いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

今回の巨大地震に思うこと、

2011-03-14 20:13:33 | 日記

 小さな地震ならともかくとしても、これだけの広域の巨大地震が発生することを全く予測できなかった。日時や場所がそれほど正確でなくとも、おおまかに「近いうちに、東北地方に大きな地震がありそうだ」という前兆現象も全く掴んでいなかったのだろうか。科学が進歩しても、自然の力の前には無力です。

 だからこそ、謙虚でなければならない、想定外は言い訳に過ぎない
 科学の粋を集めてできた原発施設も、今回の地震で冷却水ポンプの故障という単純?事故で、13日東京電力福島第一原発1号機で水素爆発、同3号機も本日(14日)午前11時1分水素爆発、同2号機も午後1時25分、原子炉の冷却機能が停止、この炉も水素爆発の恐れがある。想定外の巨大地震とは言え、二重三重に安全性が保たれているはずの原子炉がいずれも冷却用ポンプの故障とはどいうことだろうか。

一方、東北電力の女川原発は福島原発よりも震源地に近い。女川の情報が皆無なのはなぜだろうか?これも情報手段が切断しているという単純な事故なのだろうか?

以下は阿修羅掲示板:地震災害板より抜粋
・・・・福島原発の取材のため、この日、双葉町に入ったのは、フォトジャーナリストの山本宗輔さん、森住卓さん、野田雅也さん、豊田直己さん、綿井健陽さん、広河隆一さんの8人。­前日に郡山に入り、13日、既に避難地域となっている双葉町に入った。

フリーのフォトジャーナリストなどでつくる「日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)」のメンバー5人と雑誌「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんは13日、福島第一原発付近の放射線量を計測したところ、携帯していた計器のメーターが振り切れ、計測不能だったことが明らかとなった。

午前10時20分時双葉町役場玄関付近で放射線を計測。すべての測定器が振り切れた。更に午前10時30分頃 双葉町厚生病院玄関前で計測したところ、ここでも、すべての計測器が振りきれたという。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/110.html

 

本ブログで目の敵?にしている(苦笑)あの池田信夫氏がブログで、
”「電力消費税」の提案”だって。
http://news.livedoor.com/article/detail/5412902/

””東京でも計画停電が始まりました。最大5000万kWのうち1000万kWが不足するというから、緊急対応としてはやむをえないが、一律に停電することは交通や医療などに大きな影響を与えるので避けるべきです。ただ何が必要な用途で何が不要不急かを政府や電力会社が決めることはむずかしいので、利用者自身が重要度を判断して節約するためには電気料金を引き上げることが合理的です。
他方で、震災復興には巨額の予算が必要だと予想されますが、これを国債の発行でファイナンスすることは、ただでさえ危機的な財政をさらに危うくするおそれが強い。かといって消費税を引き上げることも政治的に困難です。そこで1年ぐらいの時限措置として電力消費税を創設してはどうでしょうか

税率は電力消費を抑制するため30%ぐらいの高率にして東京電力の管内に限定し、税収の用途は震災復興に限定した目的税とします。東電の売り上げは約5兆円だから、これによって1兆円以上の税収が上がると思われます。徴収は電気料金に上乗せするだけなので容易であり、環境税の一種なので化石燃料や温室効果ガスの抑制にも役立ちます。一石三鳥だと思いますが、どうでしょうか?””

 日本の電気料は世界の諸都市に比べて圧倒的に高い(内閣府の内外価格差の調査資料によれば対ニューヨーク比で1.5~2.1倍)ことは、池田大先生はご存じないらしい・・・先生しっかりしてちょうだい。ついでに言えば東京電力は電力業界は勿論、すべての業界のなかで、社員の平均給与が最も高い。そのくせ原発の安全性は低い?こいつらのやることは、わきゃわからん。