21日の日経平均ですが、政府機関閉鎖リスクで20日の米国主要3市場が大幅続落(ダウ1.99%安、ナスダック1.63%安、S&P500種1.58%安)、原油も1昨日の7.3%安から昨日は反発したものの今日も4.75%安と大きく下落する中、前日終値(20392円58銭)よりも82円08銭安い20310円50銭でスタート&直後に20180円強まで売り込まれるも序盤に20334円73銭まで下げ幅を縮小してからは10時過ぎまで概ね20200円台で推移も、その後は下落が止まらなくなり、午前終了間際に20006円67銭まで下落して、前場は前日比363円28銭安い20029円30銭で終了。
午後に入ると急速に下げ過ぎたとの見方からか開始10分程で20200円を超えるも13時頃には20050円を割り込むなど不安定な状態で推移。
13時過ぎからは概ね20100円台での値動きとなり、終値ベースでは前日比226円39銭安い20166円19銭で終了しました。
マティス米国防長官の(2月末での)退任表明で日本株保有リスクが高まる懸念も強い中、午前の終わりと午後の2回に2万円の大台割れを試すも、3連休を前にその2万円の大台だけは割り込ませたくない勢力もいたのか、何とか踏みとどまるも20200円を超えると売り込まれてしまう冴えない1日でしたね。
指数別では、日経平均が1.11%安、トピックスが1.91%安、JPX日経インデックス400が1.79%安。
他、東証マザーズが3.23%安、東証2部が3.1%安(東芝は3.8%安)、日経ジャスダック平均が2.53%安、ジャスダックインデックスが2.48%安、東証REITが1.12%安。
東証1部の上昇組では、LPガス卸大手のミツウロコグループが12.15%高。マネックスグループが6.54%高、TDKが4.12%高。
値上げ表明のコカ・コーラ ボトラーズジャパンが9.83%高となり、飲料各社が追随して値上げするとの思惑から伊藤園が7.49%高、サントリー食品インターナショナルが5.19%高と物色が入った模様。
上場3日目のソフトバンクは20円高の1316円で終了。
一方の下落組では、アイエスビーが21.02%安。10%台の下落は日本ハウス(12.36%安)など4銘柄。
他、ジンズメイトが9.89%安、ツルハHDが8.78%安、ジャパンディスプレイが8.86%安、レオパレスが7.42%安、ユニファミマが6.31%安、第一三共が4.05%安、任天堂が3.92%安で3万円割れ(29025円)、トヨタ自動車が3.21%安などなど。
銀行セクターでは、じもとHD、東京きらぼし、北日銀が7%台の下落。福井銀が6.15%安、第四北越FGが5.69%安となるなどお殿様地銀も下落が目に付きますね。
スルガ銀行は396円まで下落する場面が見られ、10円安の404円で終了(2.42%安)。
サッポロアンビシャスに上場しているRIZAPグループは162円まで下落する場面が見られ、11円安の176円で終了(5.88%安)しています。