つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

松の廊下から泉岳寺まで(1)

2008年12月08日 | 名所
                  松の大廊下跡(皇居東御苑)

12月といえば、赤穂義士が有名である。14日には義士祭が行われる。
江戸城の刃傷松の廊下跡から四十七士の墓地のある高輪の泉岳寺まで大学の同窓生の良き仲間たちと名所史跡を辿ってみた。
天気に恵まれ、風の無いとても暖かな一日であった。

平川門に集合。友人である宮内庁職員の鈴木さんに皇居の案内を頼んでおいた。
平川門から梅林坂を上り、書稜部の建物があった。皇室の関係書物と皇室の御陵の資料を管理してあるところ。
天守台からは北の丸が一望でき展望は素晴らしい。
東御苑の一角に「松の大廊下跡」の石碑がある。江戸城の本丸御殿の中でも絢爛豪華な場所であった。
資料によると、奥から7番目の柱のところで浅野内匠頭は脇差を抜いて吉良上野介に切り付けた。とある。
江戸城は何回も火災に遭遇しており、今は昔の建物はほとんど無い。

一般の人は入ることの出来ない天皇陛下の住んでいる吹上地区に案内された。
東御苑から乾濠と蓮池濠の間にある西はね橋を通って入る。
乾門に続く道の紅葉はとてもきれいであった。
道灌掘、紅葉山、御局、宮内庁管理部、唯一現存している富士見櫓、元枢密院、皇宮警察、済学館などを見ることが出来貴重な体験をした。
その後、二の丸庭園、都道府県の木、尚蔵館を回り大手門から出た。

(12月8日記)


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