つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京国際大学サッカー部の活躍(1)

2010年09月08日 | スポーツ
        浦和レッズ戦に挑む東京国際大学サッカー部員(足立尚陽氏撮影)

東京国際大学サッカー部(前田秀樹監督)が、天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場した。
埼玉県大会で優勝して、全国大会に出場した。
一回戦は、栃木ウーヴァFCに3対1で快勝して、二回戦に進んだ。
二回戦は、さいたま市浦和駒場スタジアムにおいてJ1リーグの浦和レッズが対戦相手。
東京国際大学は、中一日だけの休養で試合に挑んだ。
結果は0対7で敗れた。

東京国際大学の金子勝名誉教授から観戦記が送られてきました。
2回に分けて掲載いたします。

(その1)
9月5日、この日も猛暑日でした。背中から暑い陽射しを浴びながら、浦和在住でレッ
ズの熱烈なファンである友人のと肩を並べながら、ルーテル学院高校と山梨学院附属
高校の試合を観に行った時と同じ道を、「駒場グラウンド」に向かいました。
同じくグラウンドに向かう若者たちに追い抜かれながら40分近くを要しました(若い時には
20分ほどしか要しない距離なのですが)。

前日、この友人がメインスタンドのSA席のチケットを確保してくれていました。
彼の気遣いはさすがで、東京国際大学の応援席に近く、また、西に傾きかけた陽射しの陰
になる絶好の席でした。
バックスタンドに陣取ったレッズファンたちは、日没まで西日を一杯に浴びていました。

J1の強豪チームとどこまで戦えるか興味と期待をもって観戦しましたが、J1の壁は厚く高かった。結果は、7対0の完敗に終わりました。
せめて浦和レッズから1点を取って欲しかった。
観戦中に、友人も、浦和レッズのファンであるにもかかわらず、「どんな形でもいいから1点取れれば選手たちも満足できるのだが」と応援してくれていましたが、残念ながら無得点で終了のホイッスルを聴くことになりました。

試合が終わっても私の友人はすぐにスタンドを去ることを許してくれませんでした。
スタンドのレッズファンたちの試合終了後の儀式を観てゆけとのお達しでした。
行儀の悪いファンたちと聞かされていましたが、旗を振りながら整然とレッズの歌の斉唱
がグラウンド一杯に響き渡りました。
勝っても負けてもこの儀式は変わらないそうです。
今日はイギリスのチームに移籍する阿部選手を送るセレモニーが通常外の儀式として加わりました。
ファンというものは、ピッチでプレーする選手たちにとってはありがたいものです。
東京国際大学の応援席は、ほとんどがピッチにたてないサッカー部員と大学関係者(0Bや職員)でしたが、若いサッカー部員たちが大勢のレッズファンに怖じることなく声をそろえて選手たちに声援を送っていました。(つづく)
コメント (1)
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