ホンダ自動車の戦略を格闘技に例える

あるマーケティングの本を読んでるとホンダ自動車の企業戦略
に付いてかいてあった。
その内容とは、二輪の世界から四輪の世界に参入した時本田は戦略として
トップランナーのトヨタと日産にターゲットをしぼり2社と勝負する様な
価格帯の商品を投入したらしい。しかし、その戦略は思わしくなく今に
至ってると言う内容だった。
評論家は、トップ（トヨタ、日産）と狙うんではなく、2番手争いをしてる、
マツダなどを狙えば、今頃トップランナーになれたんではと言う記事を読んだ。
しかし、本田自動車をボクサーに例えるなら、日本ランカーにさえなってない
のに世界チャンプに挑戦する様な事をした。だから、ホンダはチャンピオンに
今だになってないと言うのが結論だった。
これは、格闘技を多少でも興味があれば、ノーランカーが世界チャンピオンに挑戦する
なんて絶対にない。しかし、本田は二輪の成功があったからこの戦術をとってしまった。
まるで、総合格闘技で活躍してるから、K-1に出てボコボコにされる選手と同じだと思う。

ボクシングでは、東洋太平洋チャンピオンになると自動的に世界ランカーに入るらしい。
しかし、それはライト級以下くらいまでらしい。
それ以上の体重（ウェルター、ミドル、ヘビー）は東洋太平洋と世界との実力の差が
あり過ぎるから、東洋太平洋チャンピオン=世界ランカーにはならないらしい。

格闘技のマッチメイクを理解出来る位のめり込んだら、企業戦略も出来ると思う。
だから、格闘技をあまく見ては行けない。
ボクシングの渡嘉敷ジムの会長の渡嘉敷さんが、
協栄の金平会長は雲の上の人と発言してた。

おれも協栄のマッチメイクは、凄く上手いと思う。参考になるし。
格闘技のマッチメイクは絶対に企業戦略の役に立つ。
生身の人間で実験してるから説得力がある。

マッチメイクが外れたら、選手がつぶれる。
格闘技は凄い分かり易い。