ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

4日の日経平均 538円71銭安い22036円05銭で終了

2018-12-04 19:42:16 | Weblog
 4日の日経平均ですが、3日の米国市場は堅調(3日の米国市場ダウ1.13%高、S&P500種1.09%高、ナスダック1.51%高 原油は4%近い上昇)でしたが、前日終値(22574円76銭)よりも40円79銭安い22533円97銭でスタート&直後に22576円62銭と小幅なプラス圏も午前は利食い売りに押されて11時過ぎには22391円79銭まで下落して、前場は前日比155円89銭安い22418円87銭で終了。
 午後に入ると下落ピッチが大きくなり、終了直前に22033円41銭まで下落。終値ベースでも前日比538円71銭安い22036円05銭で終了しました。

 日経平均一つとっても7連騰で1067円高となっていたところに、米中の貿易協議について、米側は対中強硬派のライトハイザー米通商代表部代表が責任者を務めることになり(交渉期限も3月末ではなく2月末と伝わったことで)、通商交渉の先行き不透明感が意識されたことから海外ヘッジファンドが利益確定売りに動いたようで、7日間の上昇分の半分が1日で吹き飛ぶ形に。
 1日中下げ止まらないパターンは久しぶりだと思いますが、翌日は今晩の欧米株式市場次第なんでしょうね。


 指数別では、日経平均が2.39%安、トピックスが2.36%安、JPX日経インデックス400が2.38%安。
 他、東証REITは0.12%高も、東証マザーズが1.48%安、ジャスダックインデックスが0.95%安、東証2部が0.98%安、日経ジャスダック平均が0.28%安。

 東証1部の上昇組ではトリケミカル研究所(16.18%高)など3銘柄で10%以上の上昇となりましたが、3%以上の上昇が10銘柄に留まる実質全面安。
 一方の下落組ではDLE(13.31%安)、IDOM(12.2%安)、gumi(10.34%安)、川崎汽船(10.04%安)と二桁率下落こそ4銘柄に留まったものの昭和電工が8.82%安、ガンホーが7.72%安、ZOZOが6.71%安、TOTOが6.51%安、ソフトバンクテクノロジーが5.65%安、任天堂が5.28%安、楽天が5.27%安、ファナックが5.13%安、リクルートが5.06%安、SUMCOが5.01%安などなど。
ファーストリテイリングは2.73%安、ソフトバンクグループは1.53%安などとなっています。

米中90日協議、期限は19年2月末 米は強硬派が主導

2018-12-04 11:20:58 | Weblog
米中90日協議、期限は19年2月末 米は強硬派が主導 2018年12月04日
記事リンク先 日経  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38503260U8A201C1000000/?nf=1

 米中協議の90日延期のスタート時点。てっきり当初の19年1月1日からカウントして90日だから年度末まで時間稼ぎできると思っていたら、現時点から90日で来年2月末がタイムリミットだったようですね。

3日の米国市場ダウ1.13%高、S&P500種1.09%高、ナスダック1.51%高 原油は4%高

2018-12-04 08:20:07 | Weblog
 3日の米国株式市場は米中貿易摩擦の一時休戦(追加関税は90日間見送り)を素直に評価して主要3市場とも続伸。
 NYダウは、先週末比287ドル97セント高い25826ドル43セントで終了(1.13%高)。
 ナスダックは、先週末比110.98ポイント高い7441.51ポイントで終了(1.51%高)。
 S&P500種は、先週末比30.20ポイント高い2790.37ポイントで終了(1.09%高)しました。

 先週末にも0.8%前後上昇していたので、材料を多少織込済ながらも一時休戦を素直に評価している印象を受けましたが、交渉期間が(1年や半年ではなく)わずか90日であることに気付いたことから一時の高値からは利食い売りされた模様。
 ダウ構成30銘柄では22銘柄で上昇、8銘柄で下落となり、
 ボーイングが3.81%高、ナイキが3.75%高、アップルが3.49%高、キャタピラ―が2.42%高、ビザが2.32%高、ダウデュポンが2.26%高、エクソンモービルが2.16%高となるなど中国貿易依存度の高い銘柄を中心に堅調に推移。
 一方の下落組では、ベライゾンが3.55%安、マクドナルドが1.67%安、コカ・コーラが1.41%安、P&Gが1.26%安。

 個別銘柄では、グラクソ・スミスクラインが51億ドルの買収で合意したことを材料に抗がん剤開発のテサロが58.5%高と急騰するという銘柄も見られたようですね。エヌビディアも4%程上昇するなど堅調。


 NY原油は、先週末比2.02ドル高い1バレル52.95ドルで終了(3.97%高)。原油は一時50ドル割れするなど調整が急ピッチでこれから需要が高まる冬場に向かうことから、こちらはすぐに利益確定の売りに押されることなく強気に突き進んだといった所でしょうか。
 NY金は、先週末比13.6ドル高い1トロイオンス1239.6ドルで終了しています。