IDEONのひとりごと

「Dreamers Again」管理人IDEONが綴る愛馬たちと一喜一憂の日々、その他思うこと感じること。

孫権

2007年06月26日 | Weblog
三国志の英雄の一人なのですが、魏の曹操や蜀の劉備に比べるとどうしても地味な印象がありますね。

「守成の人」と評される部分が地味な印象につながっているのだと思いますが、曹操や劉備と違って、父孫堅、兄孫策から受け継いだ江東という豊かな地盤を受け継いでいたことで、積極的に撃って出る必要がなかったとも思えますね。勿論、守っているだけではなく、勝負どころでは積極的に討って出ていましたけどね。

若くして死んだ優秀な兄孫策をして「江東の軍勢を率い、機会を掴んで天下分け目の決戦を挑むとすれば私の方が優れているが、有能な人材を使いこなし、各人がその全力を挙げて江東を守っていくとすれば、お前の方が優れている」と言わしめた。

事実、孫権の周りには、周瑜・魯粛・張紘・張昭・呂蒙・陸遜といった優秀な人物が集まってくる。

「史記」によると孫権は「性格は明るく、思いやりがあり、決断力に富み、侠客志士を受け入れて世話をした」とある。また、ライバルの曹操が孫権の傑出した才能の褒め称え「子どもを生むなら、孫権のような奴が欲しいものだ」と言ったとされている。

三国鼎立の一角を形成した孫権、やはり並の人物ではなかったのではなかろうか?


歴史は何の為に学ぶのか?歴史的背景はその時代によって変わってくるけれど、人の本質は普遍的なもの、だから過去の有名な人物たちの生き様を教訓に、自分の人生に生かすためなんだよね。過去の人物が書いた本を読むのは、過去の人物と対話することに等しいって言ったのは、デカルト……だったっけかなぁ?

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