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女番長ブルース 牝蜂の挑戦 [DVD] |
クリエーター情報なし | |
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) |
監督:鈴木則文
脚本:皆川隆之、鈴木則文
出演:池玲子、杉本美樹、渡辺やよい、風間千代子、宮内洋、荒木一郎、小池朝雄、山城新伍、梅宮辰夫
【あらすじ】(goo映画より抜粋)
ナオミ(渡辺やよい)、知子(杉本美樹)、軽子(潤マリ子)、お良(東映子)、悦子(岡邦子)ら五人の団員を指揮する京都パール団の女番長真紀(池玲子)は、愚連隊の荒木(荒木一郎)と手を組んで修学旅行売春、枕捜しなとで盛り場一帯を荒しまわり、その名を京都中に轟かせていた。
ところが、大阪を根城とするズべ公グループ黒百合会が京都に勢力を伸ばしてきたため、両派の激突が相次いで起こり始めた。真紀は黒百合会の番長ユリ(風間千代子)とグループの運命を賭けて勝負するが、レーサーを夢みる栄三(宮内洋)の仲裁で一時引き分ける。栄三はユリの幼友達だったのだ。
数日後、真紀達は好色坊主玄海(由利徹)をたらし込んで数百万円を捲き上げるが、地元の暴力団黒地組にバレてしまう。
▼ 予告編。よい子は見ちゃダメ!(>_<)
○
昔は「ポルノ・アクション」というジャンルがあったんやね~。R-18作品ではないみたいやし……、となると一般公開されてたん? 大らかな時代やったんですね。
「京都vs大阪」という内容だったので見ることにしたのですが、歯切れよくストーリーが進むのでラストまで愉しめました。素晴らしきB級映画!
「女番長」と書いて「スケバン」と呼ぶ。「愚連隊」もいるし「ズベ公」もいる、まさに死語のオンパレード。1970年代の初めってこんな感じだったんですかね~? 沖縄は本土復帰前夜だし、暴力団の親分は「戦後のどさくさに戸籍を抹消された」とかグチってるし、あの頃の日本はまだまだ色濃く戦後を引きずっていたようです。
当時の風景もさりげなく記録されていて、その意味では貴重な映画であるなぁ。
▼ 大阪・吹田の万国博記念公園。
▼ 万博パビリオンのそばに墓地があったなんて知りませんでした。今はなきエキスポタワー。
▼ 今はなき滋賀県大津市のホテル紅葉。
▼ 今はなき0系ひかり号が京都駅ホームに。
▼ 京阪電車も鴨川左岸の地上を走っている。
▼ 新京極通。
▼ 花遊小路(かゆこうじ)。
▼ 鴨川。向こうに見えるは四条大橋。西詰めの東華菜館は今も健在。
▼ 今はなき大阪ガス京都工場のガスタンク。大文字山も映ってますね。
▼ 八坂さんと四条通。
▼ 宇治川河川敷。
▼ 四条河原町の交差点?
▼ 国鉄(当時)京都駅前。後ろに見える中央郵便局は今も健在。
▼ 今はなきステーションホテル。
現在の京都と見くらべる旅に出てはいかがでしょう?
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