つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

江戸風鈴売り

2020年09月04日 | 日記

                   懐かしい江戸風鈴売り(銀座中央通り)

銀座中央通りを散策していたら、珍しいものに出会った。江戸風鈴売りである。蒸し暑い日だったので、風鈴の音色にしばし涼風を感じてきた。

江戸の物売り声で有名な宮田章司師匠から聞いた話。いろいろの物売りが、いい声を出して呼びかけるが、風鈴売りだけは、声を出さない。
なぜか。風鈴はそこから発する音が立派に物売り声の役目を果たしている。なるほど。

その江戸風鈴を売っているおじさんの風情がまたとてもいい。江戸時代にタイムスリップしたようだった。
銀座を散策している人が、珍しいそうに江戸風鈴の所に吸い寄せられていた。

(9月4日記)


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