はどんどん回復し、雨雲はどこかへ
青空に薄っすらと白い雲が広がる空模様
光が戻った景色には、道端や畑の端に咲く可愛い花々が現れ、気持ちを穏やかにしてくれます
そんな花たちを写真に撮りながら、40分ほど歩くと、岳の辻の登り口に到着です
そばには「岳の辻登山口」バス停がありますよ
そして、岳の辻登山口を進むと、遊歩道の入り口を発見
※入口の標識はありません。
草木が道を隠していて薄暗い遊歩道の入り口
スタッフTの高校時代の甘酸っぱい思い出の道は今では誰も通らないけもの道に・・・(笑)
道を覆う草に虫が生息していないことを祈りながら、草を踏み、葉をよけ、倒れた木をまたぎ・・・
手軽な遊歩道のはずが、登山道より刺激的
ところどころでは、大きな蜘蛛の巣とその主が道を塞いでいて、
何度も立ち止り蜘蛛の巣とにらめっこ
こんなとき欠かすことができないアイテムが『うちわ』です
低山登山では必需品ですよね
理由その1:低山は標高が低く、風が通らないことがあるので暑いから
理由その2:アブなどの虫退治のため
ジメジメした今回のオルレにもうちわは大活躍で
そのうえ、蜘蛛の巣を切る道具にもなりました
道をふさいでいる片側の糸をうちわで切り、蜘蛛が動いて来ないことを確認して、空いた隙間を
独り言と奇声を上げながら歩き
やっと見えてきました~展望台が
(とはいえ、10分ほどの道のり)
奮闘した証(蜘蛛の糸)を腕から取り払い、
いざ「龍光大神(りゅうこうおおかみ)」へ
龍は空にのぼって雲をおこし、雨を降らすとされる動物
壱岐島で最も空に近いこの地に龍神様を祭ったのでしょうね~
そして、「岳の辻展望台」
壱岐島を一望できるこの場所は、古来から防衛の要所でした。
今では観光の名所です
歩いてきた郷ノ浦港、郷ノ浦大橋も望めますよ
展望台は強風が通り抜け、汗を吹き飛ばしてくれるようです
イスに座り、景色を眺め、お茶を飲み、しばしの休憩
まるで頂上に着いたかのような達成感と爽快感ですが、
ここは頂ではありません
重い腰を上げ、東側展望広場へ向かいます
頂は、東側展望広場の端
その証は草に覆われてひっそりとあります。
岳の辻の頂上が東側展望広場だと知ったのはこの旅を計画してから
壱岐島を訪れるみなさんにも、展望台と頂上の両方を楽しんでほしいですね
駐車場からは5分もかかりません
降り口は、展望台と東側展望広場の間にあるトイレ脇から
永田ダム側登り口へと続く遊歩道もけもの道
うちわを握りしめ、帽子を目深にかぶり戦闘態勢(笑)
でしたが、すぐに戦闘態勢を解き、トレッキングを楽しみましたよ
途中、不気味な動物の声が聞こえましたが・・・(笑)
そして下界へ
草木でできた自然のトンネルが出口のようです
旅の途中でも手軽に行ける島の登山
登山口から登山口までは1時間ほどです
登山口までは本数は少ないですが路線バスのバス停もあります
秋の壱岐島ではお手軽低山登山を楽しんでみてはいかがですか
次回は、『壱岐島オルレ 第3弾♪~玄海酒造さんの蔵見学~1日目②』です
※国土地理院の地図を編集しています。
岳の辻
壱岐市郷ノ浦町若松触398-1 他
※トイレ有り
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