◎アルハイルフォート(牡 父フランケル 4月7日生 高野厩舎)
2024年07月0710日 栗東TC 7月27日(土)札幌・芝1500m戦に北村友一騎手で出走・デビュー予定です。7月10日(水)は坂路コースで追い切られ、半マイル56.0-41.0-26.9-13.0の時計をマークしました。高野調教師は「前半に力むぶん、最後まで動き切れていません。期待が高いだけに、もっと反応してほしかったです。CWコースでは落ち着いているので、その調教を繰り返して力みを解消したいです。骨格的にどうかわかりませんが、馬体に幅が出てくると、もっとよくなりそうです。来週木曜日に函館競馬場までの輸送を予定しています」と話しています。
◎レイニング(牡 父サートゥルナーリア 5月1日生 国枝厩舎)
24/7/6 NF天栄 5日にNF天栄へ放牧に出ました。
24/7/4 国枝厩舎 4日にゲート試験を受けて、見事に合格しました。「昨日の練習の様子は十分と言い切れるほどではなかったものの、他で受けてみていいかなと思える状況にある馬もいましたから、それなら一緒に受けてみようと思い受験しました。その結果、無事に合格をもらうことはできたのですが、正直出てからの加速は速くなく、モコモコした動きでしたね。体を見ても幼児体型でまだこれから…と感じですからね。見方を変えれば、今の状態で良く合格まで行けたと思いますし、競走馬らしい格好になって帰ってきたら楽しみと思っていますよ。この後の様子を見てからスケジュールを決めますが、無理せず直ぐ放牧に出すかもしれません」(国枝師)
◎ブルージュ(メス 父ブリックスアンドモルタル 3月24日生 栗田徹厩舎)
24/7/10 NF天栄 9日にNF天栄へ放牧に出ました。「小柄な馬でゲート試験後にガクッと堪えなければいいな…と思い慎重に様子を見ていました。ただ、思いのほか落ち着いた様子を見せていて極端に体が寂しくなったり、キリキリした感じはなかったですね。週末に坂路で14-14くらいはやってありますが、こちらでやりすぎてから放牧に出すより、余力ある状態で牧場の乗り込みを開始できるようにしたほうがいいかなと考えて、今週は求めず火曜日に放牧に出させていただきました。血統通りスピードのありそうなタイプかな、短めのところに適性がありそうかなと思えますが、天栄でじっくり乗り込んでもらってそのあたりを改めて検討していけたらと思っています」(栗田師)
◎ヴァルチャースター(牡 父サートゥルナーリア 2月25日生 池添学厩舎)
24/7/12 NF早来 【馬体重:474キロ】現在は週2~3日、坂路でハロン14~16秒のキャンターと周回コースでのキャンター2700mの調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターのみかウォーキングマシン調整を取り入れています。心身ともにゆとりを持たせるべく、調教後の放牧は継続して実施していますが、登坂時にはハロン14~15秒のキャンターを行うなど、少しずつ調教負荷を強めるようにしています。適度に乗り込む中にあっても、以前より馬体が増えて逞しくなっているのは何よりで、今後もこの調子で更なる成長につなげていきたいところです。
◎フランクスピード(メス 父フランケル 1月26日生 高野厩舎)
24/7/12 NF空港 【馬体重:438キロ】現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本登坂しています。この中間から速めのペースを取り入れて、馬体の反応を確認するようにしていますが、良い方向に作用していると言えそうです。さらに中身からしっかりさせるべく、調教本数を積み重ねていきます。
スーパースターズもまとめて取り上げるのは今回が最後になりそうです。アルハイルフォートです、デビュー直前にコメントのトーンは下がってしまいました。傾向としては良くないですね。ルメール・川田両騎手が不在の中でですので、騎手は悪くないかもしれません。負けたらスプリントにシフトしそうなので、頑張って欲しいです。レイニングとブルージュは同日に入厩してそれぞれ1回目のゲート試験で無事にクリア、再び天栄で調整という順調なパターンで推移しています。デビューは夏の終わりか秋口かというところまで見えてきました。それなりに走りそうだけど大物感が足りなかったヴァルチャースター、馬体重が増加しているのはいいですね、あとは気性も安定してくれば楽しみが広がります。フランクスピードは骨格的には不明ですが、サイズはこのあたりまででしょうか、牝馬なのでやれないことはないですが、もう少し欲しいなぁ。なんか全体的に短距離にシフトしてない、汗