明日から、今度は母が入院する。3度目のペースメーカーの入れ替えである。
9年前の2004年の12月に胃癌の手術で入院した後、3日も置かず母が、入院した時みたいであるが、9年の月日は大きく、世の中も変わり、私の環境も内面的に変わった。
今回の父の病で、それまで私がノワタリさんについて旅をしていた事を父は、ほとんど内容を理解していなかった。今回の病で、手当をしたが、半信半疑だったのですんなりと入ることができず、中々反応を得ることができなかった。それどころか、胃の上に手を置くと、「重い。」と言ってふり払われていた。
今は、大分胃液の逆流が緩和されるらしく、父の方からしてほしい事を言うようになった。
半月前から、それまで通っていた病院に行くを止めて元の3か月に1度の検診に公立病院に行くようになった。
良い方に転がると加速が付くらしく、主治医とタカコちゃんのご主人が懇意である事が分かり、扱いが良くなり親切になった。しかし、専門が循環器なので、相変わらず胃液が逆流しているので消化器の専門医へ行くと、胃もしくはその後ろの脾臓かもしれないということで、2種類の薬を渡されたが、父の癌に対しては心配ない事をまた、伝えられた。
2週間後、詳しい事は分かるみたいであるが、右寄りの胃の入り口付近の反応が強く、ピリピリする。
この3か月、振り回され一喜一憂したが、ノワタリさんは最短時間で抜けたと言われる。そして父が悟ったと言われるが、?としか言えない。
ただ、以前は仏壇を拝んでも、神棚に手を合わすことは少なかったのが毎朝夕神様仏に手を合わせて拝むようになった。しかし、母には、病人気分で我儘がでて文句ばかり言っている。たぶん、入院している間にありがたみが分かるであろう。
先日 本屋さんへ行くと、「癌が消える食事」とか「癌がきえるスープ」という本が目に入った。
それによると新鮮な生ジュースを酸化しないうちに飲むのが良いと書いてあり、実践している毎朝のスムージーが改めて良いことが分かった。
「ドロドロして飲みにくい」とか「多すぎる」とか文句を言って愚図愚図しているうちに出来立ての飲み頃を失い固まってしまっていたのが、渋々ながら飲むようになり、散歩の距離も少しづつ長くなった。
今年の夏は暑かったが、過ぎてしまえば、それにも増して早かったのと疲れたというのが感想である。
10日ほど前から、爆睡する日と盆の窪あたりがジンジンして眠れない日が交互にあり、ノワタリさんにお尋ねすると、また体が変化しているそうで、パワーアップしているらしいが、自分ではわからない。29日の供養が終われば、落ち着くそうである。
振り返れば、早いもので昨年最後のご褒美と言って鞍馬へ行ってから1年経っていた。
旅の予定は入ってこない。
「もう危ないから動けない」と言われていたが、その役目ででも無くなったそうであり、ノワタリさんもまた変化され、新たな役目が増え、私にも次の段階が用意されているらしい事を言われたが、何のことやらわからない。
知り合ってから今でも進行中だが、ノワタリさんはよく幼虫がさなぎになり成虫になるように変化し、数年前には
「背中から天使の羽が出て来たんですよ。まだ産毛だから濡れてて…。だから一時の間体がきつくてね。」と言う言葉を聞いたが、全くこのブログを読まない人には理解できない話で、変人扱いされるだけであろう。