いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

現代の香具師たち:寄生虫ジャーナリスト

2010-05-27 18:24:42 | 日記

いかりや:

 さあさあ、皆さん見てらっしゃい読んでらっしゃい。取り出したるは表の顔は社会の公器、報道の自由を謳う、その実、社会に有害情報タレ流すゴキブリ新聞やTV、それに棲みつく寄生虫ジャーナリストや電波芸者ども:ごみうり新聞に、浅智恵新聞、毎毒新聞、偽計新聞、3K新聞・・・裏金、毒饅頭、天下り、お手盛り、癒着、ピンはね、捏造、偽造、アメリカべったり、面従腹背、検察リーク情報垂れ流し・・・、天下の公党が、邪魔な存在を陥れる為に政敵には指揮権発動?して引きずり落とそうと企む、それに同調して悪評を垂れ流すごみジャーナリストたち。

 新自由主義とは呼称はいいが、その信奉者はかね(マネー)儲け至上主義者、どんなに悪いことでも見つからなきゃいい主義が横行。人間が倫理観を失い、組織が規律を失えば、上記のような社会が現出する。

明け烏:

 饅頭とハブ屋・・・ 昔の香具師たちのほうが優れていた

 田原総一郎氏が、ツイッターで、自民党の幹部に「何故、鳩山・小沢のカネの問題をもっと追及しないのか」と問うと、自民党の議員曰く「ここで鳩山・小沢が辞任してしまうと、参議院選が厳しくなる。このままの方が(民主党のイメージが悪いので)戦いやすい」と書いていたそうである。
これこそ典型的な「饅頭怖い」であって、よくも真意と正反対のことをシャーシャーと言えたものである。実は昨年の衆議院選挙の際にもこれと同じ内容のものが盛んに流布されていたと記憶する。

 しかしマスコミもよくよく国民を舐めて馬鹿にしてくれたものだ。ニワトリと同じで視聴者が三歩、歩めば忘れるとでも思いなしているのだろう。毒饅頭を食らって同じネタの「饅頭怖い」を繰り返し演じているのだから洒落にもならぬではないか。芸のないこと甚だしい。

 その昔、昭和30年代の前半、「ハブ屋」という露天商売があった。ガマの油売りと同じく沖縄の毒蛇であるハブを漬け込んだ秘薬を一瓶100~200円で路上で売るわけだ。
これは売り口がひどく上手かった。後で考えればサクラを使い、本当に切り傷から八重歯、挙句ホクロまでがこれで湿らせた脱脂綿を使うとピタリと治ったり、取れたりしてしまう。

 まだ幼稚園児であった私は目を丸くしながら小一時間これを見物したばかりか貯金箱をはたいて100円でこれを購入した。清水の舞台から飛び降りる心地であった。
 結果は―ただのアンモニア水であった。幼い私は父親から呆れられ、更に全財産の100円を失って半ベソ状態であった。
ところがここから丸一年後に、私は同じ場所で同じ「ハブ屋」の口上に魅せられて、何とこれを200円で買ったのである。それくらい「ハブ屋」のオヤジには人を惹きつけて止まない芸があったのだ。

 こと「芸」に関してはどうやらハブ屋のオヤジはマスコミの俊秀たちを遥かに凌いでいたと考えざるを得ない。

お祭りの思い出・・・イカサマ

 郷里が任侠で有名な男が出た土地柄であったから祭りはなかなか派手であった。夏祭りと秋祭り。ああ、思い出しただけでグッと胸に迫ってくるものがある。
 まずは鼈甲飴、近年これほど堕落したものも珍しい。私が幼少の頃は鼈甲飴屋のオヤジがヘラを上手に使って、こちらのリクエストしたものを作ってくれたものである。男の子は鉄腕アトムや鉄人28号を頼む者が多かったような気がする。女の子はラッシーが多数派であったか。
 ところが最近は、明らかに組織の下っぱと思われるアンちゃんが、不貞腐れたような顔で金型を使って焼いている。あれならわざわざ夜店で買う必要はない。
 次は鋏を使った切り絵。これも芸が感じられた。額縁も付いてかなり高価だったので私自身はオーダーしたことがない。ある時、飽かず眺めていると客が「アンタッチャブル」と注文し、オヤジが鼻歌に合わせて鋏を使い、エリオット・ネス隊長が膝まずいて拳銃を撃っている切り絵を作り、皆が一斉に拍手したことがあった。

 カルメ焼き。崩れた感じの中年女性が焼いていたが、これも手際が素晴らしかった。オタマにザラメを入れて火で溶かす。そこの重曹を水に溶いたものを棒のようなもので、ちょちょい、と入れて、膨らんでくると素早く濡れ布巾で冷やすと、あ~ら、不思議。
見事に形の揃ったカルメ焼きが機械でやったように出来上がるのである。
これも半日眺めて、家で再現しようとしたが出来なかった。膨らむのはよいのだが直ぐに萎んでしまうのである。

 あとで思い返すに彼女のオタマは銅でできた特製品であった。プロの秘訣というか、思わぬところに盲点があるものである。
万年筆屋。これは少しく説明が必要だろう。早稲田の角帽を被った若い学生風の男がりんご箱に座り、その前にはドブの泥にまみれた万年筆が新聞紙の上に山盛りになっている。口上によれば、どこだかのメーカーで火事があり、水をかぶった新品の万年筆が近くの川に大量に捨てられた。ここにあるのはそれを拾ってきたもので、品質は最高のものだ、とのことだった。客(またはサクラ)が、一本くれ、というと泥の山の中から一本を抜き出し奇麗に掃除してインクを入れ、試書きをさせてから料金を受け取る。
まあ、毎年、店開きをしていたからイカサマはイカサマであろう。そんなに上手くメーカーに火事が起こるはずもない。