なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

女番長ブルース 牝蜂の挑戦(1972年公開)

2013-03-20 08:37:16 | 映画
女番長ブルース 牝蜂の挑戦 [DVD]
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

 監督:鈴木則文
 脚本:皆川隆之、鈴木則文
 出演:池玲子、杉本美樹、渡辺やよい、風間千代子、宮内洋、荒木一郎、小池朝雄、山城新伍、梅宮辰夫

 【あらすじ】(goo映画より抜粋)
 ナオミ(渡辺やよい)、知子(杉本美樹)、軽子(潤マリ子)、お良(東映子)、悦子(岡邦子)ら五人の団員を指揮する京都パール団の女番長真紀(池玲子)は、愚連隊の荒木(荒木一郎)と手を組んで修学旅行売春、枕捜しなとで盛り場一帯を荒しまわり、その名を京都中に轟かせていた。
 ところが、大阪を根城とするズべ公グループ黒百合会が京都に勢力を伸ばしてきたため、両派の激突が相次いで起こり始めた。真紀は黒百合会の番長ユリ(風間千代子)とグループの運命を賭けて勝負するが、レーサーを夢みる栄三(宮内洋)の仲裁で一時引き分ける。栄三はユリの幼友達だったのだ。
 数日後、真紀達は好色坊主玄海(由利徹)をたらし込んで数百万円を捲き上げるが、地元の暴力団黒地組にバレてしまう。

 ▼ 予告編。よい子は見ちゃダメ!(>_<)

 昔は「ポルノ・アクション」というジャンルがあったんやね~。R-18作品ではないみたいやし……、となると一般公開されてたん? 大らかな時代やったんですね。

 「京都vs大阪」という内容だったので見ることにしたのですが、歯切れよくストーリーが進むのでラストまで愉しめました。素晴らしきB級映画!

 「女番長」と書いて「スケバン」と呼ぶ。「愚連隊」もいるし「ズベ公」もいる、まさに死語のオンパレード。1970年代の初めってこんな感じだったんですかね~? 沖縄は本土復帰前夜だし、暴力団の親分は「戦後のどさくさに戸籍を抹消された」とかグチってるし、あの頃の日本はまだまだ色濃く戦後を引きずっていたようです。

 当時の風景もさりげなく記録されていて、その意味では貴重な映画であるなぁ。
 ▼ 大阪・吹田の万国博記念公園。

 ▼ 万博パビリオンのそばに墓地があったなんて知りませんでした。今はなきエキスポタワー。

 ▼ 今はなき滋賀県大津市のホテル紅葉。

 ▼ 今はなき0系ひかり号が京都駅ホームに。

 ▼ 京阪電車も鴨川左岸の地上を走っている。

 ▼ 新京極通。

 ▼ 花遊小路(かゆこうじ)。

 ▼ 鴨川。向こうに見えるは四条大橋。西詰めの東華菜館は今も健在。

 ▼ 今はなき大阪ガス京都工場のガスタンク。大文字山も映ってますね。

 ▼ 八坂さんと四条通。

 ▼ 宇治川河川敷。

 ▼ 四条河原町の交差点?

 ▼ 国鉄(当時)京都駅前。後ろに見える中央郵便局は今も健在。

 ▼ 今はなきステーションホテル。

 現在の京都と見くらべる旅に出てはいかがでしょう?



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