つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

アルヴァル ヒューゴソンさんについて

2022年02月09日 | 躰道
 アルヴァル ヒューゴソンさんとは親しい躰道仲間です。躰道は七段教士を取得しており、日本躰道協会の国際局長、審判局長の要職に就いて活動しています。全日本躰道選手権大会の会場では真っ先に挨拶に来てくれる方です。

 スウェーデン出身で青森県の弘前大学を卒業していてとても日本文化と歴史に精通した人です。弘前をこよなく愛しています。せきばクリニックのクリスマスパーティーに参加していましたので久し振りにゆっくりとお話ができました。

 躰道創始者・祝嶺正献最高師範の指導された理念を学習することの意義について熱く語っておりました。今後も情報を交換しながら若い躰道指導者たちに伝承していくことを誓い合いました。
(2016年12月20日記)






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日本躰道協会設立記念日

2022年01月23日 | 躰道
 1月23日は日本躰道協会の設立記念日です。

 躰道の創始者であります祝嶺正献最高師範が「躰道」を21世紀への武道として社会へ公表をして旗揚げをしましたのが昭和40年(1965年)1月23日です。もう58年が経過しております。 

 当初は祝嶺正献最高師範が印可した師範資格者で組織する師範協議会がありました。組織の普及、指導者の育成、全日本大会開催等は師範協議会の協力のもとに運営されておりました。

 全日本大会の前日には全国から集まった師範の人たちの師範総会が開催されており、躰道の理念の徹底と師範達の親睦が図られて盛り上がっていました。
 大会当日は師範達が率先して呼び掛けた多くの知人や友人たちが大会会場に来場して全日本躰道選手権大会を観覧しておりました。会場の東京体育館(千駄ヶ谷駅前)には7千人の観客が集めたこともありました。

 祝嶺正献最高師範は大会開催の意義として「一般の人たちに会場に来てもらい、躰道の競技を観覧してもらうことが一番躰道の広報になり最も大切なことです」と常日頃話していました。師範の資格のある人達は観客動員に奔走しておりました。

 大会のプログラムは早くから準備をして広報活動の一環として躰道の説明が網羅された資料を持って関係者に配布して観覧を呼び掛けておりました。  
 報道関係者やマスコミにも案内をしておりましたので、大会当日の取材も多く各紙に全日本躰道選手権大会の模様が掲載されていました。

 祝嶺正献最高師範が亡くなって20年が経過しております。
 現在、若い指導者の中にも積極的に躰道を広報している方もおります。素晴らしいことです。
 躰道をもっと社会に認知されるには、観客の集まる大会運営の方策も考慮していく必要があります。そうでないと競技進行だけの大会となってしまいます。

 躰道五条訓による理念の基に、出場する選手たちのためにも観覧する人たちのためにも躰道の資料は必要でしょう。
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スウェーデンからのチョコレート

2022年01月22日 | 躰道
 郵便屋さんが届けてくれた郵送品はスウェーデンからのものでした。以前、日本で躰道を修練しながら日本の文化についての研究をしていたラースラルムさん(躰道5段教士)と奥様の菊子さんから、新年の挨拶はがきと美味しいチョコレートでした。

 HAPPY NEW YEARと記された手紙には、「池内先生 明けましておめでとうございます。お元気でいらっしゃいますか? コロナ禍が収まって、またお会い出来る日が来ることを楽しみにしております。またいつか躰道について語り合いたいですね。その日を楽しみにしております。少しですが私たちのお気に入りのチョコレートを同封します。 Lars & 菊子」

 なんと有難いことかとても嬉しくなりました。躰道を修練した時にはよく懇談をして交流を深めていました。以前、池袋でお二人に遭遇した時の模様を記したブログ「つれづれなるままに」を添付してお礼のメールを送付しました。年月も経過して遠くの国へ行かれたラースラルムさんの便りには本当に感謝しました。
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(思い出)藤丸英雄師範のこと

2022年01月14日 | 躰道
 藤丸英雄師範

 1月23日は、躰道の創設記念日であります。1965年(昭和40年)1月23日に躰道は誕生しました。その中に私が尊敬している躰道の指導者であります藤丸英雄師範がおります。祝嶺正献最高師範の直径のお弟子さんとなります。私にも優しく指導をしてくれました。

 私が20歳の成人式の当日は、躰道の合同練習日でした。豊島区の成人式記念式典に出席することもなく、千鳥ヶ淵で開催された躰道の合同練習に参加しました。堤の坂を利用しての腹筋運動を基礎体力の練習としてスタートしてから4時間に亘る充実した練習でした。

 祝嶺正献最高師範からは、躰道を指導するときの心構えと術技訓練を受けました。藤丸英雄師範からは、四方鍛錬、七段変化攻防の指導を受けたことを覚えております。綺麗な和服姿に着飾った成人式を迎えた女性が堤の下の道路を歩いていく姿が見えます。

 藤丸英雄師範は、早稲田大学の英文学部の出身で、学生当時から祝嶺正献最高師範から直接指導を受けておりました。その後、英語力を生かしてワシントンハイツで外国人の指導を試みたり、中野道場や二松学舎大学躰道部の初代監督として尽力させた功績は多大であります。故郷である愛知県小牧市に帰郷すると地元で躰道の道場を開設して多くの会員を育成してきました。

いつも明るく対応してくれる藤丸英雄師範。全国範士大会の会場で再会して、楽しく歓談をしました。(2008年1月23日記)


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八木政明師範について

2022年01月05日 | 躰道
八木政明師範

 北海道札幌市在住の躰道の八木政明師範が上京した折、久し振りにお会いして親交を深めました。八木師範(躰道6段教士)は、全日本躰道選手権大会に北海道(北海道大学躰道部員)の選手が多数出場するので応援に駆けつけたものです。前日に開催された日本躰道協会理事会にも北海道選出の理事として参加しました。会議終了後、築地の宿泊ホテルの近くのすし屋で深夜になるまで懇談しました。

 八木政明師範は、沖縄県出身で躰道の創始者の祝嶺正献最高師範とは親戚関係にある人です。東京医科歯科大学で歯学部に入学したときに躰道部の前身である玄制流空手道部に入部して鍛錬に励んでいました。八木師範は、空手の型が得意で競技大会では、いつも優勝および入賞していました。大学の合同合宿では直接玄制流の型を指導して貰ったことがあります。

 大学卒業後、北海道大学歯学部の教員となって教鞭に務めました。北海道大学の躰道部設立には越川博師範(東京医科歯科大卒)とともに尽力していました。北海道大学躰道部の監督から部長職を担当して学生たちを指導してクラブを大きくしてきました。札幌市内で歯科医院を開業しています。

 とてもカメラを愛用する方で、いつもかばんの中に入れて行動しております。上京して祝嶺正献最高師範と会うときは、必ず一緒の写真を撮っておりました。写真の整理をすることが得意な人です。趣味として海中ダイビングにトライしています。故郷の沖縄の海にもぐり、海がめと遭遇してその神秘さに感動したようです。また人の話の内容を真剣に聞く素晴らしい紳士であります。

 札幌を訪問した時にも、忙しい時でも必ず時間を取って会ってくれ情報交換をするなど交流を深めました。北海道大学に躰道の指導に出向いた時や、北海道躰道優勝大会の審判で訪問した時にも、その後の懇親会で楽しい話題に盛り上がったことを思い出します。 センチュリーロイヤルホテルの回転展望サロンで語り合ったことは良き思い出となっております。

 全日本躰道選手権大会では、北海道大学の選手に熱い声援を送っている姿がとても印象に残ります。隣席で一日中試合を観戦して楽しいひとときを八木政明師範と過ごすことができました。(2008年12月11日記)


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躰道創始者・祝嶺正献最高師範のお墓参り

2021年11月27日 | 躰道
 躰道創始者である祝嶺正献最高師範の命日(11月26日)にお墓参りに行ってきました。伊東駅には長女の齋藤育代さんが出迎えてくれました。お墓の右には戦時中海軍に所属した時の「死生観」(辞世の句)、左には「躰道五条訓」が掲示されています。

    祝嶺正献先生は20年前に76歳の時に亡くなりました。その2日前には東京武道館で開催された「全日本躰道選手権大会」の開会式では、全国から参加した選手たちに対して力強く温かさに溢れるメッセージを発しておりました。

     1965年(昭和40年)1月23日、21世紀への三次元の武道「躰道」を創始して社会に発表してから36年目のことでした。2001年には出身地の沖縄県で「世界躰道選手権大会 」と「国際躰道親善優勝大会」を 開催出来た時はとても喜んでおりました。

   今では、祝嶺正献先生から直接指導を受けた会員も数少なくなっております。毎年、命日にお墓参りをして、躰道の現況を報告できることは弟子として当然であると思い、参拝の為に伊東へ行っております。

    高台にあるお墓から見える伊東の港と相模湾の展望が快晴の天気に映えてとても素晴らしかったです。
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ラース夫妻とバッタリ再会

2021年11月12日 | 躰道
ラースラルム氏と奥さんの菊子さん(池袋にて)

 それは全くの偶然でありました。日本で躰道を学び、その後イギリスのオックスフォード大学で教鞭をとりながら躰道を指導しているラースラルムさん。宮城県で躰道を指導している志摩制基先生や丹野喜美男さん、永久保陽子さんらは、2006年にイギリスのラースさんのところに訪れております。キャンパスの芝生がとてもきれいであると話しておりました。

 ラースさんからは時々メールを戴いております。家の近くを歩いていると、ラースラルム・菊子夫妻が前方から近づいてきました。ラースさんとよく似た人だが、彼はイギリスに在住しているので日本にいるはずがない。と思いつつ二人を見ていましたら、先方も私に気がついて「あっ、池内先生!」と大きな声で叫んで握手をしました。

 ラースさんは、今は母国スウェーデンのLUND大学の教授になっているとの事。日本に教材となる参考文献を調達する為に、奥さんの母国の日本に来たという。ラースさんの来日は全く知らなかったので、池袋の街で偶然会ったことにビックリしました。

 ラースさんは日本に滞在中には、一生懸命に躰道を学んでおりました。5段教士の資格も取得しております。よくいろいろのことを質問されました。とても礼儀正しい人であり日本の文化をよく心得ている人です。遠方にいる懐かしい人と遭遇するなどいいことがありそうな予感がします。(2008年)


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金子智一選手に「最高師範杯」

2021年09月21日 | 躰道
 第30回全国社会人躰道優勝大会が2年振りに開催されたので東京武道館へ観覧に行きました。コロナ禍のため感染防止対策については大会運営関係者はかなり気を使っていました。
 武道館の入り口では検温と手の消毒を行います。大会会場には競技種目に出場する選手のみが入り、出場待ちの選手たちは第二武道場で練習をしながら待機していて出場種目の開始を待っています。会場にはいたるところに消毒液が配置されており、また競技が終了するたびに試合場の畳の上を消毒して清掃しています。このような中で競技進行を行うのは初めての試みです。
 競技中も選手はマスクを着用しているのでとてもやりにくそうです。その中で中堅組の選手の活躍が目立ち優勝メダルを獲得していました。金子智一選手(男子実戦競技)。名倉崇広選手(男子法形競技)。山際真穂選手(女子実戦競技)。稲見安希子選手(女子法形競技)。表彰式ではメダルを受け取り自分で首に掛ける方式となります。今大会の出場選手はコロナ禍のために遠方からの参加が少なく例年のような社会人優勝大会の盛り上がりに欠けていました。
 全国社会人躰道優勝大会のみに贈呈される「最高師範杯」は、金子智一選手に贈呈されました。その他の三賞は、殊勲賞に山際真穂選手。敢闘賞に稲見安希子選手、技能賞に名倉崇広選手が受賞しました。
 コロナが早く収束して、多くの選手が出場出来て通常の全国社会人躰道優勝大会が出来ることを願っております。

(9月21日記)

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小西愛さんについて

2021年08月12日 | 躰道
 小西愛選手の「陰の法形」

 躰道の法形を鍛錬するなかで、男性用の「体の法形」と女性用の「陰の法形」が分れている。男性用法形は、力強さと豪快さを表現するが、女性用法形は、女性の特徴を表現するために線の美しさと美的要素を重視している。手技において、男性は拳を握って正拳突きをするのに対して、女性は抜き手差しを用いて演武を行う。

 小西愛選手は、和歌山県所属で子供の頃から躰道の修練を続けています。躰道の世界選手権大会、全日本選手権大会では、常に優勝及び上位入賞の実績の持ち主です。全国社会人大会では最高師範杯も獲得しています。和歌山県のスポーツ功労賞で表彰もされています。

 現在は、後進の会員を熱心に指導しており、全日本選手権大会や全国学生大会で優勝する選手も育てています。祝嶺正献最高師範は、小西愛選手の躰道に取り組む姿勢と法形演武に対してとても高い評価をしておりました。
(2007年5月3日)


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躰道の金メダル

2021年08月11日 | 躰道
 東京五輪が終了したので、躰道の大会出場の思い出をコメントします。
 学生時代には1967年(昭和42年)に開催された第1回全日本選手権大会、第1回全国学生優勝大会から試合には出場をしておりました。卒業後は指導者となり大会では審判を担当していました。壮年期である40歳代から試合に出場をすることを再開して10年ほど、躰道の各種大会に出場してきました。全日本選手権大会、全国社会人優勝大会、国際躰道優勝大会、日米親善大会などに多く参加しました。大会に出場できる環境にも恵まれて、そこで体験できたことは世界の躰道仲間との交流も広がり多くの財産となって蓄積されていきました。
 祝嶺正献最高師範が考案した呼吸法を取り入れた鍛錬形を主体とした「勢命の法形」「活命の法形」「延命の法形」で競技に臨みました。大会に出場するためには多くの時間を稽古にあて仲間たちと汗を流して精進してきました。その結果、優勝もして金メダルも多く獲得しました。「努力は裏切らない!」を実感した人生の良き時代でした。
 学生時代から継続してきた躰道を、壮年期においても各種大会に出場をすることに喜びを感じて楽しんでいた頃でした。社会人大会では最優秀選手賞となる「最高師範杯」を4回獲得したことが記録に残っております。

(8月11日記)
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川内康範氏の死去に想う

2021年08月02日 | 躰道
 (思い出)川内康範さん死去(読売新聞)

 テレビ番組「月光仮面」の原作や、ヒット曲「誰よりも君を愛す」「おふくろさん」などの作詞で知られる川内康範氏 が、入院先の青森県八戸市内の病院で亡くなった。88歳だった。
 多くの脚本を手がけ、1958年から放送された「月光仮面」の原作者として一躍有名になった。作詞家としても活躍。60年の日本レコード大賞を受賞した松尾和子さんの「誰よりも君を愛す」や、森進一さんの「花と蝶」「おふくろさん」、青江三奈さんの「恍惚(こうこつ)のブルース」など、数多くのヒットを放った。
 また、2006年のNHK紅白歌合戦で、森さんが「おふくろさん」の本歌にない歌詞を加えて歌ったことに反発。日本音楽著作権協会に対し、「作者の意図に反する無断改変に当たる」と通知した。森さんがこの曲を歌うことを自粛するなど、著作権問題に一石を投じる騒ぎになった。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇
 川内康範氏は、昭和42年11月19日に開催された「第1回全日本躰道選手権大会」のときに、躰道の特別演武を披露してくれた。私は大学生であり、この大会に選手として出場していた。川内康範氏は48歳の時。躰道の袴姿がとても凛々しかった。背の高い金井師範を相手に、斜状蹴りや海老蹴りなどを繰り出して制していく川内康範氏の演武が鮮明に想い出される。歌手の青江三奈さんも会場に来て、祝嶺正献最高師範に花束を贈呈していた。

 川内康範氏は、躰道に対して、理念が素晴らしい武道であるといつもバックアップをしてくれた。躰道の新年会や師範会などにも積極的に出席して、指導者達に武道の心構えや日本の将来等についてのスピーチをしていた。

 大学の後輩で八戸市会議員となっている坂本眞将氏は、川内氏からの要請で三沢の自宅まで赴き気功治療を行っていた。ということを聞いたことがある。
森進一のおふくろさん問題も、川内康範氏ならはっきりともの言う人であると予測できた。川内康範氏のように、「おかしいことをおかしい」とはっきり言う人が、今の世の中では少ないようだ。(2008年4月8日)





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佐渡山安恒師範

2021年05月19日 | 躰道

 佐渡山安恒師範と祝嶺正献先生

 「おぅ、春範(しゅんぱん)ではないか!」と佐渡山安恒師範は祝嶺正献先生へ呼びかけました。祝嶺正献最高師範の本名は祝嶺春範です。昭和48年4月4日、躰道創始者・祝嶺正献最高師範に同行して沖縄へ行った時のことです。祝嶺正献先生が5歳の時から空手を習った先生が佐渡山安恒師範です。恩師を訪れたところは沖縄県恩納村熱田の佐渡山安恒師範の自宅です。何十年ぶりの再会です。その時、佐渡山安恒師範は83歳で祝嶺正献先生は47歳でした。

 今「躰道」のある原点が、祝嶺正献先生が佐渡山安恒師範に空手の指導を受けたことにあります。その後、祝嶺正献先生は空手を修練して玄制流空手道を創始して普及してきました。そして昭和40年1月23日に空手を発展させた21世紀への武道「躰道」を創始して社会に発表しました。現在世界中の多くの人たちが躰道を修練しております。その原点となる佐渡山安恒師範にお会いできたことをいつまでも記憶に残っております。

 その時の佐渡山安恒師範の眼光は武道家の目でありました。教え子である祝嶺正献先生を見て懐かしさが瞬時に昔の指導教授した時のことを思い出されたようです。お二人の貴重な写真を撮ることが出来ました。躰道創始者・祝嶺正献最高師範から直接指導を受けた方で思い出等をお知らせください。祝嶺正献最高師範の人柄やエピソードを現在躰道を学んでいる若い人たちへ繋いでいきたいと考えております。

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(記録)第1回全日本躰道選手権大会プログラム

2021年05月16日 | 躰道

 第1回全日本躰道選手権大会のプログラム

 この写真は、第1回全日本躰道選手権大会のプログラムの表紙を飾ったものです。東京国際大学躰道部の創設者である同期の原透氏と演武をした時のものです。大学3年の時、祝嶺正献最高師範が大学に直接指導に来られた時に、最高師範自らカメラを取り出して写真を撮影したものです。
 上空に飛び上がり運体飛燕蹴り突きの技を演じているところの写真であります。
シャッターチャンスもよく、この写真は祝嶺正献最高師範も大変気に入って、第一回全日本躰道選手権大会のプログラムの表紙と大会ポスターに掲載されたものです。
 昭和42年(1967年)11月19日(日)は、町田市民体育館で第一回全日本躰道選手権大会が開催された記念日です。当日は冷たい雨が降っていました。プログラムの中の特別演武では作家の川内康範氏が躰道の攻防演武を披露していました。



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神奈川県躰道競技会反省会

2021年04月30日 | 躰道
    反省会でスピーチする石井徹実行委員長

    神奈川県躰道競技会終了後、新横浜のお店で大会の慰労会も兼ねた「反省会」が開かれた。
最初は石井徹実行委員長よりスピーチがあった。
「今競技会は千葉健志先生が中心となり準備を進めてくれました。当日の進行スタッフもよく自分たちの担当を遂行していただき感謝しております。時間も予定通りに終了でき良かったです。ネットで競技会の模様を動画配信をしたところ全国各地から5000アクセスがあったとは凄いことです。福長寛之さんのお陰であると喜んでおります。
   今回、池内和彦八段範士を招聘して観覧してもらいました。なぜかと言うと、池内先生は、神奈川県躰道協会の初代理事長でもあったのです。また東海大学躰道部の監督として学生達を指導していたこともありました。横浜道場にも足を運んで教えてくれました。だから皆に紹介をしたくてお呼びしました」

    反省会の参加者は40名ほどであったが、競技会に関しての感想や意見と自己紹介を述べていた。これは躰道の社会におけるプロセスとして、思考、判断、方法、結果、反省との教えがある。
    祝嶺正献最高師範は、「一つの行動を行ったら必ず反省することをしなさい」と諭していました。大会などの反省会では、いつも一人ずつのスピーチに真剣に耳を傾けて聴いていましその人がどのような考えと心を持っているかを観察してもいたのです。
    五条訓のはじめは「心」から始まります。「技」は最後である意味が分かりますか。どんなに実技の上手い人より、心の豊かな人を評価していました。

    最後は、日頃から指導者として尽力している千葉健志先生の話題となりました。躰道の創始者である祝嶺正献最高師範が亡くなってから7年が経過していて、現在の会員たちで祝嶺正献最高師範を知らない人たちが大半を占めるようになってきました。その人たちにとっては祝嶺正献最高師範は伝説の人となっているのです。
    横浜市の躰道がたくさんの会員を育成してきた大きな要因は、千葉健志先生の尽力によることが認められております。指導力豊かな実力と優しい心の持ち主である千葉健志先生は、祝嶺正献最高師範の理念をいつも持って行動をしております。その先生への感謝をもって反省会はお開きとなりました。(2008年3月19日)

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山本清隆師範について

2021年03月23日 | 躰道
 山本清隆師範(躰道八段範士)が藤丸英雄師範の経営している小牧市の喫茶店「エンペラー」に来店してくれました。現在3カ所で指導を継続している愛知県の躰道の模様を詳しく話してくれました。世界選手権大会、全日本選手権大会、全国少年少女優勝大会で入賞する選手たちを多く育成をして実績も積み重ねています。
 今年の全日本選手権大会に出場した愛知県選手は、実戦競技では油井陽選手は2位、団体戦は3位、女子の部では平山愛子選手が3位に入賞と立派な成績を挙げております。法形競技出場の佐々木秀彰選手、壮年法形競技に出場の浅岡宏選手も毎回出場をして頑張っています。

 山本清隆師範は、大学で教職課程を取得して小牧市の中学校の英語教諭として赴任をした時に、街に掲示してあった躰道の会員募集のポスターを見て藤丸英雄師範の小牧道場へ入門をしました。その時のポスターは祝嶺正献最高師範が撮影してくれた私の飛燕突きの術技の写真であったと話してくれました。
 山本清隆師範は「躰道創始者・祝嶺正献最高師範を通して思い出すこと」と綴った資料を書いて持参して渡してくれました。祝嶺正献最高師範が愛知県の演武会や審査会に来てくれたことの模様が詳しく記述されておりました。また、厳しさについては今でも参加した人の語り草となっている静岡県清水で開催された「指導者合宿研修会」の模様や「躰道概論」の挿絵は山本師範の門弟である美術学校の先生が描いて祝嶺正献最高師範にはとても満足をしてもらったエピソードなどが掲載されていました。
 その後、小牧市で話題のお店「めりけん堂」の具だくさんのジャーマンスパゲッテイをご馳走になりました。子宝の恵まれるご利益のあるとテレビで報道される奇祭の行われる田縣神社、そして国宝犬山城を案内してもらいました。(2017年12月13日)

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