メガネ

金木犀の甘い香りが漂い始めた。でも、まだむくげとデュランタの花は咲いている。本当になんか変
今朝は仕事で遠くに出かける為、6時半に家を出た。部屋を出る時、何故かテーブルの上に置きっぱなしにしていたコンタクトレンズが目に付いた。
100キロ近く走った時、もう通勤の渋滞の心配も無くなったので道路沿いのファミリーレストランに入った。席に着き、本を読む為、メガネを外した。
途端、メガネは静に左の柄が外れた。2個の金具とネジもそのままテーブルの上に並んでいる。緩んでいたのだろうか？
え～どうしよう途方に暮れた。私は裸眼では0.05の視力しかない走れない～この数年は近眼どころか老眼にもなり、パソコンには中近のメガネがいる有様で一番の必需品である。
小さなねじ回しが無ければ、無理．．．若しかしてポーチにレンズがあるかと、に戻り探したが、無い今朝のレンズが目に付いた訳が解った。
仕方なく金具類を無くさないよう紙ナプキンに包み仕舞った。
朝食が運ばれてきたが、どうするかと考える事でいっぱいで、落ち着かない。
まだ、8時半でメガネ店は開いていない。今日は１日かけてお得意様周りで時間の余裕も無い。しかも、まだ１件配達しただけである。今日は始まったばかり．．．
１、右の柄だけで我慢して、店が開いた頃に直してもらう。
２、針金か、糸を通して応急手当をしてしのぐ。
結局、２の方で針金と思っていたら、その店から１０分ぐらいで８時から開いている百金がある事を思い出した。
そして、先日父に次ぎ母のブレスを買った時、自分でサイズ直しする事になり、針金でなく手芸用のシリコンゴムが使い良い事に気付いた。
右の柄だけの不安定なメガネのまま走って駆け込んだ店は早いので駐車場にも車は１台しかなく、客もいなかった。

大急ぎでゴムとはさみを買い、車の中で直して今日は乗り切った。百金様様である。こんな事もあるんですね。