連日の37度を越える猛暑が、昨晩からの雨で一息ついたと思ったとたん、どっと疲れが出てしまった。
木曜日頃から、背中が重いと感じていた。酷暑と父のこともあり、ストレスかしら?と思っていたが、塩風呂に入り、背中をマッサージして凌いでいたが、背骨が痛い!
また、憑けたかしらと気になっていた。
毎朝朝食はスムージーを大きなマグカップで2杯飲むが、母が父が食べれない事を思いエスカレートしてあれこれ入れていくのでミキサー2杯分になり定番のりんご、バナナ、蜂蜜、豆乳、しょうがの他、日替わりでキャベツ、小松菜、ゴーヤ、レタスとか桃、スイカ、柑橘類が入り数えると、最低9,10種類になりミキサーを二度回しているので3人だけでは飲みきれない。隣のおばさんに持っていたところ、足が悪くて買い物に行けず、新鮮な野菜や果物を口に出来なかったので大変喜ばれ、それ以来毎朝届けている。
木曜の午前中、お隣の高松に居る娘さんから電話があった。
「今朝、うちの母元気だった?今電話しても出てこないのよ。昨日電話していても途中でしんどいと言って切られてしまったから、心配でね。」と言われるので、母が今朝行った時は元気であったが、気になるので、隣家を覗いた。
ベッドに腰を掛けてはいたが、
「この数日間、しんどいのよ。」と言われる。
連日の猛暑は私達健常者でもきついので、高齢者は尚、応えている。
金曜の朝、ノワタリさんのに連絡をとっても「電源が入ってないか…」のメッセージが流れるだけで連絡が取れず、夜掛けても同じで、11時半ごろでやっと繋がった。
しかし、不思議なことに電話は電源が入っているとの事。
背骨の痛みを尋ねると、
「左よね、肩も足の付け根も…。誰かが左腕をぐっと掴んでる。(あれこれ話した後だったので)そのおばあさんね、あなたにすがってるわ。」と言われる。
確かに頼りにされているのは分かっているけど、言われてから掴まれた腕がヒリヒリ感じてきた。
結局、先日憑けてきた姪が来ていたので二人でセイジを焚き、鈴で清めたが、もう一つすっきりしない。
「人の想いってすごいのね~。あなたを頼りにしてるのよ。」と言われるが、悪意は無くともこういう形で現れたのには驚いた。
そのおばさんは宅配のお弁当を取ったり、ヘルパーさんを雇ったりはしていたが、思うような食事は出来ないとこぼされる。
今日も覗くと、本当にしんどそうで、雨の中配達された新聞はビニール袋に入ったままで何もしたくないと言われ、お使いを頼まれて行くと、1時間経っているのに母とずっとおしゃべりしていたが、
沢山出される薬の副作用で胃も調子が悪いとの事だった。
うちの両隣は80後半のおばあさんの一人暮らしである。そして前はまた、同じ年頃のおばあさんの一人暮らしであったが、もうどうにも一人で暮らす事が出来ず、先月娘さんの所へ行かれた。
それだけでなく、私のような独り者とか未亡人とかの一人暮らしの者が多く、その予備軍であるが、後5年もしないうちに、こんな形で人口は減り、主要産業である農業も漁業も後継者が無くなり消滅してしまい限界集落の道をだだすべりにすべっていきそうであるが。
余りにも背中が痛いので夕飯後、一人で温泉へ行き塩サウナで清めたり露天で半身浴をしたりして2時間ほどゆっくりしたが、やはり体が重く、帰宅途中トンネルの壁に当たりそうになり急ハンドルを切ったり、なぜか分岐の道を間違えそうになったりとか、ちょっと変?
お隣さんの体調もよくないのだろう…。仲の良い人が亡くなったり、病気になるたび、こんな風に受けてしまっては身がもたない。また、今晩もセイジの葉を焚いている。