石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

大学生4人が国会見学に!(事務所だより)

2011-08-23 17:47:01 | 雑記



「急だけど、国会見学は可能? 若者男性4人だけど」という1本の電話から始まった今回の見学。
「もちろん!」とお引受けし、詳細を聞くと、支援組織の方のご家族と友達でした。

そして、元気のいい大学生4人が国会見学へ来てくださいました。
彼らは兵庫から来たのですが、移動手段はカブ。
この夏、ツーリングで兵庫から北海道をめざしているそうなのですが、東京宿泊中に「国会議事堂みてみたい!」ということで、今回の見学となりました。
ありがたいことです。

今日は国会見学者が多く、衛視さんが足りない状況で、ベテラン衛視さんが同行してくださることに…。申し訳ない気持ちでしたが、ベテランならではの裏話満載で楽しい見学となりました。

見学終了後、その衛視さんが私に一言。
「早く一人前になって解説できるようになってネ」
ハイ…。ガンバリマス。

確かに今日は秘書が解説をして見学しているグループも見受けられました。
人手がない中、私たちグループに衛視さんを配置してくださったことに感謝!

そして若者たちは見学中、“旅の思い出”といって記念撮影し合う姿が印象的。
気ごころ知れた仲間での旅っていいなぁと思わせる学生たちでした。


本会議場で吠える!?

2011-08-22 23:08:14 | 活動レポート
いや、今日は久し振りに吠えてしまいました。どこで? いや、それが、本会議場で・・・。




今日は、午後1時から、参議院本会議があったのです。もともと先週の金曜日に行われるはずだったやつですね。議題は二つ。まずは、衆議院から回ってきて緊急上程された「公債の発行の特例に関する法律案」。いわゆる公債特例法案です。

最初に、野田財務大臣から法案についての趣旨説明。続いて質疑に移って、民主党からは会派を代表して中谷智司議員が質問に立ちました。とっても与党議員らしい質問で、公債特例法案の必要性、法案が通らなかった場合の問題、政府債務の対GDP比が先進国で最悪の状態にあることへの対応策など、菅総理や野田財務大臣の見解を質しました。

非常に重要なポイントは、現在、対GDP比で200%以上に積み上がってしまっている政府債務の半分以上は、自民党政権時代に積み上げられたものだということ。今、財政状況が厳しいのも、予算歳出のなんと23%を、積み上がった債務の償還や利払いの費用として自動的に奪われてしまうから。

今、税収が落ち込んでいるために、予算歳入の約48%を国債の発行でまかなっているわけです(税収は約43%)。それも、債務が積み上がっているからであって、公債特例法案を成立させて歳入を確保し、平成23年度予算の執行を確実にすることは、野党である自民党にも責任があることなのです。

にもかかわらず、中谷議員の真っ当な指摘に対して汚いヤジでしか応じない自民党・・・。

あっ、でもここまではまだ耐えていたのです。

問題は、その次の議題。「東日本大震災に対処するための私立の学校等の用に供される建物等の災害復旧等に関する特別の助成措置等に関する法律案」。ちょっと長い名称ですが、要は、東日本大震災で被災した私立学校に対して、復旧費用の助成率を2分の1から3分の2に引き上げようという法律案。

法案の提案者は自民党議員(いわゆる議員立法)で、民主党は反対でした。「えっ、被災地の私立学校支援策なのになぜ反対?」と思われるかも知れませんが、簡単に言うと2点。一つは、すでに5月に成立した第一次補正予算で、私立学校を含めた学校施設の復旧については予算が付けられていて、今はとにかく速やかにその執行を行い、復旧を速やかに完遂させることが必要だから。

二つ目は、そういう状況の中で、私立学校だけを取り上げて殊更に特別の支援策を講じることについて、全く議論が尽くされていないから。自民党は、最初にこの法案を衆議院で審議しようとしたのですが、難しいとみるや突然、参議院先議で委員会に付託してきて、わずか一日で採決に持ち込んだのです。

委員会では否決されたのですが、今日の本会議では賛成多数で可決。衆議院へと回されましたが、会期ももうわずか。成立する見込みはありません。そもそも、実績づくりのパフォーマンスではないかと疑われる所以です。

いや、それで、私が珍しく本会議場で吠えてしまったのは、法案の反対討論に立った民主党の神本美恵子議員に対して、自民党のある議員があまりに酷い態度に出たから。ここで説明するのもはばかられるので具体的には書きませんが、国会の本会議場でとる態度ではないし、そもそも一人の大人としてとるべき態度ではありません。あまりに酷かったので、耐えかねてその議員に対して吠えてしまったのでした・・・。

もちろん、政策に関する真っ当な議論は大歓迎です。本会議場のヤジも、政策に関する建設的なヤジであれば歓迎です。しかし政策に全く関係ないところで、汚い言葉を使って同じ国会議員を罵倒するようなヤジは許せません。残念ながら、自民党席から飛んでくるのはそんな下品なヤジばかり。本当に残念です。

ということで、今日は本会議場でかなり熱くなってしまいました。せっかく今日は気温が下がって涼しかったのですけどね(苦笑)。

盛岡市議会議員選挙の応援へ

2011-08-21 23:25:04 | 活動レポート
今日は終日、盛岡市議会議員選挙の応援のため、盛岡市内で行動して、夜、東京に戻ってきました。

まずは朝8時半、選挙事務所での出陣式。そして、七つ道具が届いてからの事務所前での第一声。日曜日の早朝にもかかわらず、大勢の支援者が集まってくれました。ありがたいことですね。

今日の盛岡は、曇り空のスタートで、気温もそれほど高くなく、選挙戦初日で市内を走り回るにはちょうど良い感じだったのではないでしょうか。市議選には、定員38議席に対し、最終的に47人が立候補。激戦です。

今日は選挙戦初日の、しかも日曜日だったこともあって、各候補ともまずはなるべく多くの人が集まっている場所を選びながら、立候補の挨拶をして回っているという感じ。東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県ですが、盛岡市内は比較的被害が小さかったせいか、選挙戦自体にもそれほど自粛ムードは感じませんでした。それでも、市内で見かけた選挙カーの数から考えると、選挙カーを立てなかった候補者も一定数、いるのではないかと思います。

今日は、午後から候補者と一緒に選挙カーに乗り込んで、8カ所ぐらいで街頭スポットに立ちました。私の訴えはもうただ一つ。「岩手の再建と復興のためには、まず県都盛岡が元気になることが一番。そのためにも、ぜひ投票に行って、盛岡の未来を託せる政治家をこの選挙で選んで欲しい!」と。

新聞は、今の状況から言って投票率が下がるのではないかと予測記事を書いていますが、新聞がそれじゃダメ。「投票へ行こう!」としっかりと訴えてくれないと。私は今日だけの応援になりそうですが、残りの6日間、各候補にはしっかりと政策を訴えていただいて、市民の皆さんとともに盛岡の未来を議論し、方向を決める1週間にして欲しいと思います!

沖縄の仲間たちと40周年を祝う!

2011-08-20 23:37:08 | 活動レポート
金曜日(8月19日)の午後、久し振りに沖縄へ。夕方、那覇市内で開催された、沖縄総支部の結成40周年記念式典とレセプションに参加してきました。

今年は、国会日程の関係で、6月に開催された沖縄ピースステージに参加出来なかったので、何としてもこの40周年記念の集まりには参加して、沖縄の仲間の皆さんと一緒にお祝いをしたかったのです。ところが、東京を出発する時に関東地方が大雨に見舞われて、羽田空港も一時、全てのフライトがストップするなど大混乱。どうなることかと思いましたが、幸い、40分ぐらいの遅れで無事に出発。沖縄は一転して快晴で、記念式典には滑り込みセーフで何とか間に合いました。




この日は、全電通時代からの歴史を語ってくれるかのように、大勢の先輩方も多数、参加されていました。かつて九州地方本部の委員長をやられたSさんやIさんなどがお祝いの挨拶に立たれましたが、今も当時と変わらないしゃべり口、雄弁さにみんな拍手喝采でした。

私もお祝いの挨拶に立たせていただいて、昨年以来の沖縄の皆さんのご支援に感謝するとともに、次の50周年記念をめざして、これからも沖縄の皆さんと一緒に協力・連携しながら、新しい歴史をつくっていきたいと決意を述べさせていただきました。

先日、沖縄及び北方問題に関する特別委員会で次期沖縄振興策のあり方について質問に立ったばかりなので、この日の挨拶はいつも以上に気持ちが入りましたね。あらためて、沖縄の働く仲間たち、一般の生活者の皆さん、そして次代の沖縄を担う若者たち --- 沖縄県民の生活が第一の振興策にしなければならないという思いを挨拶に込めました。

そして、夜のレセプションを含めて、沖縄の仲間たちと久し振りにじっくりと懇談させてもらいました。沖縄振興策や基地問題についての意見、そして政治情勢や民主党に対する意見など、議論は尽きませんでした。忌憚のない意見、ホントにありがたいです。そうそう、宮古島の美味しい泡盛「琉球王朝」もご相伴にあずかりました!

そして土曜日、早朝にホテルを離れて空港へ。8時の便に乗って羽田に戻り、そのまま東京駅に行って新幹線へ。午後2時半、沖縄から約7時間かけて、岩手の盛岡に到着しました。

盛岡では、明日の日曜日から盛岡市議選が始まります。明日一日、その応援で歩かせていただくのですが、今日はその準備。お世話になっている関係組織にご挨拶に伺いました。

もともと4月24日に行われる予定だった盛岡市議選。東日本大震災の影響で延期になっていましたが、8月28日投票で盛岡市長選と市議選、9月11日投票で岩手県知事選と県議選が行われます。今後の復興・再建のあり方も含めて、今後の市政および県政の方向を左右する大切な選挙、ぜひとも有権者の皆さんには投票に行って大切な一票を投じていただきたいと思っています。

それだけに、明日は一日、盛岡の皆さんにしっかりと訴えてきます!

参議院本会議が流れた影響は?

2011-08-18 23:55:26 | 活動レポート
金曜日(8月19日)に予定されていた参議院本会議が、突如、流れることになりました。

ただまあ「突如」というのは少々、正確さに欠けるかも知れません。というのも、昨日、「民主党が作成した子ども手当に関する内部資料のビラに自民党が反発している」というニュースが駆け巡った時に、ひょっとすると金曜日の衆参の本会議に影響あるかも知れないな~と危惧していたからです。

これによって、明日の参議院本会議で趣旨説明、質疑を行うはずだった「赤字国債発行法案(公債特例法案)」の審議入りは、来週にずれ込み。同じく、衆議院本会議も延期になったので、明日衆議院で可決して参議院に送られるはずだった「再生可能エネルギー買取法案」も来週に。

「この分だと、再生可能エネルギー買取法案の成立は月末までずれ込むことになる、そうするとまたいろいろな日程が大きく狂うことになるかも」と心配していたのですが・・・

夜になって、また新しい情報が。民主・自民・公明の3党で、再生可能エネルギー買取法案を予定通り、26日に成立させる方向で確認が出来たと。これって一体???

政局好きのメディアはそんな風には解説しないと思いますが、これは結局、国会での法案審議軽視、引いては参議院軽視です。だって、審議入りのタイミングが大きく遅れるのに、本会議採決の日程は変えないわけですから、審議の時間が当然、大幅に短くなります。両法案とも大切な法案ですし、特に再生可能エネルギー法案は、今後の日本のエネルギー政策にも影響を及ぼすものです。衆議院側で修正合意に達しているとは言え、参議院としてもそれを踏まえてしっかり議論するのが本筋だと思うのですが・・・。

と考えると残念で仕方ないのですが、こうなった以上、来週、確実に法案を通して、しっかりと次につながる形を創ることを考えるだけですね。引き続き、がんばります。

ちなみに、明日は午後から沖縄へ飛びます!