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カゴメが女性支援策拡充 仕事と家庭両立

2006-09-28 11:16:12 | Weblog
カゴメが女性支援策拡充 仕事と家庭両立 2006年9月23日 中日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060923-00000015-cnc-l23
 カゴメ(名古屋市)は22日、女性社員が仕事と家庭を両立するための支援策を拡充し、9月下旬から社内で「女性活躍推進プロジェクト」を開始すると発表した。
 プロジェクトは女性社員14人がメンバーで、女性の能力開発や、会社に対して必要な施策を提言する。
 これまでカゴメでは、出産や配偶者の転勤、他社への転職など自己の都合で退職した社員を対象にした復職制度を導入。6月には社員を対象に「仕事と家庭の両立支援サイト」を開設し、出産や育児、介護に関する最新情報を提供している。


ニュースリリースはこちら http://www.kagome.co.jp/news/2006/060922.html

 これまでのカゴメの主な取組みを見ると、
2001年4月 育児休業期間を子供が1才に達した次の年度末までに延長 →2004年4月 更に1ケ月延長し4月末までに改正
2004年4月 半日有給枠(通常4日)を妊娠から子育てに係る特定期間中は10日に延長
2005年6月 初の男性育児休業取得
2006年4月 自己都合退職者の再雇用制度を導入、育児短時間勤務制度の適用期間を子供が小学校就学後1ヶ月まで延長、育児短時間勤務制度の短縮時間を1日2時間に拡大
2006年6月 「仕事と家庭の両立支援サイト」立ち上げ
 など。

 育児休業を取得することができる最長期間など、数字だけ見ていると、もっと期間が長い企業もありますが、両立支援制度は制度があっても、実際に取得できなければ無用の長物(規定を理由に強引にとっても、復帰した後が気まずいですしね)ですし、今後は(制度は整備したので)さらなる男性の育児休業の取得(社員総数 1304人うち男性が1036人もいるのに、昨年まで男性で育休を取得した人はいませんでした)や、育児短時間勤務を女性だけでなく男性も含めて、誰もが取得しても違和感のない働き続けやすい職場環境を作っていくことが課題になると思います。
 ちなみに育児休業期間が3月末ではなく、4月末というのは、保育園には預かり保育という制度があり、子供が保育園に慣れるまでは通常よりも短い時間しか保育を行ってくれたいため、この1ヶ月の休みがあるかないかで、仕事の続けやすさが大きく変わってきたりします。


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