石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

三浦海岸にて吠える!?

2011-05-21 23:55:47 | 活動レポート
いやいや、決して三浦海岸(神奈川県)に行って、青春ドラマよろしく海に向かって大声で何か叫んできたわけではありません(笑)。

今日は、NTT労働組合データ本部のお招きにより、三浦海岸のマホロバマインズで開催された若手組合員対象のユースコースで講演をしてきました。たまたま、データ本部傘下の二つの分会、金融第一分会と公共第二分会がそれぞれ同じところでユースコースを開催していたので、続けて2回、約1時間ずつお話をさせていただいたのです。そこで、またしても石橋節が炸裂してしまった、というわけです。まあ「吠えた!」というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが・・・。

二つのコースで続けて講演したわけですが、テーマは違っていて、話した中身も約半分はほぼ共通で、半分は全く違うつくりにしました。まず、金融第一分会では「私たちの仕事、暮らし、政治」というテーマで、国会議員の仕事、情報通信産業と政治との関係、私たちの暮らしと政治との関係、今の政治情勢と今後の展望、という構成で話をしました。

▲金融第一分会にて


そして、公共第二分会では、「情報通信の利活用促進に向けて」というテーマで、前半の国会議員の仕事、情報通信産業と政治との関係はほぼ同じ、後半の利活用の促進に向けた規制改革という部分は全く中身で話をしました。


▲公共第二分会にて


いずれのセミナーも、やや疲れ気味の参加者も見られつつ、とっても熱心に聞いてくれて、おかげでついつい話のトーンも上がり気味。かなり脱線気味の裏話も交えながら本音で話をさせてもらいました。

そして、本音トークがさらに炸裂してしまったのは、質疑応答。とりわけ、「二次補正の編成に関して、政権延命策ではないかというような意見もあるが、どうか?」という質問と、「統一地方選挙で、与党候補も野党候補もみんな同じ主張をしている。毎回毎回、同じ主張のようにも見える。なぜか?」という質問には、鋭い質問だけに回答にもつい力が入って、本音を交えながらかなり時間を使っての説明になりました。

いずれの質問も、政治の本質的な部分に触れています。つまり国政を例にとって言えば、やはり「政権を握ってなんぼ」という政治力学の問題です。本来は、国民のために何が一番であるか、という観点から与野党の真摯な議論があって、最善の形が追求されるべきなのです。それが、永田町の論理ではどうしても権力闘争になってしまうし、マスコミも(本当はそうでない部分についても)すぐに権力闘争に結びつけて、その観点からのみ面白おかしく書いてしまう、ということなのだと思います。そんな中身で、私の考えを述べさせて貰いました。

今日は久し振りの講演ということで、私自身もとっても楽しませて貰いました。これからまた何度か機会をいただいていますので、引き続き全国の仲間たちといろいろな話をさせていただきたいと思います。