なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

山科119番Aルート+八重の墓+京都さくらパレード=?

2013-03-26 12:37:36 | 大文字山&周辺

 3月24日(日)

 ▼ 7:30 とりあえず、九条山がどこにあるのか知りたくて、蹴上(けあげ)まで来てしまいました。

 ▼ 九条山浄水場。

 ▼ 九条山北部町内会と記された消火器。

 ここら辺は山を切り開いてできたような普通の住宅地である。九条山登山口を示す道標がまったく見当たらない。
 ▼ 野生イノシシ、サル注意の貼り紙は目にはいるのだが……。

 ▼ 7:50 日向大神宮まで来てしまった。

 ここで京都一周トレイル・東山コースは分岐するのである。
 今までオイラは神社境内を突っ切るコースしか歩いたことがなかったので、今日は伊勢神宮遥拝所方面コースを選んでみました。
 ▼ ゆるい石段を登る。

 ▼ ほどなく分岐。左:トレイルコース、右:伊勢神宮遥拝所。

 ▼ 7:59 伊勢神宮遥拝所に到着。さっきの分岐から徒歩1分ほどで着いちゃいます。

 ▼ 来た道を戻りトレイルコースにはいると、いきなり急登の岩肌道。

 ▼ 「東山35」に脇道あり。


 ▼ 九条山の場所の手がかりを探るべく日ノ岡方面の脇道にはいってみたのでありますが、送電線鉄塔につながる道でありました。鉄塔を過ぎるとどんどん高度が下がっていくのでトレイルコースに引き返す。

 トレイルコースを軽快に歩いていると、左の雑木林の奥がざわざわとざわめいていることに気がついた。なんだろう? 立ち止まって様子をうかがう。
 風は吹いていない。カラスが枝の上を歩いているのか? なんだか、ざわめく音が近づいてくるような気がするぞ。シカか?
 ▼ うわっ!! オイラが歩いてきた道を6頭ほどのイノシシがばたばたばたと横切っていたのだった!

 ものすごい勢いだったので写真を撮る暇を与えてくれなかったのは残念なのですが、もし彼らがオイラ方向に突撃してきていたらと思うと……((“(゜Д゜;)”)) ガクガクブルブル
 クマ除け鈴を思いっきり鳴らしましたよ。
 ▼ 「東山36」を過ぎると傍らに電子基準点付属標。ここが標高218mの神明山(別名、日ノ山、日御山(ひのみやま))の頂上らしい。展望なし。

 ▼ 8:24 「東山38&39」の七福思案処に到着。

 しばしスゥッ・・・(ーoー)y゜゜とした後、山科119番通報標識Gルートへ進行。
 三週間前に歩いた道で新鮮味と面白味に欠けるので、標識「G5」前から脇道に入ってみることにしました。
 ▼ 平坦で歩きやすい腐葉土の道が続く。

 ▼ 送電線鉄塔の下に来ちゃった。

 ▼ 鉄塔を通り過ぎると徐々に下り道となり、Hルートに合流してしまった。

 ▼ Hルートで北上し、再度Gルートに合流。

 ▼ Dルート入口にあった桜は満開。

 ▼ アートなオブジェが数体置かれた一画を通り過ぎる。

 ▼ Cルートの入口前を通り過ぎる。

 この辺まで来ると、民家があったり、京都市教育委員会の施設があったり、だいぶ人間の気配が濃厚になってきました。
 ▼ 9:22 Aルートの入口に到着。大文字山方面がAルートです。


 ▼ 後山階陵(のちのやましなのみささぎ)前を通り過ぎる。

 ▼ Bルート取り付き。いきなり急登ではないか!

 ▼ オイラはまだ平坦なAルートを歩きます。

 ▼ ボーイスカウトがキャンプしていました。

 道はハッキリしていて迷うことはありません。沢沿いにゆるい登り道が続きます。
 ▼ 野生のツバキ。

 ▼ 10:05 五番目の丸木橋を渡ると分岐ポイントに到着。

 ▼ 正面の木に「←大文字山」の道標があるので心配無用。

 お分かりいただけたであろうか?
 上の写真の左隅に、丸太ベンチに腰をかけた御婦人がおられることを。
 オイラが「毎度!」と声をかけて大文字山方向に進もうとしていたら、
「右の道はご存じ?」と御婦人が訊ねてきた。
「オイラ、この道歩くんは今日が初めてでんねん」
「四つ辻まで、左の道を使うより右の道を使った方が7~8分短縮して着けるんですよ」
「へ~ぇ……」
「最初は急登で分岐もあるんですけど、トレースははっきりしているし、そこを過ぎれば平坦で歩きやすい腐葉土の道なの」
「ホンマでっか?」
 脇道愛好家のオイラにささやく、あなたは神の化身か?

 御婦人のアドバイスに従い、オイラは右の急登道をあがることにした。道標テープなし。
 分岐ポイントは3ヵ所。右・左・左で平坦な腐葉土の巻き道に進入できた。
 ▼ テープも見つかり安心して直進だ。

 ▼ 10:19 「東山44-2」の裏にたどり着きました。

 ▼ 実際ここは十字路になっていますが、オイラが歩いてきた道は道標に記載されていません。

 ここまで来れば大文字山山頂は目と鼻の先なのでありますが、今日は行きません。
 蹴上方面に歩きます。
 ▼ 木々の間から見えた山科の街。

 ▼ 木々の間から見えた京都市街。

 ▼ 10:41 「東山42」から脇道へはいる。若王子墓地へ行こう。

 ▼ 脇道の途中にあるウエダ池。池の脇を通って枝道が北へと続いていた。どこへ行くのか?

 ▼ 10:58 若王子墓地に到着。

 ▼ 前回来たときには新島襄センセの墓を見つけるのに散々迷いましたが、今回は場所を覚えていたのですぐ見つけられました。

 今、放送されている大河ドラマの主人公が襄センセの奥さんなのですが、前回来たときには襄センセの墓しか写真に収めていなかったので、今日は新島八重さんの墓を写しに来たのであります。
 ▼ 襄センセの墓の左にある小さいお墓でした。

 ▼ 同志社墓地前は展望もない平地ですが、ここが若王子山の山頂になっているようです。

 前回は若王子神社方面で下山したので、今回は南禅寺方面の道で下山することにしました。
 ▼ 沢沿いの歩きやすい道を下ります。

 ▼ この沢は御神水だったのね。

 ▼ 11:16 ほぉー! この道と合流するのか。ここは奥の院。左上の道を進めば七福思案処なり。

 ▼ 行をしてはる人がいました。

 ▼ 南禅寺塔頭・高徳庵の桜。

 ▼ 水路閣。

 ▼ 南禅寺三門。

 普段、京都へ来ても「京都らしさ」を感じることはまれですが、南禅寺界隈の「らしい」雰囲気がよいですね。
 ▼ ハンナリきょーと・いず・びゅーちふる!

 ▼ 平安神宮。

 ▼ 妙伝寺の桜。お見事!

 ▼ 12:38 京都市役所に到着。

 京都府内外の約30の吹奏楽団体が参加する京都さくらパレードがあるというので、やって来たのでありました。11:30から市役所前で交歓コンサート後、京都市消防音楽隊を先頭に寺町通から四条通、河原町通をパレードするというイベントであります。
 ▼ 凄い人気で人だかり。正面には行けません。


 ▼ 側面に回り込んでしばし鑑賞。

 参加団体のほとんどが中学・高校の吹奏楽部なのですが、演奏もさることながら、なかにはコスプレ衣装の生徒たちもいて楽しいパフォーマンスを見せてくれていました。
 ▼ 京都橘高校のパフォーマンスは残念ながら見れなかったので、この動画で我慢しよう。



 好天に恵まれたのはよかったものの、市役所前は日陰がなくて汗ばむのでした。
 歩き疲れてヘロヘロのオイラは、これ以上突っ立って見ているだけの集中力が切れてきたので、パレードのはじまる前に市役所前を離脱することにしたのでありました。

 久しぶりに鴨川ネコに会いに河川敷へ。

 しかしながら今日は一匹も出会えませんでした。
 ▼ 府立医科大学付属病院の桜。

 ▼ 賀茂大橋の梅。

 京都の桜の開花状況は「ちらほら」という感じでしょうか。開花している木もあるのですが、まだつぼみの木の方が多いように思います。満開の花見は4月を待ちましょう。

 ▼ 本日の歩行距離=16.1km

 (クリックしよし)



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