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(21日の選挙)現職の椎葉晃充氏当選 椎葉村長選

2009-06-26 16:14:28 | Weblog
(21日の選挙)現職の椎葉晃充氏当選 椎葉村長選 2009年06月22日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=18154&catid=74&blogid=13
 任期満了に伴う椎葉村長選は21日に投開票され、現職の椎葉晃充氏(63)=無所属=が1492票を獲得、新人で建設会社社長鈴木克裕氏(49)=同=に483票の差をつけて連続4選を果たした。
 同村長選は3期連続で無投票で、選挙戦は12年ぶり。椎葉氏は長年の行政経験と実績、国や県との豊富な人脈をアピールし、選挙戦を優位に展開。鈴木氏は現職の多選を批判し、産業支援などの公約で刷新を訴えたが、支持を広げられなかった。



 宮崎県椎葉村(しいばそん)は、宮崎県の北西部にある人口3000人程の村ですが、村長選は公職選挙法違反で逮捕された前村長の辞職に伴う1997年の出直し選挙戦で無投票当選した後、2期目・3期目も無投票当選して4選を狙う現職の椎葉晃充氏に対して、新人の鈴木克裕氏が挑戦する形となったのですが、『「いろんな問題が山積しており、解決は素人ではできない。3期12年の行政経験と国、県の太いパイプ、人脈を十分に生かしながら行政をつかさどっていかない限り解決できない」とこれまでの実績を訴えると共に「道路網の整備を継続しなければ村の発展はない。」』と主張した現職の椎葉氏が1492票を獲得し、『不公平さ、不透明さをなくしたい。村長の給与を半額にする』と訴え1009票を獲得した会社社長の鈴木克裕氏を破り再選を決めました。
 鈴木氏は現職の多選批判を展開したようですが、多選と言っても3期12年でしかもその間はずっと無投票当選…。産業支援などの公約も掲げていたようですが、さすがにそれだけでは有権者にアピールし切れなかったように思います。

(21日の選挙)門真市長選/門真市議補選 市長選、園部氏が再選 市議補選は五味氏 /大阪

2009-06-26 16:08:59 | Weblog
門真市長選/門真市議補選 市長選、園部氏が再選 市議補選は五味氏 /大阪 2009年6月22日 毎日
◇「行革をさらに進める」
 任期満了に伴う門真市長選と市議補選(改選数1)は21日、投開票された。市長選は、現職の園部一成氏(71)=自民、民主、公明推薦=が、門真民主商工会副会長の佐々木由人氏(59)を破り、再選を果たした。投票率は33・40%(前回40・02%)。3人が立候補した市議補選は、元市議の五味聖二氏(40)が返り咲きを果たした。投票率は33・38%だった。
 市長選は、07年度末で約58億円に上る国民健康保険事業の累積赤字や法人市民税の減収などで危機的状況の市財政の立て直しや、街の活性化が主な争点だった。
 園部氏は行財政改革推進による赤字体質の脱却を掲げ、1期目に策定した156項目の改革策の成果などを訴えた。さらに、改革で生み出した財源は街づくりや教育環境整備に積極投資すると主張。市議会の約3分の2を占める自民、民主、公明の推薦を受け、府内の国会議員や地元府議らの支援も得て、組織票を手堅くまとめた。
 門真市新橋町の園部氏の事務所では、当選確実の一報が伝わると、支持者らの大きな歓声と拍手に包まれた。園部氏は「行財政改革をさらに進め、持続可能な市政の実現を目指したい」と語った。
 一方、佐々木氏は共産党市委員会などでつくる市民団体「市民こそ主人公の住みよい門真市政をつくる会」が擁立。「市民目線での市政の実現」を強調して支持を訴えたが、及ばなかった。
 当日有権者数は10万3572人(男5万1073人、女5万2499人)。

◆開票結果
◇門真市=選管最終発表
当 23942 園部一成  71 無現
   9922 佐々木由人 59 無新

◆開票結果
◇門真市(改選数1-3)=選管最終発表
当 16150 五味聖二  40 無元
  11678 石谷真一郎 59 無新
   3423 吉中三雄  55 無新



 大阪府門真市は、府の北中部に位置する人口12.8万人の市ですが、市長選は4年前の2005年に6選を目指していた当時の市長を破って初当選した現職の園部一成氏に新人の佐々木由人氏が挑戦する形となったのですが、『都市整備の遅れや国民健康保険等の財政危機に直面する中「出血を止めなければ」と行財政改革を進め、一生懸命手当てをしてきた』と1期目での成果を強調した現職の園部氏が自民・民主・公明の相乗り効果もあり、23242票を獲得し、『「市民の暮らしを守り国にモノが言える市政に転換します」と力を込めると共に、市役所庁舎の建て替え構想に触れ「10階建ての市役所にするのは後回しにし、市民の生活を守る施策に予算を割くべきだ」と述べ、国保料・介護保険料の値下げや、就学前の子どもの医療費を無料化する』と主張した自営業で9922票を獲得した佐々木由人氏に圧勝し再選を決めました。
 市民は、5期20年務めた元市長の東潤氏を破った園部氏にもう4年任せてみようと判断したようですが、果たして園部氏は次の4年間でどのような実績を残すのでしょうか…。
 2005年には隣接する守口市と合併することが協議されたものの、合併を問う住民投票で相手方の守口市からNOを突きつけられ(反対票が87%!)、町の中心的存在のパナソニックグループやその下請け企業も業績が振るわない中 税収の確保にも支障を来たし、中々厳しい財政状況かと思いますが、それだけに園部氏の市政運営が注目されることになりそうです。

(21日の選挙)佐々町長に新人古庄氏 佐世保市との合併可能性ほぼなくなる 

2009-06-26 16:02:49 | Weblog
佐々町長に新人古庄氏 佐世保市との合併可能性ほぼなくなる 2009年6月22日 
長崎 http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090622/01.shtml
西日本 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/103854
 任期満了に伴う北松佐々町長選と町議選(定数10)は21日、投開票が行われ、前副町長で新人の古庄剛氏(62)=無所属=が、前町長の大瀬康政氏(69)=同=を大差で破り、初当選を果たした。佐世保市との合併に慎重な古庄氏が当選したことで、新合併特例法期限内(来年3月)に両市町が合併する可能性はほぼなくなった。新議員10人も決まった。
 町長選で、古庄氏は関耕二町長(68)が引退を決意したのを受け、5月末に出馬表明。出遅れや知名度不足も懸念されたが、「単独での町政運営」をスローガンに、民主党県連や連合長崎、地元商工業者など幅広い団体の支援を受け組織戦を展開、支持を広げた。
 大瀬氏は「来年3月までに佐世保市との合併を」と訴え、現町政の合併問題への対応の鈍さを批判、合併しなければ財政が悪化、サービスが低下するなどと主張したが、及ばなかった。
 定数が前回より3人減となった町議選は現職8、元職1、新人4の計13人が激戦を展開した。
 当日有権者数は1万586人(男4857、女5729)。投票率は町長選が70・52%(男68・75、女72・02)、町議選は70・51%(男68・75、女72・0)=町選管調べ=。

○責任の重さ痛感/古庄剛氏の話
 責任の重さを痛感している。4月の住民投票に続き、民意は合併に反対の意思を示した。佐世保市との協調関係は維持しつつも、当面は単独での町政運営を行う。住民の声を尊重し、県北一の町づくりを進めたい。
◇佐々町長選開票結果(選管最終)
当4695 古庄 剛 62 無新 民主推薦
 2596 大瀬康政 69 無前

(参考記事)76票差 揺れる町民心情 佐々町住民投票で合併反対過半数 6月実施 町長、町議選が焦点に 2009年4月21日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90641
 19日投開票された佐々町の住民投票は、佐世保市との法定合併協議会(法定協)設置について「反対」が3141票と過半数になったものの、「賛成」3065票とは76票の小差。町の将来を左右する合併問題に関して揺れる町民の心情を表したといえる。今後、合併問題が争点になるとみられる6月の町長選、町議選が焦点となりそうだ。
 住民投票を直接請求した住民団体の森田数博代表は「町にとっては大きなデメリットだ」と困惑気味。昨年12月の町議会で否決された法定協設置案を直接請求した横尾章二郎町議も「予想していなかった」と驚きの表情を浮かべながらも「町長、町議選であらためて合併の必要性を訴えていきたい」と述べた。
 両市町の合併を推進してきた金子原二郎知事も「住民投票の結果は住民の意思であり、重く受け止めたい」とのコメントを出した。
 一方、合併に慎重姿勢を取ってきた関耕二町長は「町民も新合併特例法期限(来年3月末)までの合併は無理だと分かっていた証し」と評価。住民投票後に明らかにするとしていた町長選への態度については「後援会と相談して1、2週間のうちに決める」と述べるにとどまった。
 すでに町長選に立候補表明している前職の大瀬康政氏は「住民投票の結果にこだわらず、合併を訴えていく」とあらためて出馬への意欲を示し「単独運営では、ごみやし尿処理などが財政的に重くのしかかり、町は5、6年しかもたない」と訴えた。
 佐世保市の朝長則男市長は20日、江迎、鹿町両町との合併申請書提出のため訪れた県庁で「(佐々町に)再度働き掛けをすることは当面ない」と述べる一方「6月の町長選後の町長の動き次第で、佐世保市の動き方も変わってくる」と含みを残した。



 何かと政界が騒がしかったこともあり、記事をアップするタイミングをすっかり逸してしまっていた(苦笑)のですが、先週日曜日に行なわれた選挙戦の結果についてお送りしたいと思います。
 長崎県佐々町(さざちょう)は、県の北部にある人口1.3万人強の佐世保市に隣接した町ですが、町長選は現職の関耕二氏が健康上の不安を理由に出馬を見送ったため、元副町長の古庄剛氏と元町長の大瀬康政氏の争いとなったのですが、
 「合併問題については4月の住民投票で、小差ながらも『合併反対』との民意が示された」と強調し、「当面は住民の声を尊重し、単独の町政運営を維持しながら、県北一の町づくりを進めたい。生活基盤の整備や福祉、子育て支援の充実を図り、新生佐々町をつくりたい」と佐世保市との合併に慎重な立場を取る古庄剛氏が4695票を獲得し、
 「三位一体の改革で地方は疲弊しており、佐々町も例外ではない」と力を込め「今後、合併がどうしても必要になる。佐世保市が温かく迎えてくれるのも、新合併特例法期限の来年3月31日までだ。間に合うのかと言われるが、私はそれまでに合併調印する考えだ」と合併を強く推して2596票を獲得した元町長の大瀬康政氏を大差で破り初当選。
 4月に行なわれた佐世保市との合併協議会設置の是非を問う住民投票では、わずか76票差とはいえ反対が過半を占めましたが、町長選でも合併慎重派の町長が当選したことで、佐世保市との合併は当面見送られることになりそうです。
 
 とはいえ、同じ北松浦郡の江迎・鹿町両町は来年3月に佐世保市と合併する予定で、そうなれば、町の全域を佐世保市に囲まれてしまう異例の事態に陥り、加えてこれまで両町と共同で運営していたごみやし尿処理など喫緊の課題に直面するわけで…(汗
 勿論合併は最終的には地域の住民が決めることなので、たとえ周りを県第二位の都市に囲まれようと、住民が独自の道を望むならばそれはそれで良いとは思いますが、ライバル候補の大瀬氏が主張するには「単独運営では、ごみやし尿処理などが財政的に重くのしかかり、町は5、6年しかもたない」だそうで、それだけに新町長がどう財政再建を行ないつつ、かつ町の舵取りを行なっていくの非常に注目されることになりそうな気がします。

米歌手マイケル・ジャクソンさんが死亡

2009-06-26 08:24:05 | Weblog
米歌手マイケル・ジャクソンさんが死亡 2009年06月26日 
ロイター http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38731520090625
共同通信 http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062601000067.html
 米ポップ歌手のマイケル・ジャクソンさんが25日、ロサンゼルスで死亡した。芸能サイトTMZが伝えた。50歳だった。
 TMZは「マイケル・ジャクソンが死亡したことが分かった。マイケルは午後に心停止に陥り、救急医療隊員も蘇生させることができなかった。救急隊が到着したときには脈がなく、心拍は戻らなかったと聞いている」と報じている。
 ジャクソンさんの死亡に関する正式な確認は取れておらず、広報担当者らのコメントも今のところ得られていない。
 ロサンゼルス・タイムズ紙はこれより先に、ジャクソンさんが呼吸停止のためロサンゼルスの病院の緊急搬送されたと伝えていた。
 ジャクソンさんは7月13日の公演を皮切りに、ロンドンで復活コンサートを行うと発表していた。


 ………。マイケルジャクソンと言えば、一時期はまさにスター中のスターだっただけに、突然のこの報道にはただただ吃驚するだけです。私自身想い出の曲が多いだけにショックですね。すみません。これ以上の言葉が出てきません。

日食ツアー当て外れ、あと1カ月なのに空き 鹿児島

2009-06-25 15:27:26 | Weblog
日食ツアー当て外れ、あと1カ月なのに空き 鹿児島 2009年6月22日 朝日
http://www.asahi.com/travel/news/SEB200906220002.html
 7月22日の皆既日食まで、あと1カ月。「世紀の天文ショー」が迫るが、鹿児島県の離島の自治体が募集する観測ツアーにはまだ空きがある。天文ファンが殺到して既存の宿泊施設では収容しきれないとみて、臨時キャンプ場などを確保して受け入れ枠を広げたものの、一部を除いて皮算用通りになっていない。各島とも追い込みのPRに懸命だ。
 「今世紀最長の皆既日食でーす」。15日、奄美空港。大島紬(つむぎ)の着物姿の女性たちが観光客にビラを配った。地元・奄美市と紬業者によるPR。島北部で3分前後の皆既日食が観測できるが、埼玉県の60代の男性は「奄美で皆既日食が見られるとは知らなかった」と話した。
 奄美市は、皆既日食の前後に受け入れ可能な人数を大幅に上回る来島者があるとみている。市内のホテルは8割が予約で埋まり、キャンセル待ちの問い合わせも多いという。
 だが、市が旅行業者に委託して2960人を募集したツアーへの申し込みは、17日現在で約1600人にとどまる。2カ所の臨時キャンプ場に泊まるコース(定員2620人)への申し込みが伸びないのが響いている。
 市の担当者は、最長で6泊9日の過酷なテント生活になるにもかかわらず、平均で十数万円、最高で50万円かかるツアー代金がネックと分析する。「不景気が影響している」と頭を抱える。新型インフルエンザが国内で発生した5月以降は特に伸び悩んでいるという。
 皆既日食が最長の6分25秒観測できる悪石島などのトカラ列島(十島村)。宿泊施設が少ないため、村はツアー以外での来島自粛を求めているが、1500人の枠のツアーにまだ1割の余裕がある。最長で10日間で、費用は最低でも34万円。世界各地の皆既日食を追いかける「日食ハンター」の申し込みは多いが、半数近くのテント暮らしの枠に空きがあるという。
 一方、2~4分観測できる屋久島では屋久島町や地元旅行業者が窓口となった3千人のツアーが2月末に完売した。宿泊施設を利用するタイプがほとんどで、町の担当者は「日食の数日前から入って、縄文杉など屋久島の自然を楽しみたいという人が多いようだ」と声を弾ませる。
 ホテル泊なら中国へのツアーも人気だ。上海では5分ほど観測できるうえ、3~4日の日程で15万~20万円程度。トカラ列島や奄美大島へのツアーより「近くて安い」。
 予想を下回る現状に、奄美観光物産協会の越間多輝鐘(こしま・たきかね)会長は「奄美はトカラの陰に隠れた感がある。中国も強敵だが、島唄(うた)や大島紬などの伝統文化の魅力も訴え、集客を図りたい」と話す。
 宿泊場所を確保しないまま島に入る人をどうするかという問題もある。十島村や屋久島町は皆既日食前後の7~9日間、ツアー客以外の上陸を制限するが、制限前に入る人や「密入島者」もいるとみる。島南部で観測できる種子島では、島のキャンプ場や体育館を400人分の宿泊施設として開放し、「宿なし」の観測者に対応する。



 う~ん。これは不況がどうこうよりも、そもそもテント宿泊ツアーで数十万円も支払ってもらおうと皮算用を立てる方に根本的な無理があると思うんですけどね…(汗
 天文ファンを別にすれば、基本的に日食ツアーに応募するのは、ある程度お金と時間に余裕のある中高年層。若い頃は多少の無理ができても、歳を取れば、睡眠くらいはゆったりと取りたいところですが、テント暮らしでは寝心地が悪く睡眠不足になりそうですし、同じ金額を出すのならば、海外旅行に行ったり、あるいは温泉でゆっくりしたいと考える方が自然ではないかと思います。 
 世間では、『100年に1度の不況』という言い回しが一種の流行言葉になり、なんでもかんでも不況のせいにしたがる傾向が強いようですが、こちらは単なる需要予測の判断ミスではないでしょうか。

東国原宮崎県知事発言騒動 ニュース5本

2009-06-25 15:17:53 | Weblog
麻生首相ムスッ!東国原知事「総裁要求」に自民大荒れ 2009年6月24日 スポーツ報知
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_tarou_aso3__20090624_3/story/20090624hochi047/
 宮崎県・東国原英夫知事(51)が23日放った「自分を総裁候補に」発言を受け、自民党内には異論の嵐が吹き荒れた。完全にナメられた形の麻生太郎首相(68)は「おちょくった気持ちで言っておられるとは思いませんけれども」と言葉を選びながらも表情はムスッ。さらに笹川堯総務会長(73)が「アホらしい」と吐き捨てるなど、波紋は広がっている。
 顔は平静を装っていた麻生首相だが、本音ではブチギレ寸前だったはずだ。東国原知事の発言について「総理への挑戦とも取れますが…」との記者団の問い掛けに「知事を辞めて、いろんなことをやるのは人の去就の問題ですから。(それに)おちょくった気持ちで言っておられるとは思いませんけれども」と言葉を選びながら答えた。
 最近では嫌な質問にも微笑で返してきた首相だが今回ばかりは、ムスッとした表情で「詳細を把握しておりませんので、コメントのしようがありません」とピシャリ。麻生降ろしの風が吹き荒れる中での新たな「退場」要請に、怒りを胸の内にしまい込んだ。
 人気知事から飛び出した仰天発言に、自民党内からは反発や困惑の声が相次いだ。笹川総務会長は、知事のプランを伝え聞くと「ホント?」と半信半疑。さらに「総裁としての資質は?」と問われると「アホらしい」と吐き捨てた。「国政での努力、経験、識見を踏まえて発言すべきだ」(大島理森国対委員長)、「東国原くん、顔を洗ってくれたまえ」(松浪健四郎衆院議員)と不快感を示す意見が相次いだ。
 古賀選対委員長による異例の「現職知事への出馬要請」は、人気知事に頼らざるを得ない苦境の表れ。大阪・橋下知事や千葉・森田健作知事にも衆院選での支援を要請したい考えだ。古賀氏の行動は「お笑い芸人(出身者)に自民党が笑われた」(幹部)と批判が出る一方で「宮崎まで行ったのだから話ができているのでは」との見方もある。
  国民的人気を誇る知事の発言だけに、支持する声も上がった。丸川珠代参院議員は「今、総裁選をやったら(知事が)圧勝するのでは」と予想し「本当に出馬したら自民党は間違いなく変わるでしょうね」と期待。最後には「『総裁に』という返答は、芸人・そのまんま東として天才的な切り返しだと思う」と知事のセンスを称賛していた。

丸山和也参院議員、古賀選対委員長を真っ向批判 2009年6月24日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090624-OYT1T00497.htm
 自民党の丸山和也参院議員は24日午前の党参院議員総会で発言し、同党の古賀選対委員長が東国原英夫宮崎県知事に次期衆院選への同党公認での出馬を要請し、東国原氏が自らを総裁候補とすることを条件に挙げたことについて、「本当に情けない。(党には)人材はいっぱいいる。古賀さんの責任をきちんと追及すべきだ。場合によっては即刻辞任してもらうようなことがあっていい」と述べ、古賀氏を厳しく批判した。
 他の議員からも「そうだ」との声があがった。
 同党の細田幹事長は24日午前、都内で記者団に、「(出馬要請は)党として正式に決定したことではない」と指摘した上で、「東国原氏も(出馬を)考えていないという代わりに、ジョークみたいな感じで答えたわけだから。『出馬しない』という言い方がそういう言い方になった」と語り、事実上の出馬拒否だったとの見方を示した。
 公明党の漆原良夫国会対策委員長は「今の段階ではプラスにならない」と懸念を示した。
 河村官房長官は記者会見で、「(東国原氏は)麻生さんの交代を求めるということではなく、この(衆院)選挙にどう臨もうとしているのか、その覚悟のほどを聞いているのだと受け止めた」と語った。

衆院選出馬「条件がそろえば国に行く」 東国原知事 2009年6月24日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090624NTE2INK0224062009.html
 自民党の細田博之幹事長は24日午前、都内で記者団に、古賀誠選挙対策委員長による東国原英夫宮崎県知事への衆院選出馬要請について「党として正式に出馬要請はしていない」と述べた。東国原知事が党総裁候補となるのが出馬条件としたことには「ジョークだ。党総裁候補ならいいと言って断ったということだろう」と語った。
 一方、東国原知事は同日、県庁内で記者団に「条件がそろえば宮崎や地方のために国に行くと言わせていただきたい。私は真剣だ」と強調。「総裁候補になるために必要な推薦人要件などの党規約を変えることも検討して欲しい」と語った。

東国原知事「いたって真剣」 国政進出条件で 2009年06月25日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=18237&catid=74&blogid=13
 東国原知事は24日、自民党から次期衆院選への出馬要請を受けて、「総裁選の候補」との条件を示したことについて「いたって真剣だ。ふざけたり、おちょくっていることはない」と強調した。
 その上で、条件が満たされた場合は「宮崎のために国政に行く」との意欲を示した。 県庁で記者団の質問に答えた。

知事の国政転身反対82% 県に意見287件 2009年06月25日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=18259&catid=74&blogid=13
 県が開設している「県民の声」には24日までの3日間に、メールや電話で287件の意見が寄せられた。
 国政転身に反対が全体の82%を占め、賛成(18%)を大きく上回っている。
  県秘書広報課によると、自民党の古賀誠選対委員長が知事と会談することが報じられた22日は11件だったが、23日は80件、24日(午後3時現在)は196件と激増。24日は電話100件、メール91件、ファクス5件に上った。



 東国原知事の『自分を総裁候補としてくれるなら出馬』発言ですが、予想以上に大きな波紋を呼んでいるようですね。
 まあ、麻生総理は内心はともかく表面上は軽くかわしたようですが、松浪健四郎衆院議員からは「東国原くん、顔を洗ってくれたまえ」と怒りの発言が出て、丸山和也参院議員に至っては、その怒りの矛先が古賀選挙対策委員長に向いて古賀氏をを真っ向批判…。
 まあ、古賀さんとしては、『有力閣僚のポストをほのめかせば乗ってくるだろう』という思惑で、わざわざ沖縄の慰霊式典までキャンセルして会いに行ったのだと思いますが、東国原氏の方が一枚上だったということでしょうか…。

 ただ、現実問題として、仮に東国原氏が国会議員に転身して初当選したとして、総裁は問題外としても、いきなり閣僚入りはあるんでしょうかねぇ…。
 民間人の活用と言えば、2001年の第一次小泉内閣で経済財政大臣兼金融大臣に大抜擢された竹中平蔵氏を思い出しますが、竹中氏の場合は、小渕政権や森政権時代にも経済戦略会議やIT戦略会議で委員を務めるなどそれまでの実績があってからこその抜擢でしょうし、加えて竹中氏の場合は、それまでは政界にこれといった敵もいなかったことから抜擢されたと思いますが、今回の東国原発言には、既得権やポストを奪われかねないベテラン議員からはかなりの反発を招くはず…。
 麻生さんが総理大臣になったときの総裁選でさえ、森さんが『小池さんの出馬に同じ派閥でありながら協力しない』など、とかく長老達が筋書き通りのシナリオを演じたがることが大好きな政党だけに、正直総裁就任どころか、閣僚への抜擢の可能性もかなり微妙な気がします。

 一方、当の東国原知事は1夜明けても国政への熱い思いを語っていたようで、少なくとも単なる婉曲な断り文句というのではなさそうな雰囲気ですが、氏は県知事に就任してまだ2年半。いくらそれまでに政治の勉強をしてきたと言っても、実務経験としては県知事に就任してからの2年半程度で政治家としての実力はまだまだ未熟でしょうし、何よりも8割以上の方が国政転身に反対するメールを県に送りつけているようで、仮に自民党議員として出馬するとしても、まずは県民の説得が先になりそうですね。

シティグループ、従業員の基本給50%引き上げへ

2009-06-25 09:31:50 | Weblog
シティグループ、従業員の基本給50%引き上げへ 2009年06月24日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38704320090624
 米ニューヨーク・タイムズ(NYT紙)が関係筋の発言として伝えたところによると、シティグループは、ボーナス減少を相殺するため、今年の従業員の基本給を最大50%引き上げる方針を明らかにした。
 人材流出の防止と、持ち株の価値目減りを補うことが狙い。このほか、従業員に新たにストックオプション(自社株購入権)を付与することも計画しているという。
 シティのスポークスマンはこの問題についてのコメントを控えたが、この措置により、ボーナスを一時金でなく賃金の一形態と考えるウォール街の発想に沿った支給体系が実現すると説明した。
 シティは、ロイター宛ての電子メールで、引き続き競争力のある支給体系を模索していくと述べた。



 ??? シティグループと言えば、不良資産救済プログラムに基づいて公的資金450億円が投入されていて、一時は株価も経営不安から0ドル97セントと一時的とはいえ1ドル割れし、ダウ指標銘柄からも外されてしまった経営不振行(24日の終値は3ドル04セント)ですが、当面の経営危機を乗り切った自信(ただの自信過剰?)からなのか、『従業員の基本給を5割も引き上げる』などという、巨額の財政赤字を抱え高失業率に苦しんでいる米庶民が聞いたら、激怒しそうな 非常識?な施策を真剣に検討しているようです…(呆れ
 ちなみに、シティグループのリチャード・パーソンズ会長は今月の16日に『不良資産救済プログラム(TARP)に基づいて注入を受けた公的資金450億ドルについて、返済を希望しているが、返済時期は決まっていない シティが公的資金を返済できていないことにより、人材の獲得や維持という点で不利になっている』などと述べているようですが、今のシティに必要なのは、とびきり優秀な少数の人材を奪いあうことよりも、1人1人の行員が確実に黒字の実績を積んでいくことのはず…。
 日本でも、りそな銀行が経営不振になり公的資金の投入を受けた時は、かなり厳しい人件費抑制策を取りましたし、日本人的発想で考えるならば、わざわざ人件費を増やすような無謀な発想は出てこないと思うのですが、これも文化の違いなのでしょうか…。
 都合の良いときだけ国から援助してもらい、資金繰りがついた途端 借金を返済して報酬制度も自由にしたいなんて、ずうずうしいにも程がありますし、まずは経営体質をもっと強化して確実に利益をあげ続ける体質を作る方が先決ではないかと思います。

止まらない暴走! 鳩山邦夫前総務相「このままでは自民党は死ぬ」  

2009-06-24 20:17:37 | Weblog
止まらない暴走! 鳩山邦夫前総務相「このままでは自民党は死ぬ」  2009年6月24日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090623/plc0906232211021-n1.htm
 日本郵政の西川善文社長の続投が決まり、半年間にわたる混乱にピリオドが打たれたかにみえるが、この問題で更迭された鳩山邦夫前総務相の“暴走”が止まらない。公然と麻生太郎首相の批判を始めた鳩山氏に対し、政府・与党幹部は猛反発するが、同調の動きは後を絶たない。「自民党はこのままでは死ぬ」と断言する鳩山氏。「ついにポスト麻生を狙い出した」との見方も-。
 「首相は非常によい方だが、致命的な判断ミスをした。経営を一新しなければ、国民が受け入れないのは当たり前だ」
 23日朝、鳩山氏は自宅前で報道陣の取材に応じ、西川社長続投を決めた政府の対応を激しく批判。日本郵政役員の報酬カットの方針も「国民を愚弄(ぐろう)する目くらましだ」と切って捨てた。
 これに対し、温厚な河村建夫官房長官も堪忍袋の緒が切れたようだ。23日の記者会見で「鳩山前総務相には業務改善命令にきちんと対応する責任があった。その責任を果たさなかったことが辞任の要因となった」と述べ、鳩山氏を批判。「民営化会社の人事の判断は軽くない。決して感情論で片づけられる問題ではない」と断じた。
 安倍晋三元首相も「総務相が自分の首と西川社長の首を天秤(てんびん)にかけて首相に決断を迫るのはおかしい」。自民党の菅義偉選対副委員長は「鳩山氏は正義が通るとか通らないとか言っているが、何か違った意図があるんじゃないか」と首をかしげた。
 鳩山氏が強気の背景には世論の支持がある。産経新聞とFNNの合同世論調査でも「西川社長は続投すべきでない」との回答が75・0%に上った。
 自民党内に鳩山氏に同調する動きもある。笹川堯総務会長は「鳩山氏は責任がないのに総務相を辞職した。西川氏は減給する前に辞めたほうがいい」。谷川秀善参院幹事長は「西川氏の続投は国民の目からわかりにくい」と述べた。
 では、鳩山氏の狙いは何なのか。「自民党離党や新党結成は念頭にないが、未来永劫(えいごう)ないわけではない」「政治の流れ次第でとるべき行動は決める」「自民党の出直し的な改革のため若手議員に決起してほしい」-。鳩山氏は意味深長な発言を繰り返し、若手議員らとの会合を繰り返す。
 23日夜も都内の居酒屋で行われた若手議員7人の会合に招かれ、「自民党はこのままでは死ぬ。お前たちが爆発しないと自民党は変わらないゾ!」とゲキを飛ばした。
 鳩山氏が離党しないのは、かつて離党した民主党と今さら連携できないという事情や、兄・鳩山由紀夫民主党代表との対抗意識がある。加えて鳩山氏は4年前の衆院選で福岡6区に国替えしたばかりで、選挙基盤が盤石ではないことも離党に踏み切れない要因となっているようだ。
 このため、自民党では「鳩山氏はポスト麻生の総裁選出馬を狙っているのでは」(閣僚経験者)との見方が強い。
 「暴れたくなる心を一生懸命抑えている。冷静に冷静に自らを戒めて…」。鳩山氏は23日、記者団の前でこう述べ、なぜか高笑いした。



 一方、東国原宮崎県知事の「私を次期総裁候補として、次の衆院選を戦う覚悟はあるのか」発言に政治面トップを奪われた感もなくもないのですが、鳩山前総務相も「このままでは自民党は死ぬ」発言を行なうなど、中々過激な言動を繰り返しているようですね。
 まあ、鳩山氏の場合、肝心の応援団が 共産党を毛嫌いしているあの谷川秀善議員や、「小渕優子大臣は少子化担当大臣。なぜなれたか。子供を産んだからだ」と発言をやらかした笹川堯議員 など、『問題発言議員同士の庇いあいじゃなぁ…』という気もしなくもないのですが、あれだけ日本郵政の西川社長の処遇が問題視されながら 下された処分が『減給30%を3ヶ月』では国民の納得も得られないでしょうし、文部科学大臣や財務大臣を務め現在は自民党幹事長の伊吹文明氏も(その後の恋文騒動での鳩山氏への批判は別にしても)鳩山氏への処分の問題に関しては「国民の目線から見て、鳩山さんの主張が自然」発言をしているだけに、鳩山氏としては自民党のなあなあ体質に危機感を感じるのも無理もないところだと思います。

 さすがに総裁選出馬の可能性は、鳩山氏の過去の言動を振り返ると、『自民党長老を説得することが困難』という意味で、東国原氏同様ないと思いますが、今の鳩山氏は国民の人気も高いだけに、あまり党内で冷遇するようだと、今度は離党した上での野党(とりわけ国民新党とは組みやすいのでは?)との連携も十分考えられるだけに、自民党幹部としても今は忍の1文字にならざるを得ない心境なのかもしれませんね。

東国原知事「私を総裁候補にするなら」 自民の出馬要請に条件

2009-06-24 10:24:43 | Weblog
東国原知事「私を総裁候補にするなら」 自民の出馬要請に条件 2009年6月24日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090623AT1E2300123062009.html
 自民党が次期衆院選に向け「改革派知事」に秋波を送っている。古賀誠選挙対策委員長は23日、宮崎県庁を訪れ東国原英夫知事に同党からの衆院選出馬を要請。橋下徹大阪府知事にも近く協力を求める方針だ。ただ東国原氏は「党総裁候補として衆院選を戦う」ことなどを条件に提示するなど支持率低迷にあえぐ自民党の足元を見た格好で、同党の窮状を映し出した。
 東国原氏は会談で「私を次期総裁候補として、次の衆院選を戦う覚悟はあるのか」と発言。直轄事業負担金の制度廃止など全国知事会がまとめた改革案を衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込むことも要求した。古賀氏は「話は一応お伺いした」と語るにとどめた。
 自民党は知名度の高い改革派知事と連携することで政党支持率回復につなげ、衆院選で無党派層を取り込む思惑がある。古賀氏は兼任する日本遺族会会長として重要な沖縄の「慰霊の日」の式典を欠席して東国原氏と会談。「知事の日程に合わせ、三顧の礼を尽くした」(選対幹部)。

「総裁?まず研さんを」自民・大島氏が東国原知事にぐさり 2009年6月24日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090623-OYT1T01032.htm?
 自民党の古賀選挙対策委員長が宮崎県の東国原英夫知事に次期衆院選への出馬を要請したことについて、大島理森国会対策委員長は23日、「総裁になりたいなら、国政での経験、研さんを積んで、期待が集まってからだ」と否定的な見方を示した。
 党内では今回の動きがかえって「麻生降ろし」を加速しかねないとの見方も浮上している。
 一方、民主党の鳩山代表は「知事はまだ1期目も終えていない中で、政党を救うため、知事の職を投げ捨てるみたいな発想が県民、国民に理解されるのか」とけん制した。
 東国原知事同様、住民から高い支持を受けている大阪府の橋下徹知事は「度胸ありますね。いきなり総裁選というのはしゃれとしか思えないが、東さん(東国原知事)らしいといえば、東さんらしい」と語った。

橋下知事「断る理由のしゃれでは」 東国原知事の発言に 2009年6月24日 朝日
http://www.asahi.com/politics/update/0623/OSK200906230104.html
 大阪府の橋下徹知事は23日、東国原英夫・宮崎県知事が衆院選立候補の条件として自民党の次期総裁候補にするよう求めたことについて、「政権与党の選挙の王様みたいな古賀誠選対委員長に、いきなり『総裁選』というのは度胸ありますね。本気ならすご過ぎる」と報道陣を前に驚いた表情をみせた。
 橋下知事は「(東国原知事から)事前に相談はなかった。断る理由のしゃれだったのでは」との見方を示しつつ、「(公認が得られず立候補を断念した)杉村太蔵さんをはじめ、普通は自民の公認をもらうのも大変なのに」と話した。
 自らの立候補の意思を問われると、「僕が国会議員に、という府民の期待は皆無。世間は国会議員に向かないことを知っている」と述べた。




 う~ん。 自民党が東国原宮崎県知事を選挙の顔に利用しようとしているのは知っていましたが、知事の「私を次期総裁候補として、次の衆院選を戦う覚悟はあるのか」発言には吃驚しましたね…(苦笑
 まあ、東国原知事が知事に就任したのは2007年1月23日なので、就任してからまだ2年半。いくら東国原氏が国政に興味があるとしても、後継者が十分に育っていない現実を考慮すれば、仮に将来的に知事から国会議員に転身するとしても、地元民としては最低でも1期4年、できれば2期8年は務めて欲しいところでしょうし、たった2年半で現ポストを放り出して国会議員に転身しようと思えば、総理大臣のポストは明らかに無理難題としても、総務大臣クラスのポストは確約してもらえなければ、地元民を説得することなどとてもできず、また『散々利用されたあげく、総選挙終了後に『単なる1国会議員』扱いに戻るのではとても割りに合わない(政治家としてのキャリアに傷がつく)』と判断したのではないでしょうか。
 東国原氏としては、昨年10月の中山成彬国土交通大臣(当時)の辞任騒動に絡み、その中山氏が東国原氏を強引に後任候補に担ぎ出そうとしたあげく、当の宮崎県民から猛反発を食らっている以上、何よりも地元の反応が気になるでしょうし、仮に国政に転身するならば、それなりの説得材料が必要。
 総理のポストを要求すれば、自民党の古参議員が反発することはわかっていたでしょうし、もしそれで話がお流れになるならばそれでよし、有力大臣のポストをくれるなら賭けるだけの価値はあると判断されたのでしょうね…。
 そういう意味では、橋下大阪府知事の「断る理由のしゃれでは」発言も、まんざら外れていない気がします。

 それにしても、古賀さん よりによって沖縄の慰霊の日の式典を欠席してまで、そんなことやっていていいんでしょうか…???

「社長は給与返す、社員も返上を」労組反発 英BA

2009-06-23 11:18:14 | Weblog
「社長は給与返す、社員も返上を」労組反発 英BA 2009年6月20日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/business/update/0620/TKY200906200039.html
 経営が苦しいから月給1カ月分を返上してほしい。社長も返上するから――。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のそんな提案に労働組合が猛反発している。平均的従業員は年収でさえ社長の月収の半分。同列に扱う無神経さががまんならないようだ。
 BAの広報によると、月給返上の要請は最近、社内メールで全社員に流された。強制ではないといい、自発的に1カ月間休むか、無給の「ボランティア」として働いてほしいと呼びかけた。ウィリー・ウォルシュ社長自身も7月の給料を返上するという。
 ところが、社長の給料は年間73万5千ポンド(約1億2千万円)で1カ月当たり約1千万円。これに対して従業員は年収でも平均約3万ポンド(約500万円)。社長は1カ月で平均的社員の年収の2倍を取っている勘定になる。
 「社長は1カ月ただ働きしても困らないだろう。だが従業員はそうはいかない」と労組ユナイトのスポークスマン。別の労組幹部も「まず社の幹部が自分たちの給料を永続的に劇的に削減してからの話だ」とあきれている。



 あ~これは勘違いも甚だしいですね。海外程平社員と経営者との給与格差が大きくない日本でも、賃金カットを求める時は、管理職や経営陣など、役職が上がるに連れ賃金カット率を高くするのはいわば常識以前の話。
 BA労組関係者の言葉じゃありませんが、『まずは会社を率いる経営者や幹部が身をもって痛みを受け止めてもらう』ことが先でしょうし、年収が20分の1以下の一般従業員から見れば、『ふざけるんじゃない!!!』と怒りを隠しきれないのではないでしょうか…。
 航空業界も経営が苦しいのはわからなくもないのですが、まずは経営者であるウィリー・ウォルシュ氏が率先して1年分の報酬を返上するなり、仮に一般従業員に痛みを強いるとしても、やはり段階というものが必要でしょう。
 社長のウィリー・ウォルシュ氏は、エア・リンガスに17歳にパイロット見習いとして入社したと聞いていただけに、もう少し従業員の痛みのわかる方だと期待していたのですが、こういう発言を聞くとがっかりさせられますね…(溜息

日本郵政、西川社長続投へ 再任問題、報酬返上3カ月30%で決着

2009-06-23 11:13:23 | Weblog
日本郵政、西川社長続投へ 再任問題、報酬返上3カ月30%で決着 2009年6月23日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090622AT3S2202L22062009.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090622-OYT1T00952.htm
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0622/TKY200906220228.html
毎日 http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/06/22/20090623k0000m020028000c.html
産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090622/plc0906222101018-n1.htm
 佐藤勉総務相は22日、日本郵政の西川善文社長と総務省内で会談し、西川氏の社長再任を認可する方針を決めた。西川氏は宿泊施設「かんぽの宿」譲渡問題などをめぐる業務改善命令を受けた是正措置報告を説明。報酬を3カ月間、30%返上する意向も伝え、総務相が了承した。政府は24日に日本郵政が提出する報告を見て正式に判断するが、西川氏の再任問題は事実上、決着した。
 西川氏が示したかんぽの宿問題の改善措置は、1年以内に実施し3カ月ごとに進ちょく状況を総務省に報告する内容。日本郵政のガバナンス(企業統治)を巡っては「日本郵政グループ経営諮問会議(仮称)」を設置。取締役会の経営監視機能の強化を狙い、3カ月以内に取締役会長」を社外取締役から選任するとした。同会長は諮問会議の議長も兼ねる。

郵政社長続投に鳩山邦氏「国民を愚弄」「ばかばかしい」 2009年6月23日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090623/stt0906231000002-n1.htm
 鳩山邦夫前総務相は23日午前、日本郵政の西川善文社長の続投を決めた政府の対応について、「経営を一新しないで(西川氏らが)責任をとらなければ、国民は受け入れない。ばかばかしいことをやっている」と述べ、激しく批判した。都内で記者団に語った。
 鳩山氏は、西川氏の報酬自主返上を「国民を愚(ぐ)弄(ろう)するような目くらましだ」と批判。西川氏の対応を評価した麻生太郎首相についても「致命的な判断ミスが続いている」と語った。
 西川氏の社長続投に反対した鳩山氏の更迭で、内閣支持率が下がったことについては「自民党や内閣の一部の常識が、私や国民の常識と一八〇度違うから、厳しい政治状況にある」と述べた。ただ、自身の今後の政治行動は「暴れたくなる心を一生懸命抑えている。冷静に自らを戒めて行動していく」とだけ語った。



 う~ん。日本郵政の人事問題については、西川氏が自らへの処分を言及していたことから、最低でも次期社長含みで外部から人材を獲得した上で、西川氏本人も『報酬50%カットを半年間』程度は行なうと思っていただけに、処分内容が『西川氏が30%を3か月分、高木祥吉副社長が10%を3か月分、横山邦男専務執行役・佐々木英治専務執行役・伊藤和博執行役が10%を2か月分』返上し、『「かんぽの宿」売却に深くかかわるなどした宿泊事業部長の担当を変更し更迭』では、(後者の人事更迭処分はともかく)前者の経営者への管理監督責任があまりにも激甘過ぎて、本当に処分と言えるのかクビを傾げたくなりますね…(呆れ
 減額率一つとっても、これではまるで部下の不祥事と連帯して上司が責任を取ったり、あるいは企業が深刻な業績不振になった時の減額率(*)で、とても西川氏ら経営陣の経営責任を認めた減額率とは思えませんし、もしこの問題がここまで大騒ぎにならなかったら、後者の宿泊事業部長など部下数人を処分して問題のもみ消しを図ったのではないか…とさえ勘ぐりたくもなるのですが、こんな小出しの処分でお茶を濁そうとしているようでは、野党に『どうぞ 突っ込んで下さい』とわざわざ攻撃材料を提供しているようなもの。

 責任を決める側も、『最後のバンカー』とまで呼ばれた大物相手に遠慮したのかもしれませんが、トップが3割カットなら、当事者以外の管理職の処分は当然それよりも軽くするのが妥当でしょうし、果たして申し訳程度の処分で国民が納得するかどうか…。
 一応の人事問題は決着したものの、もし自民党が次の衆議院選挙で惨敗するようなことになれば、再びこの西川氏の人事問題が焦点になってきそうな気がします。

*ちなみに、パナソニックが業績悪化を受けてグループの管理職約1万人の09年度の年俸を、平均13%程度カットすることを本日発表。役員年俸はすでに、大坪文雄社長と中村邦夫会長が30%をカットし、ほかの役員も20%削減することを決めています。
→ http://www.asahi.com/business/update/0623/OSK200906220127.html

エクストラータ:英資源大手に合併を打診 英紙など報道 

2009-06-22 13:34:03 | Weblog
エクストラータ:英資源大手に合併を打診 英紙など報道 2009年6月22日 
毎日 http://mainichi.jp/select/biz/news/20090622k0000m020089000c.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090621-OYT1T00601.htm
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M21010 21062009&g=MH&d=20090621
 スイスの資源大手エクストラータが、英資源大手のアングロ・アメリカンに合併を打診したことが明らかになった。21日付の英紙サンデー・テレグラフなどが報じた。合併が実現すれば、株式時価総額は計410億ポンド(約6兆5000億円)の巨大企業となり、ライバルの英豪資源大手BHPビリトンや同リオ・ティントに匹敵する規模となる。
 報道によると、エクストラータとアングロ・アメリカンは豪州の石炭事業のほか、銅の事業で重複部門があり、巨額のコスト削減が可能となる。
 エクストラータの経営トップがアングロの取締役会に合併協議についての文書を送った。ただ、アングロ社の首脳が他から出資を受けて、合併に反対する可能性もあるという。
 資源大手をめぐっては、07年にBHPビリトンがリオ・ティントへの買収を提案。その後、断念したものの、豪州の鉄鉱石事業を統合することで合意。これに対して、中国国営の中国アルミ業公司(チャイナルコ)が一時、リオ・ティントへの出資を検討するなど、中国企業の攻勢も続いており、業界再編が続きそうだ。


 ほぉ。エクストラータもアングロ・アメリカンもイギリスの主要株式指標である英FTSE100の指標銘柄ですが、この両者が合併の可能性ですか…(吃驚
 ちなみに、資源大手の合併と言えば、一度は破談になったものの、BHPビリトンがリオ・ティントを買収するという報道が流れ、日本の公取(公正取引委員会)が鉄鉱石のシェアが高くなりすぎると 問題視したのですが、アングロ・アメリカンもBHPビリトンやリオ・ティントと共に世界の鉱業大手3社に数えられる1社ですし、もしこの両者が合併すれば、その規模はBHPビリトンやリオ・ティントと肩を並べることになりそうだけに、資源輸入大国の日本としては、その後の進展が非常に気になるところ。
 報道によれば、『エクストラータとアングロ社は南アフリカやオーストラリアの石炭事業など重複部門が多く、合併によって大きなコスト削減効果が見込める』とコスト削減が主目的のようですが、競合他社が少なくなれば、価格交渉もしやすくなり、原材料を使用している企業の業績も直撃しかねないだけに、当事者やその株主は勿論のこと、この統合交渉は日本にとっても決して他人事ではないように思います。

国分寺市長選は現職が3選を決めるもミスで開票が1時間半遅れる

2009-06-22 13:29:26 | Weblog
国分寺市長選:星野信夫氏が3選 2009年6月22日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090622k0000m010095000c.html
 国分寺市長選(東京都)は21日投開票が行われ、星野信夫氏(65)が元市議の川合洋行氏(67)を破り、3選。投票率は39.89%。
 確定得票数は次の通り。
当23606 星野信夫=無現<3>
 13031 川合洋行=無新[共]

お粗末!ミスで開票遅れる 国分寺市長選 2009年6月22日 産経
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090621/tky0906212354004-n1.htm
 任期満了に伴う東京都国分寺市長選と市議補選(欠員3)は21日、投開票されたが、投票終了後に1カ所の投票所で投票箱のカギを入れる封筒に立会人2人の割り印がなかったミスが発覚。午後9時開始予定の開票が約1時間半遅れた。
 市によると、市立西町地域センターの投票所で投票箱のカギを入れる封筒に立会人2人の割り印が押されていなかったというお粗末なミス。
 本来の手順では市長選、市議補選の投票箱にカギをかけた後、カギを封筒に入れて封印。封筒には投票管理者と立会人3人の計4人の割り印が押されるはずだった。投票箱を開票所に移送中、ミスに気付き、市選管の委員らが対応を協議。選管委員長の職権で開票が始まった。この影響で開票作業は大幅に遅れ、深夜遅くまで続いた。
 市長選は無所属の現職、星野信夫氏(65)と無所属新人の前市議、川合洋行氏(67)=共産推薦=が立候補。星野氏は行財政改革などの実績、JR国分寺駅北口再開発の推進などを強調。政党の推薦は見送ったが、自民、民主の国会議員や都議選候補者の精力的な支援を受けた。川合氏は大型事業の見直しや福祉予算の増額を掲げ、星野氏を激しく批判した。
 市議補選は元職2、新人2の4人が立候補。
 投票率はいずれも39・89%(市長選は前回47・84%)。当日有権者数は9万4257人。




 東京都国分寺市は、都のほぼ中央部に位置する人口12万人強の市ですが、市長選は8年前の前々回選挙で接戦の末当時の市長の山崎真秀氏を破り、4年前の前回選挙では新人2人を退けて再選を決めた現職の星野信夫氏に、共産党系新人で元市議の川合洋行氏が挑戦する形となったのですが、『JR国分寺駅北口の再開発を進めながら、保育園の待機児童ゼロを目指す』と訴えた現職の星野信夫氏が23606票を獲得し、『「保育園の待機児が200人、特別養護老人ホームの待機者が300人。福祉が切り捨てられている」と現市政を批判すると共に、保育園の増設や介護施設の充実を訴え、国分寺駅北口の再開発については「市民の負担を軽減し、ほかの財源に回すべきだ」』と訴え13031票を獲得した川合洋行氏に圧勝。
 こちらは、結果はほぼ予想がついていたとはいえ、その割には他の選挙戦と比べて勝敗報道が随分遅れていただけに、一体どうしたのだろうと訝っていたのですが、どうやら、開票手続きにミスがあり、開票作業が1時間半遅れたのだとか…(汗
 茨城の境町議選でも、立候補者資格がない方が出馬して、投票が終了した後、失格扱いになるという騒ぎがありましたが、お粗末ですね…(呆れ

居住実態ないのに出馬 “失格者”が18票得票 茨城・境町議選

2009-06-22 13:25:39 | Weblog
居住実態ないのに出馬 “失格者”が18票得票 茨城・境町議選 2009年6月22日 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090621/crm0906212331022-n1.htm
 21日に投開票が行われた茨城県境町議選で、新人の男性(45)=無所属=の立候補が有権者の投票後に抹消されるハプニングがあった。開票の結果、225票の無効票があったが、この中には男性への18票の投票も含まれていた。最下位の当選者と次点の得票差は6票だった。
 町選管によると、男性は告示日の16日、立候補を届け出た際、現住所として町内の住所を記載。男性の住民票の住所と同一だったため、選管も立候補を受理した。
 その後、有権者から「居住の実態がない」との指摘があり、選管が確認したところ、男性本人がこの事実を認めた。
 公職選挙法では「引き続き3カ月以上、市町村の区域内に住所を有する者は、その属する地方公共団体の議会議員の選挙権を有する」とあり、男性はこれに該当しないため、同選管は町議選の投票が終了した21日午後8時に男性を同町の有権者名簿から抹消するとともに、町議選の立候補者から削除する手続きをとった。
 ただ、町選管は投票前日には、男性に被選挙権がないことを把握しており、この事実を有権者に知らせないまま投票を実施した対応には批判が集まりそうだ。



 境町は、千葉県野田市などに隣接する茨城県南西部にある人口2.5万人の町ですが、なんとなんと 居住実態がないのに立候補した方(高嶋努氏)がいて、町の選挙管理委員会も投票前日までにその事実を知りえたにも関わらず、そのまま投票を実施していたことが発覚しました。
 ちなみに、町議選は14人の定員枠に対して、この問題の立候補者(高嶋努氏)を含めて18人が立候補。高嶋氏への投票は記事を見る限り18票とダントツの最下位だったようですが、面倒なことに、最下位当選者の新谷一男氏(無所属 元)の獲得票数が489票に対して、次点の稲葉穆氏(無所属 現職)の得票数が483票とわずか6票差だけに、理論上は稲葉氏の逆転の可能性もありますし、稲葉氏やその支持者としては納得がいかないところ。最悪、選挙戦そのもののやり直しという話にもなりかねないように思います。

尾鷲市:奥田市長が失職 不信任案を再可決

2009-06-22 13:21:41 | Weblog
尾鷲市:奥田市長が失職 不信任案を再可決 2009年6月20日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090620k0000m010091000c.html
 三重県尾鷲市議会(定数16)は19日、5月の出直し市議選後初の臨時会を開き、奥田尚佳市長(41)の不信任決議案を賛成14、反対2で再可決した。地方自治法の規定で奥田市長は自動失職し、閉会後の記者会見で50日以内に行われる出直し市長選への出馬を正式表明した。
 不信任案を提出した田中勲議員は「議会解散で政治空白を作り、市政は大きく混迷した。責任は極めて重大」と提案理由を説明し、奥田市長を批判した。市長は会見で「覚悟していたが、もっと時間があれば市を良い状態にできたと思うので残念だ。もう1回挑戦していこうと思う」と出馬を表明した。選挙戦では、市議会定数を10へ削減することなどを訴えるとしている。
 奥田市長は08年3月、現職を破り、40歳で初当選した。だが就任直後から、議案の事前説明の有無などを巡り議会と対立。今年1月、市長が税理士法違反容疑で書類送検され、3月に罰金50万円の略式命令を受けると、市議会は4月20日に不信任案を賛成14、反対1で可決。奥田氏は対抗して議会を解散した。
 出直し市長選には▽前市議、村田幸隆氏(60)▽輸入販売業、榎本順一氏(59)▽元県職員、岩田昭人氏(59)--の3人も立候補の意思を示している。


 三重県尾鷲市の市長選挙といえば、昨年の3月23日に、大接戦の末 6470票を獲得した奥田尚佳氏が当時の現職で2期8年市長を務め6227票を獲得した伊藤允久(まさひさ)氏を破り初当選したものの、その後市長でありながら兼業が禁止されている税理士業務を続けていた事実が発覚し、また議会との対立も高まり、結局不信任案が再可決され、自動失職が決まってしまったようですね…。
 ちなみに、前市長の伊藤允久氏は昨年4月に胸部に腫瘍ができて緊急入院したという経緯もあり今回は出馬を見送るようですが、出直し選挙戦は、この奥田市長に加えて3新人も立候補するようで、人口2万人あまりの小さな町は騒がしくなりそう…。
 昨年の3月にまだ40代前半の若い市長が誕生した時は、随分期待したものですが、非常に残念な結果になってしまったと思います。