THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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なぜK-1が人気なのか

2007-11-03 14:08:48 | Weblog
皆さんは、何でK-1が人気があると思います。選手の技術論で言えば明らかに

ボクシングの方が数段上。ボクシングのパキャオやメイウェザーの試合を

観て愕然としました。キックボクシングやK-1との技術の差。

しかし、その反面絶対にボクシングはK-1の人気を追い抜く力はないと

おもいました。日本のボクシングはテレビ放送は60キロ以下がほとんど。

それは、その体重の日本人選手が多いから。やっぱスピードが早すぎる。

それに比べ、K-1は、ヘビー級と70キロ級のMAXと体重が思い。

ボクシングは、スピード重視でとにかく早い。

だから、ボクシングに比べスピードがない。だから、一般のお客さんは

見やすい。ボクシング人気が盛り返す兆しは感じない。

以前、渡嘉敷ジムの会長渡嘉敷 勝男さんがK-1のマイク・ベルナルドの

ボクシングの試合を組もうとしたら、ボクシング協会がストップをかけ

出来なかったらしい。もしその試合が実現していたら、亀田問題も違う

方向に向かっていたかも知れない。スポーツとしてのボクシングから

エンターテイメントとしてのボクシングとしてシフトチェンジがなされて

いたかも知れない。これだけ、歴史が長いボクシングだから、俺の個人的

な意見としては、K-1人気をボクシングに持って来ても問題はないと思う。

日本対諸外国と言う対立軸を作れば、日本人が作ったコンテンツとしての

K-1と、ボクシングの野口プロモーターが作ったキックボクシング。

この2点を踏まえて考えると、K-1とキックボクシングの源流はボクシングに

ある。だから、マイクベルナルド戦の様なふざけた試合を組んでもいいと思う。

確かWBOと言うマイナーなタイトルをマイクベルナルドは持ってるはず。

WBCがムエタイのタイトルを作ってる位だから、それをやっても文句はないと思う。

ボクシング業界はカタい。K-1、キックボクシングとはムエタイは、本当にユルい。

俺がいた、タイ人の会長が経営するジムは、デビュー戦で俺をワンデートーナメントに出した。

これ位、頭のイッた事をしないと、人気は出ない。キックボクシング、ムエタイは

本当に常識のないバカが多いから、観客は面白い。ボクシングは、規定などがしっかり

してるから、出来ないんだと思う。しかし、K-1やキック、元PRIDEの頭のイッテる

プロモーターを使うか、参考にしたらボクシングは全盛期の人気が又戻る。

チェホンマン対ガオグライなんて何キロ体重差があるの。こんな事常識的に考えたら

絶対にやっちゃ行けない。

アメリカのラスベガスでチェホンマンの試合を組もうとしたら、メディカルチェックで

ひっかかり、試合が組めなかった。あの試合をアメリカでやられると人気が

ボクシングからK-1へと完全にシフトするのが分かったから、アメリカ人はチェホンマン

の試合をさせなかったんだと思う。

俺の予想では、K-1人気はあと10年は持つと思う。ランキング制を全ての階級に導入。

今は、ヘビー級だけ。60キロが出来るらしいが、これもランキングを導入するまでに

10年はかかると思う。この階級は、日本人の選手層がアツい。しかも、もしかすると

ボクシングの選手が引退後出場する可能性も。畑山選手が出たら、完全に人気はK-1

に傾く。

竹原、畑山、この二人はボクシングとK-1の中間にいる存在。この2人をどう扱うかに

より、今後の主導権争いの行く末が予測出来ると思う。


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