一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

ピストン、、、大きいです。。。

2020年10月12日 | えっくすあーる650

 

 

シートレールクラックの方のエンジンです。。。

 

 

 

 

ピストンは直径100mmもあります。。。

 

 

 

 

そのピストンの頭部にはフワフワのカーボンが、、、

 

 

 

 


写真写りが悪いですが、、、シリンダーを外した時にシリンダーボア内にもフワフワが散りました。。。

 

 

 

 

普通のカーボンは焼き固められていてコビリツイテいるんですけどねえ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルブをまだ外していない状態でポートにガソリンを入れて、、、バルブの密閉を確かめましたが、、、

 

 

 

 

入れた途端にダラダラと燃焼室側に垂れてきました。。。

 

 

このダラダラは吸気、排気、両方とも垂れました。。。

 

 

圧縮が0なのもこれで理解できます。。。

 

 

 

 

 

バルブを外すと、、、

 

 

 

 

カーボンをこんなにも! と言うほど噛んでいました。。。

 

 

 

 

排気のバルブは極限状態のカーボン! これではエンジンがかかる訳がない! 状態です。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

吸気も排気バルブ程ではありませんが、、、

 

 

 

 

カーボンを噛んでいまして、、、キャブレターのボア内にまでフワフワの粉状のカーボンが吹き抜けていました。。。

 

 

バルブは吸排気共に当たり幅が広がっていましたので、、、新品のバルブに交換します。。。

 

 

ヘッドのシートも規定値にカットする為に、、、腕の良い内燃機屋さんに復活手術をお願いします。。。

 

 

 

 

それにしてもここまでのカーボンの発生の原因は何だったのでしょうかね???

 

 

今回、エンジンがかからない! という入院の直前まで長距離ツーリング3000km?くらいを快調に走っていたのに、、、

 

 

そのツーリングを終え、、、お宅に換える前に当店に立ち寄り、、、旅で汚れたオイルを交換して帰り、、、その翌週にエンジンがかからなくなった。。。んです。。。

 

 

当店でオイル交換をした時にはマフラーからの黒煙や白煙など異常ははまったく感じられませんでしたし、、、快調そのもの!でしたが、、、

 

 

 

 

吸気バルブの傘のカーボン具合から見ると、、、

 

 

 

 

オイル下がりをしていたんでしょうかね???

 

 

または長距離ツーリング中の給油で品質の良くないガソリンが入ってしまったのか???

 

 

う~ん、、、いろんな事考えちゃいます。。。

 

 

 

 

 

老メカもこの機種に新車から乗っていましたが、、、11万kmをノートラブルでした。。。

 

 

他にもこの機種を乗っていただいているお客様もいますが、、、今までエンジンの中身を見た事がありません。。。

 

 

何が原因なのか、、、

 

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

ハーレーダビッドソンを主に扱っているサイクルワークスでは、、、100mmのピストン、、、いやもっと大きなピストンは見慣れているかもしれませんが、、、

 

 

国産では、、、

 

 

 

 

こんなにブットいコンロッドはなかなか見る機会は、、、無いですね。。。

 

 


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