昨夜のNHKニュース9をみた人も多かったことかと思う。
七月に行われた参議院選挙の開票結果で、香川県高松市の投票所での珍事?
比例代表選出の参議院議員の衛藤晟一氏の得票数が高松市だけがゼロ票だった。
高松市の自民党支持団体も「衛藤氏に投票した」と証言している。
高松市は今回から自動読み取り機を導入:ムサシの開票マシンの映像を流していた。
ゼロ票の謎に迫る! http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/?date=130829_1
7月に行われた参議院選挙。全国で20万票あまりを獲得して比例代表で当選した自民党議員の得票数が、ある開票所では、ゼロという結果でした。「わたしは確かに投票した」という支援者もいて、少し面倒な事態になっています。
衛藤氏:ゼロなんてあり得るはずがない。とにかくびっくりした。いったいどうなっているんだろう。
比例で全国で20万票を越え、2回目の当選を果たした衛藤氏だが、香川県高松市の票はゼロでした。
衛藤さんに間違いなく投票したという支援者らは、開票のやり直しを求める抗議文を高松市の選挙管理委員会に提出。
今回の投票結果票は任期が満了する6年後の選挙(参院選)まで高松市役所の地下の倉庫で保管される。
高松市の選挙管理委員会は、ゼロだったことに関して言われても今回の選挙の開票はもう確定しているので、市の選管独自の判断で例えば、再点検することはできませんので・・・開票をやり直しても当選者は変わらない。制度上やり直しはできない。
大越キャスター:
総務省の見解では、当選した衛藤さん側からの要求によって開票をやり直すということは制度上できないという見解だそうです。ただ、衛藤議員や支持者だけでなく、ニッポンの選挙は正確だと信頼してきた多くの有権者にとっても、なんとも後味の悪いものとなっています。
NHKニュース9の大越キャスターの最後のコメントは、久々に(苦笑)にまともなコメントだった。
もし、高松市選挙管理委員会が同じ自動読み取り機(ムサシ開票マシン)を使って、開票の読み取りをやり直した場合、次の二通りが考えられる。
(1)当然、同じ結果(高松市の衛藤票はゼロ)になるはず、
(2)異なる結果になった場合。
(1)の結果が出た場合、この自動読み取り機はおかしい・・・衛藤氏の票がゼロになるよう不正が施されていたことになる。
(2)当初の開票結果と異なる結果になった場合、この自動読み取り機は不正が施されているか、もしくはこの自動開票読み取り機は信頼できない(使い物にならない)ということになる。
機械のやることに間違いはないだろう、しかしプログラムに不正が施されていたとすれば、機械は不正に従った結果を出す。やはり、ムサシの票自動読み取り機はおかしい。
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