THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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判断スピードを極限まで上げる方法

2008-02-10 13:34:53 | Weblog
どんな格闘技やスポーツでも、状況に応じて最適な判断が求められる。

そこで、重要なのが判断スピードだと思う。このスピードをいかに

上げ、対戦相手との主導権争いに勝つかが格闘家の重要な課題だと思う。

たとえば、サッカーの中田英寿が成功した秘訣は状況に応じてプレーの

選択肢を狭め、判断スピードを上げた。だから、世界で通用する事が出来た。

フランス代表の、ジダン選手などは10パターンの中から次のプレイの

選択をするとする。しかし中田選手は、10パターンの中から次のプレイを

選択してると、ジダンレベルの選手には勝てない。だから、選択肢を

2つ位にしぼり、判断スピードを上げていた。

10個の中から選ぶのと、2つから選ぶのでは絶対に2つから選択する方が

判断スピードは上がる。これが、サッカー日本代表の中田英寿選手が

成功した秘訣だと思う。総合格闘技の選手では、バンダレイ・シウバは

判断スピードが早い。これは、自分の得意ではない寝技になると、

関節技などは極力狙わず、とにかく顔面パンチを喰らわす。

試合前に、寝技になれば顔面パンチと自分で決めておけば迷わない。

あと、K-1なら、武田幸三は早い。色んな技の中で、「パンチ」

と「ローキック」と言う2つの技しか使わない事で次どんな技を

出そうか迷わない。だから、判断スピードは早い。

しかし、ファイトスタイルに柔軟性がないので、この所勝ち星に

恵まれてない。

総括すると、まず自分の中で「決め事」をする。キックボクシングなら

相手がローキックを放って来たら、カウンターでパンチなど。

練習で「反復」する事により、「習慣化」される。

それを試合で使える様になる。試合を2,3,4試合を重ねる事により、

判断スピードは、極限まで上がる。

「決め事」を作る→「反復」する→「習慣化」される→「判断スピード」が上がる

このサイクルを何度も繰り返す。これにより、判断スピードは極限まで上がる。

習慣化のプロセスにより状況に適した判断が可能になる。

つまり「判断スピード加速装置」の発明をする事が可能になる。


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