だいたいカレンダーの日付なんちゅーもんを気にするからいけない。
現代日本は太陽暦を使っちゃいるが、その昔は太陰暦を使っていたんだし、世界には独自のカレンダーで生活している国々があると言うじゃないか。そのぐらい「日付」ってヤツのアイデンティティーは曖昧なものなのだ。諸君、ヤツに平伏す事なかれ!
今日が「7月31日だ!」と念じれば、誰が何と言おうがオイラにとっちゃ、今日は愛宕神社の千日詣りの日になるのである。(。+・`ω・´)☆キラリーン
と去年、記事を書いてから早一年。妄想千日詣りの日が、とうとうやって来た。
なんと、オイラが愛宕山へ登るのも一年ぶりであったのだ。
▼ 一年間ありがとうございました。新しいお札をもらいに行かせてもらいます。
○
(便宜上)8月3日(日)
▼ 7:38 清滝バス停に到着。阪急嵐山~清滝は均一料金区間230円。
▼ バス停そばの坂道に、以前はなかった道標が設置されているぞ。
▼ 7:49 二の鳥居に到着。
▼ 気温25℃。前夜の雨の影響で(湿度計はないが)湿度90%以上はありそうな感じである。
今年は表参道を歩かず、大杉谷コースを歩いてみよう。
▼ 裏お助け水(仮称)に来た時点で、もう汗まみれ。今日は蒸し暑さとの戦いだ。顔を洗う。
▼ 8:15 分岐。大杉谷コースは左の坂道。
▼ 8:30 分岐。大杉谷コースは右。
▼ 第一ベンチそばのお助け水で顔を洗う。暑い。シンドイ。
▼ 当初、ここを直進して水尾別れ付近に出るつもりでいたのだが、写真では分かりずらいが急坂になっていて、初めて歩く道だし、今の体力を考えると「ムリ(+_+)」とあきらめる。
▼ 上の写真を見て、お分かりいただけたであろうか。左の木の幹付近に黒い顔のようなものが写っているような……。minchouさんにこれが何なのか解析してもらおうw
▼ 9:08 第二ベンチに到着。京都市街地を見下ろせるここからの眺めは良いのだ。
▼ 第三ベンチを過ぎるあたりから、オイラにメマトイなのかハエなのか小さい羽虫がまとわりつきはじめる。
そこへ、くすんだトラ縞模様の大きめの羽虫が参入してきた。アブだ。
一度手で追っ払って刺激したのが悪かったのか、アブが敵対行動をとってきた。
アブの攻撃性と敵に対する執念深さは、昔、大文字山で体験済みだったので、「ヤバイ!」と思ったけれど時すでに遅し。
▼ オイラもタオルをヌンチャクのごとく振り回しながら応戦しつつ、山を登る。
下り道なら走って逃げきれる可能性があるが、あいにく登り道だ。
しかもここまで歩いて来るのに、かなり体力を消耗している。一度走ったが10mも進めない。ハアハア、ゼイゼイ。
背中のザックの中には、虫よけスプレーが入っているのだが、取り出す余裕を与えてくれないアブの容赦ない攻撃が続いているのだ。どないしょー!
ヌンチャク作戦もかなり体力を消耗する。
200mほどアブにつきまとわれていたが、九十九折りの道に着いたぐらいで一瞬アブの攻撃が和らぐ。
▼ 今のうちにと、虫よけスプレーを用意。やはりアブはやって来たが、スプレー攻撃には勝てないとわかったのか、それっきりアブの襲撃は収まった。やれやれ。
▼ 9:59 牛歩で九十九折り道を踏破。月輪寺道と出合う。
▼ 頂上に近づくにつれ、だいぶ涼しくなってきた。ガスってもいる。
▼ 去年来た時にはなかった月輪寺を示す道標。
▼ 愛宕神社境内に入り、いよいよラストの階段だ。
▼ 10:25 拝殿に到着。去年、表参道で来た時よりも30分遅い!
▼ お詣り後、古いお札を納める。
▼ 新しいお札をゲット。今年も一年、よろしくお願いいたします。
▼ 恒例(?)の運試しおみくじは「吉」。
▼ 気温20.5℃。汗ばんだシャツを着てジッとしていると少々肌寒い。
▼ 10:40 下山開始。
▼ 水尾別れにも道標が新設されている。
▼ ツツジ尾根への分岐。
▼ 嵯峨消防分団が100m間隔で設置してはる看板。こんなふざけた文章やったけ? 下山中、笑わせてもらいましたで。1~40まで、すべてを写真に収めてコンプリートしたくなる。
▼ 茶屋跡休憩所に、嵯峨消防分団からのメッセージがありました。
▼ 暑い~! お助け水はまだか~という思いで下山してきたが、水量はチョロチョロでした。顔を洗う。
▼ 12:24 無事、二の鳥居まで下山。(^^)v
▼ 現在の気温29℃。
▼ 今回も鳥居前の「智楽庵」さんの店先でスゥッ・・・(ーoー)y゜゜
▼ 清滝川で川遊びに興じる少年少女たち。オイラも飛び込みたい。
▼ 13:00発の阪急嵐山駅ゆきのバスに乗って帰る。
○
▼ 本日の歩行距離=12.2km。相変わらず大杉谷でのGPSの感度が鈍い。
(←クリックしよし)
○
オイラは下山中、登って来はる人と目が合ったら「こんにちは」と言って歩いていた。
うら若き山ガールと目が合ったので「こんにちは」と言うと、千日詣りの時に言う「おくだりやす」という返答だったのでビックリした。
オイラは慌てて「おのぼりやす」と照れ笑いながら言い返したのであった。
件の山ガールとすれ違う一瞬しか顔を見ていないのであるが、TVアニメ「ルパン三世」(第1シリーズ)の峰不二子に似たベッピンさんだったような気が……。
▼ ふーじこちゃーん、来年の妄想千日詣りの8月2日に、またお会いいたしましょう。
下山時もかなり疲れてまして、残念ながら不二子ちゃんの写真を撮ってまへんねん。
愛宕山はあの世もこの世の人も美人率高めでっせ。
minchouさんも、京都にお越しの際はぜひ愛宕山へ「お登りやす」。
今回は美人らに恵まれましたの~~
神社売店前に立つ、衣服と持ち物のセンスと後ろ姿が抜群なお二人! どちらがどうでしたろ~~~
点景人物となった名残惜しげな「お見送り」の写真まであるからには余程の・・・
ふじこちゃんも写真が見たかったでんなあ~~
さて懸案の「黒い何か」ですが、これも美人ですな~。
150%位に拡大してみると、何やら奥の急坂の方を優雅に眺めやる、美女の胸から上の右後ろ姿にッ相違ありませんんッ!
黒髪を豊かに巻き上げ、右耳にはパールの光る耳飾りで急坂へと誘ってるじゃありませんかああ~。なんで行かなかったの~~!?(後でどうなったか知りませんが 笑)
ついでに、この写真の右にある木の裏側から半顔のぞかせてこちらをじっと見る、うらぶれた薄笑いの男も気になるんですがね。美女らの引立て役でしょうか?
今回も「幽霊の正体見たり枯れ尾花」の冗談ですよ、あまり気に病まないで下さい(笑) じゃまた