いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

毒饅頭・・・

2010-05-06 18:29:59 | 日記

明け烏:

 この言葉を聞いたときには笑った。ことに野中広務氏があの顔で吐き捨てるように言ったのが最初だったから、大いにピリリが効いて余計におかしかった。ごく幼い頃に野犬狩りのためにこれが使われているということを、ちらりと聞いて以来、久しく記憶から離れていた言葉である。
 それにしても官房機密費から直送の「毒饅頭」をそのまま食っていた政治評論家・マスコミ関係者・テレビタレントがかなりの数にのぼるのには吃驚した。受け取っていたこと自体ではなく無用心にこれを直接、懐に入れていたことへの驚きである。

 さすがの私も彼らは築地から汐留に移った例の広告会社経由で受け取るくらいの慎重さや思慮分別はあるものと考えていたので、秘かにこれを「電気饅頭」と呼んでいたのである。これを食べると痺れてしまうというのと、当該広告会社の最初の文字の掛詞から名付けてみたわけだ。
 その昔、飲むと舌が痺れてしまうので、「電気ブランディー」、略称を「電ブラ」という酒があったということだ。

いかりや:

「毒饅頭」に、「電気饅頭」ですか? これはもしかして「デンツー饅頭」のこと?この饅頭は舌が痺れるというより、頭(脳)が痺れてお金に麻痺するようになるらしい。

 田原総一郎氏が、野中広務氏の官邸毒饅頭を拒否したという話は、「官邸の毒饅頭を受け取らなかった ただ一人のジャーナリスト…」として光栄にも(苦笑)名前があがっています。田原氏は、これに対して「ツィッター」で、「カネは返した・・・」「断るのに苦労した・・・」(山崎氏のブログ)等と言ったという。
 しかし、そもそも野中氏が田原氏に饅頭を渡そうとしたこと自体が、それまでの饅頭配給リストに名前があったからこそ、渡そうとしたのではないでしょうか。
又、デンツーと田原氏のゆるぎない(笑)関係は知る人ぞ知る間柄^^

 話変わって、毒饅頭を食べた身近な人の話です。
連休も終わりました。さっそく散髪屋にいきました。年から年中連休のわてらにとっては直接関係ありませんが、連休あけの本日なら、さぞかし激安散髪店もすいていることだろうと思って出かけました。
ところが、本日はいつも専属のように散髪してくれる店長がいませんでした。
 副店長に聞いたら、「店長は夜逃げした、行き先も不明」だという。よくよく聞いてみたら、「店長は夜遊び上手で、友人知人らに多額?の借金があったのでとんずらこいた」という。普段は散髪しながら、政治談義や人生の機微に触れる話をしていたけれど、人はみかけによらぬもの・・・。どうやら店長と言っても雇われ店長で、実は名ばかり店長、「挟み一丁の渡世人」明日はどこかの街でまたチョキチョキしているのかも。

Drジョー:

いかりやさんと話の合う、ちょっとインテリ風の店長さんが実は借金するほどの遊び人だったわけですか。
人は見かけによらず、人生何が起こるか分からないもの。

 子供時代の娘をかわいがってくれたご近所の上品な初老のご夫妻が、ご主人の借金(仕事がらみ?)のかたに土地を取り上げられ、一夜にして姿を消す場面に遭遇したことがあります。

 やくざ風の地上げ屋が大声で騒ぎながら、ご夫妻の家の扉をこじ開け、パトカーが出動する騒ぎに・・・警官に尋ねると、「土地の権利書を見せられたのでどうしようもないんですよ」
 やがて帰宅した奥さんが地上げ屋に声をかけられて共に家の中に入り、土地の権利がなくなっていることを伝えられた模様で、その日以来姿を見かけなくなりました。

 優しく声をかけてくれるおばさんだったのに・・・と、鍵っ子をさせていた当時小学生の娘が寂しそうでした。
「たとえ親戚・兄弟の間でも借金は禁物」、よく耳にしたものです。

いかりや:

身につまされる話ですね。金 かね かねの世の中、あの泣く子も黙る検察さんも、裏金で脳性麻痺に陥っているらしい。



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1 コメント

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馬脚をあらわす・・・ (明け烏)
2010-05-08 19:53:25
宮崎県で、牛、豚を59000頭処分するという危機的状況となっています。
民主党、マスコミが動きません。
報道規制がしかれているのでしょうか?テレビ報道もほとんどありません。異常な状態です。
投稿: 危機的状況です | 2010年5月 8日 (土) 11時26分

先ほど高橋先生の「神州の泉」を覗くと上記のような投稿があった。この投稿者である「危機的状況です」さんが善意の愛国者であると信じたいのは山々であるが、一つ引っかかるところがある。私がこの口蹄疫についてのニュースを初めて目にしたのは、ブログランキングの上位者の目次からであったのだ。しかも一位の「博士の世迷いごと」(仮名)と五位の「三本目よ、どこへ」(仮名)にほぼ同時に投稿されたとみえたうえに、この両ブログの主宰者がともに小沢一郎氏を告発した「珍事実を求める会」(仮名)に名前を連ねていたという記事を読んだことがある点である。つまりこの両者の記事のソースは同じところであり、しかも念を入れての民主党誹謗を目的とした文章である可能性が高い。

競馬をやっていると去年の同じころに穴をあけた馬に同じパターンで穴をあけられることが、しばしばある。こういう博打場で揉まれていると意外にこまかいところまで記憶している人間がいることを忘れてはならない。
軽視していると如何にも正しそうな扇動がかえって怪しまれるという逆の結果を齎してしまう。
「馬脚をあらわす」とはこういうことを言うのかもしれぬ。
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