ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

12日の日経平均 454円73銭高い21602円75銭で終了

2018-12-12 16:56:38 | Weblog
 12日の日経平均ですが、11日の米国株式市場は値幅は大きかったものの終値ベースでは様子見(ナスダック0.16%高、ダウ0.22%安、S&P500種0.04%安)となる中、前日終値(21148円02銭)よりも200円38銭高い21348円40銭でスタート&直後に21320円72銭も9時50分頃に21535円超え。その後も高値安定状態で推移して11時15分過ぎに21571円76銭まで上昇する場面が見られ、前場は前日比398円41銭安い21546円43銭で終了。
 午後に入ってからも堅調に推移して21631円47銭まで上昇する場面が見られて、終値ベースでは前日比454円73銭高い21602円75銭で終了しました。
 カナダの裁判所がファーウェイの孟晩舟・副会長兼最高財務責任者の保釈を認めたと伝わったことで、米中の緊張緩和を期待した買いが入ったようですね。

 指数別では、日経平均が2.15%高、トピックスが1.99%高、JPX日経インデックス400が2.03%高。
 他、東証マザーズが3.77%高、ジャスダックインデックスが1.2%高、日経ジャスダック平均が0.77%高、東証REITは0.29%高、東証2部は0.25%高。

 東証1部の上昇組では、宮越HD(15.26%高)など10銘柄で10%以上の上昇。東電が7.88%高、HOYAが6.3%高、コーセーが5.74%高、博報堂が5.5%高となった他、NTTデータが5.09%の大幅高となり、ソフトバンクグループも2.25%高。ソニーは3.59%高、ファーストリテイリングは2.87%高など。
 一方の下落組では、東京個別指導学院(15.6%安)など3銘柄で10%以上の下落。ユニーファミマが7.32%安、LIXILが6.94%安と下落が目についたでしょうか。


 サッポロアンビシャスに上場しているRIZAPグループは206円スタート。9時05分に205円を付けた後9時37分に240円まで戻して終値ベースでは22円高の230円(10.58%高)で終了。
 7日終値の267円から10日終値の243円、11日に201円まで下げて終値でも208円と2日で22%程下げた反動で、今日は株高にも助けられる形で買い戻しがはいったようです。

「中身知らない」詐欺受け子、最高裁が逆転有罪

2018-12-12 07:09:34 | Weblog
「中身知らない」詐欺受け子、最高裁が逆転有罪 2018年12月12日 読売新聞掲載記事

 特殊詐欺事件の被害者に送らせた現金入りの荷物を受け取る「受け子」が、どのような場合に詐欺の故意があったといえるかを争った刑事裁判の上告審判決で「他人になりすまして繰り返し荷物を受け取り、報酬を得るなどしていれば故意が認められる」と逆転有罪判決が出たそうです。
 この裁判、1審地裁は故意を認めて男を有罪としたものの、2審高裁は、空き部屋を悪用して被害金を受け取る手口が社会で周知されていなかったことを理由に無罪としたらしいのですが、最高裁で再度ひっくり返る非常に珍しいケースになったそうで…。
 被告(44歳)は「中身は現金ではなく薬物か拳銃と思った」と詐欺罪について無罪を主張したらしいですが、いやいや拳銃なら現金より余程犯罪行為に加担していてより悪質ですし、自分の部屋でもないのに空き部屋に入って荷物を受け取る時点で怪しげなことに関わっていると自覚できない方がおかしいかと。
 薬物も国によっては執行猶予がつかずに十数年レベルで刑務所に収監されることも珍しくないのに、いい歳をしたおっちゃんが何を見苦しい言い訳をしているのだか。
 この程度の事件で最高裁まで振り回される司法も迷惑ですが、被告やその予備軍達には、自分の命が脅かされない日本という国で裁判を受けられるだけまだ有難いと思え と一喝したくなります。


11日の米国市場 ナスダック0.16%高、ダウ0.22%安、S&P500種0.04%安

2018-12-12 06:44:54 | Weblog
 11日の米国株式市場は、朝高も午後には逆に売り込まれて、終値ベースでは主要3市場とも様子見。
 NYダウは、高値が368ドル高の水準となる24791ドル台、安値が202ドル安の水準となる24221ドル台で、終値ベースでは前日比53ドル02セント安い24370ドル24セントで終了(0.22%安)。
 ナスダックは、前日比11.31ポイント高い7031.83ポイントで終了(0.16%高)。
 S&P500種は、前日比0.94ポイント安い2636.78ポイントで終了(0.04%安)しました。
 値頃感から買い戻しが入るも、トランプ米大統領がメキシコとの国境の壁建設費用を巡り政府機関閉鎖も辞さない考えを示したことや、英国の政局不安がマイナス材料として相殺されてしまったようですね。
 政府機関閉鎖はトランプ大統領なら本当にやりかねないだけに、強気には突き進めないといった所だと思います。

 ナイキが1.46%高、ベライゾンが1%高。P&G、マイクロソフト、ジョンソン&ジョンソン、ウォルグリーンも0.8~0.95%の上昇。
 一方、トラベラーズが1.65%安、ボーイングが1.32%安、ゴールドマンサックスが1.14%安、ダウデュポンが1%安で、JPモルガンチェースも1%近い下落。


 NY原油は、前日比0.65ドル高い1バレル51.65ドルで終了。
 NY金は、前日比2.2ドル安い1トロイオンス1247.2ドルで終了しています。