つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

幕末映画祭

2020年07月10日 | 芸能

                     新選組・近藤勇

3か月ぶりに再開した池袋の映画館・新文芸坐では「風雲急を告げる!幕末映画祭」を開催中です。従来は4月に公開予定のプログラムでしたが、コロナウイルスの関係で延期されたものです。
入館するときに検温と手の消毒をします。客席は一つ置きに使用不可のテープが張っております。休憩時間は換気のため30分とっていて、その間スタッフが椅子の消毒作業をしておりました。
「壮烈新選組 幕末の動乱」は1960年作品。東映の黄金時代でオールスター出演。近藤勇を片岡千恵蔵が演じており、その他に若山富三郎、黒川弥太郎、月形龍之介、大川橋蔵、山形勲、大友柳太朗、高田幸吉、千原しのぶ、大川恵子などそうそうたるメンバーです。出てくる出演者が主役をはれる俳優ばかりです。昭和の映画の醍醐味を満喫してきました。
「新選組血風録 近藤勇」は1963年作品。市川歌右衛門が近藤勇役で出演。木村功、加藤武、佐藤慶、阿部徹、品川隆二、徳大寺伸、長谷川裕見子、北条きく子など演技のうまいベテラン俳優の出演です。
二本とも150年ほど前の京都で起きた池田屋騒動などの活劇や新選組の組織内の葛藤を表現しておりますが、俳優陣の殺陣のうまさが光ります。そして東映映画のロケやセット、そして出演者数の多くて豪華なことは映画黄金時代の宝であると思います。

(7月10日記)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「イケバス」の再運行 | トップ | 新国劇の映画 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。