つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

神田明神前のあま酒「天野屋さん」

2024年03月20日 | 飲食店
 神田明神前のあま酒茶屋

 神田明神に行ったときに、明神前のあま酒の天野屋さんへ立ち寄りました。
あま酒を提供している喫茶店が入口から内部まで江戸時代を思わせる風情がありとても好きな場所です。店内は、家族連れの人が温かいあま酒を美味しそうに飲んでおりました。店内に飾ってある古時計や骨董品も落ち着かせてくれます。店内から見える庭も風情があります。

 明神甘酒
 甘酒は遠い昔からのものですが、文献に現れたのは、応神天皇が吉野に行幸されたとき醴酒(こざけ)を献上したのが、最初とされています。その醴酒が『甘酒』となったのは、慶長の始め頃のことです。やがて甘酒は、江戸市民の日常生活に欠かすことのできない、唯一の《甘味源》となりました。江戸に散在する甘酒屋に対する人々の評判はつのるばかりで「富士山に肩を並べる甘酒屋」と句に詠まれるほどでした。

 「明神甘酒」は、当店の地下6mの天然の創業当時からの土室(むろ)より作り出される糀(米かうぢ)をもとに、さらに手を加えて生成し熟成を待って作り上げられたものです。「明神甘酒」は“生きている自然の甘味”です。

 天野屋さんの糀土室には何回か入室する体験をしました。室温は一年中ほぼ一定に保たれていることが不思議でした。マスコミもよく取材をしております。




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