つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

宝塚歌劇の観劇

2008年12月14日 | 芸能
             宙組公演「パラダイスプリンス」(東京宝塚劇場)

荒井陽一さんの案内で東京宝塚劇場で公演中の宝塚歌劇を観劇した。
宝塚は5つの組がある。花組、月組、星組、雪組、宙組。
それぞれ組に所属する70~80名のグループで公演を続けている。

今回は宙組公演歌劇「パラダイスプリンス」とグランドレビュー「ダンシングフォー・ユー」。
男役トップの大和悠河、女役トップの陽月華
その他主な出演は、寿つかさ、鈴奈沙也、彩苑ゆき、蘭寿とむ、美風舞良、天羽珠紀、悠末ひろ、夏大海等々。
芸名がいかにも宝塚歌劇らしい。

東京宝塚劇場は、赤いじゅうたんで温かさをあらわす。中央階段の天井のシャンデリアが豪華さを表現している。
ロビーには宝塚生みの親である阪急の小林一三の銅像がある。
劇場は、3階と4階。観客の8割以上が女性客。

生オーケストラ演奏と照明のテクニックが素晴らしい。
歌劇「パラダイスプリンス」は、モダンアート界で活躍する、若き天才スチュアート(大和悠河)。彼には幼い頃から大切にしてきた大きな夢があった。ある日、その夢を実現させるため、期待と羨望を一身に集めたすべてを投げ捨て、アニメーションの世界に飛び込む。待っていたのは厳しい下積みの毎日。そんな時、アーティストを夢見るキャサリン(陽月華)と出会いスチュアートは愛と勇気を得たのだった。2人は互いの夢に向かって、てを取り歩き出す。

歌劇なので歌ありミュージカルありのショーが展開される。
さすが基礎鍛錬が出来ていて声量が素晴らしい。

グランド・レビュー「ダンシングフォー・ユー」は、ステージ全体を大道具と電飾を駆使して華やかに演出されている。
次から次へと繰り出されていく音楽と踊り。衣装の着替えも大変なことであろう。
多い時には70名の出演者がステージいっぱいに踊り唄う。
ラインダンスの一致した動きは圧巻である。
ラストは、25段の階段を上から次から次へと降りてくる。
本当に華やかな宝塚のレビューであり、女性客が引き付けられる要素が理解できる。
ここまで築き上げて継続して公演していることはひとつの文化の確立といえよう。

(12月14日記)


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