インドネシアとフィリピンの候補者が看護師試験に合格

「看護師試験、インドネシアとフィリピンの計３人合格」
　

　http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201003260270.html?ref=rss

（asahi.com　2010/03/28）

　経済連携協定（EPA）に基づいて、インドネシアとフィリピンから受け入れていた看護師候補者3人が、国家試験に合格したという記事です。受け入れを始めたのが2008年で、合格者が出たのは今回が初めてとのこと。日本人も含めた全体の合格者は47,340人で、合格率は90％。一方、両国から来て研修中の看護師候補者は今回、254人が受験して合格率は1％ですから、いかに狭き門かが分かると思います。

　まずは、合格したお三方にお祝いを言いたいですね。非常に困難な環境の中で、相当にがんばったのでしょう。また、受け入れ先である三条市や足利市の病院関係者も喜んでおられるでしょうね。

　が、一番ホッとしているのは、このEPAに基づく枠組みを作った政府関係者（＝官僚の皆さん）かも知れません。もしまた一人も合格者が出なかったら、いよいよこの枠組み自体の有効性が問われる自体になったでしょうからね。

　しかし、すでに送り出す側であるインドネシアやフィリピンでは、今のスキームに対する熱気や期待は失われつつあるようです。また、受け入れる側である日本の医療・介護施設の方でも、応募に消極的になっているという話を聞いています。

　今回合格した3人の方々、それでも日本で資格を取って、日本で医療を担い、日本で生活していきたいと思ってくれたのだとすれば、本当にありがたいことです。これを機に、以前このブログでも訴えたように、担い手にも、受け入れ施設側にも、そして利用者にも、みんなに喜ばれる制度づくりを進めていくべきです。

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今週は、第2クール中国行動の続編と山形での行動です

大阪を離れて、鳥取に入りました。今日の移動は、JRの「特急スーパーはくと」を使って、約2時間40分の旅。日曜日の午後だったこともあってか、ほぼ満席の状態でした。大阪から鳥取方面だと、やはり列車を使うのが一番早くて便利が良いのでしょうね。

さて、今週は、前半が第2クール中国行動の続編、後半が山形での行動です。中国行動の続編というのもちょっとおかしい言い方かも知れませんが、今回の第2クールでは、すでに2月に一度、中国地方にお邪魔しています。今回は、前回お伺いできなかった鳥取をスタートに、岡山、広島と行動する予定ですので、一応、続編と呼ぶことにしておきます。

そして、木曜日から山形へ移動して、2日間、山形で行動します。ちょっと変則的日程ですが、第2クール東北行動の山形日程をちょっと先取りさせていただくわけです。

大まかな日程は下記の通りです：

3月29日（月）：鳥取県域（鳥取市内、倉吉市内、米子市内）

3月29日（月）：岡山県域（岡山市内）

3月29日（月）：広島県域（広島市内、福山市内、広島市内）

4月  1日（木）：山形

4月  2日（金）：山形

今週も、多くの仲間の皆さん、支援者の皆さんとの出会いを大切にしていきます！