THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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キックボクシングにおいてアウトボクサーの崩し方

2007-11-12 08:00:11 | Weblog
実は、僕自身身長180センチ、体重は59~63キロとかなり有利な体格なので
インファイトの方法は専門外なんですが、リーチのある選手は、まずロングレンジ
からミドルレンジでは前蹴り、ミドルキック、左右のストレートで攻撃を組み立てます。
ショートレンジでは、アッパー、フック、ボディーフック、ヒザ蹴りと距離によって
技を使い分けてます。
では、そのアウトボクサーをどの様に攻めたら崩せるのかと言うと、まず中間距離
で主導権を握らないと、リーチの長い選手は崩せません。
キシェンコもこの部類に入ると思いますが、まず前蹴りとミドルキックをかいくぐる
必要があります。前蹴りは、手で払いパンチもしくは蹴りでカウンター。
ミドルキックは、体を流しながらフック。K-1ルールではなく、キックのルールなら、
ミドルキックはキャッチして転がす。
そうする事により、中間距離(ミドルレンジ)は、かいくぐる事が出来,至近距離の戦いが
出来ます(身長のない選手)。
総括すると、リーチの長い選手を攻略する為の戦いとは、まず中間距離(ミドルレンジ)
をかいくぐる。(ミドルキックに対しては、フックもしくはキャッチ)
       (前蹴りに対しては、手で払いカウンターのパンチ&蹴り)
(左右のストレートに対しては、頭の位置を動かしディフェンス)
その後、至近距離(ショートレンジ)の勝負では、パンチの勝負をする。
それが、リーチのある選手の攻め方の基本だと思います。

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しかし、キシェンコは距離の設定が複雑です。
中間距離で、前蹴り&ミドルキックの組み立ては、あまり使わず中間距離から至近距離位の
距離で闘ってます。だから、身長の低い魔裟斗選手に左フックでダウンをしてしまいました。
キシェンコの得意技と言えば、左ボディーフック。これをさせない為には、右のハイキックで
ガードを上げさせます。するとキシェンコの左腕はガードをする必要があるので、左ボディー
フックは打てなくなる。すると、キシェンコの攻撃の展開力が無くなるので、かなり有利に
試合の主導権を握る事が出来ます。

もしくは、右のフックを打ちキシェンコの左ボディフックを打たせない。

これが、リーチの長い選手の崩し方だと思います。


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1 コメント

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Unknown (紅雪井出)
2008-04-25 17:16:23
管理人さん、お久しぶりです。

いつもお世話になっております。

自分より背の低い相手と首相撲になった時有効なやり方を教えていただけないでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。
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