業務日誌

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だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

人材不足

2009年12月10日 | 労働条件通知書
※ 画像は うわあああぁぁぁん!!


おめでとうのコメントを下さった皆様(個人的にメールくれやがった○○)、申し訳ございませんがレスはカンベンしてくらさい。


情報公表、無事に終わりました。
つか、もう4度目ですからね、要領がわかっちゃってしまっちゃって、どんな文書も揃ってますよってなモンですよね。
来年度、私という管理者のもとでまたコレがあるときは、架空の利用者をデッチあげて、そのケースファイル1冊ですべて済ませたろと思ってます。
や、マジで。
そんくらい意味ないんだもん、情報公表。
それが見抜けなかった事業仕分け人、やっぱヘボいよ。

情報公表レポートはまた後日やるとして。


今日、カニちゃんが退職していきました。
私はホントにこの主任が好きだったので、とっても悲しかったです。
しかし、もともと専業主婦が夢だった彼女をとめることは出来ず(専業主婦に憧れる人ってのはだいたい専業主婦にゃもったいない人が多いのはナゼ)、みんな泣く泣く見送りました。
この法人で彼女の世話になってない職員なんていませんからね。
ホントに惜しい人を失くしました←なんか違う。


彼女が退職を決め、辞表が人事を通ったのは11月はじめ。
当然ウチでは求人を開始。
もともと管理者クラスが転職してくるなんてバカな希望は抱いてませんでしたが、せめてもと主任の青田や、本院のアホSWなんかが着任したりしないことだけは願わずにいられませんでしたね。
しかし、チラシを入れたりハロワに登録したりしても、やってくるのは『オビに短しタスキに流し←長し』な人材ばっか。
4人くらいは来たみたいですが、揃いも揃って未経験。
とうとう人事は
居介のことは居介で解決しなさい=残った人材で管理者を出せ、となったようでした。

残った人材。

経験年数はダントツ、2期のケアマネアイリン女史5○歳。
ケアマネ歴は私と同期、5期のケアマネオリーブ5○歳。
4月にナース河合と交替し、カニちゃん退職に伴って常勤になったヴィクトリア5○歳。
そして私ハリケン年齢不詳。

新人ヴィクトリアは論外として。

アイリン女史は法人内の他部署から総スカンをくらってます。
よその事業所(特に訪問介護)が「アイリンさんの利用者は受けない」と言われるほどです。
ウチの透析クリニックの森師長も目のカタキみたいに思ってます。
アイリン女史の管理者は有りえません。

オリーブはなんと有名外語大卒の才女で、クリスチャンで、性格はまさに聖女です。アタマもよくて利用者からの信頼も厚いし熱心です。
ただ、熱心なあまり暴走します。
たとえば、オリーブの利用者が5人くらいだったとしたら、間違いなく彼女は日本一のケアマネです。
他部署からはしつこいとかねちっこいとか言われています。いまドキ珍しいくらいの熱いケアマネさんです。

もし、事務長やカニちゃんが、後任を選ぶとしたら。


私の妄想が始まりました。
しかしこっぱずかしくてそんなことはクチに出せません。
もしかして次の管理者は私ですか?なんて聞けません。
イライラしているうちに、私の担当利用者が減り始めました。
この秋から冬にかけて、3名が亡くなってしまい、お塩さんも入所したため困難ケースも落ち着き、余裕が出てきたというのに、新規利用者がまったくふられなくなり、私の不安は確信にかわっていったんです。

管理者なんか絶対にイヤです。
こんな居介の管理者になんてなったら、透析クリニックからは苛められるし、カニちゃんとは比べられるし、なによりアイリン女史やオリーブは私なんぞのチカラで押えられるようなタマじゃありません。
そんな苦労をしょいこむより、私は趣味の世界を充実させたいし、仕事の途中でこっそり買い食いしたり研修や勉強会の席でガンガン居眠りしたり気楽にやっていたいんです。

で、思い余って人事の先回りをしようと、事務長に退職を宣言。
退職する、なんていうヤツに役職がつくことはないと思ったんです。
しかし事務長はカンカンで、無責任すぎる、と罵倒され処遇保留に。
その1週間後=カニちゃん退職の1週間前に事務長に呼ばれて管理者になれと言われ

・管理者として登録するが主任にはしない
・でも手当ては両方つける
・医事課の課長がケアマネを持っているが更新していないので、来年更新させ、ハリケンさんがダウンしたときには首を挿げ替えられるように準備する
・管理者の肩書きだけなら、もし1年後に医事課長と交代したとしても、降格にならない

などとゆー、本気かこの法人はと思うような条件を提示されました。
いたれりつくせりです。
しかし、賢明な読者の諸氏ならおわかりでしょう、この法人では、ケアマネってのはカネやタイコでなり手が探せるような職種じゃないんです。
ましてや管理者ともなれば、こんな条件を出さざるを得ないほどに誰もなりたがらないものなんです。
ケアマネになれと言われるのは左遷でしかないんです。退職勧告と同等なんです。
そのくらい、下働き扱いだってことです。

管理者手当てがいくらなのかは、ずっとずっと過去に遡って、青田元主任がもらっていた手当ての額を見て下さい。青田主任は医事課の主任も兼ねていて大卒でしたから、私はそれより少し安いですけどね。
ちなみに管理者=指定だの更新だの手続き上の面倒なことを全部やる人、主任=1番信頼されていてスタッフに指導が出来る人、とご理解下さい。




とゆーワケで、私は主任ではなく管理者になりました。
今日退職したカニちゃんは、さぞや心配だったことでしょう。
事務長は私に「立場は人をかえる、ハリケンさんならなんとかやれるよ」と言いましたが、今日の情報公表で1番アワくっていた私を見てさぞ後悔したことと思います。
アイリン女史もオリーブも、新人のヴィクトリアでさえも、この人事が暫定人事で、法人の誰もが不本意なものであることを重々承知していますので、まー私のいうことなんか聞きゃしませんよ。
もし私が管理者らしくしなきゃいかん、などと妙な考えを起こそうものなら、まず自分がきちんと範を垂れにゃならんワケですが、私にそんな気概はございません。
模範ケアマネになろうにも、私のモニタリングは夏で止まったままですしねw

管理者になったら利用者が減らせるとちょっと期待もしましたが、現在自分が担当している利用者のどのケースも、他に渡せるような人はいません。
最後まで担当したいと思うし、情があります。
なにより困難すぎて恨まれます(泣)。


なので、お願いです。



おめでとうなんて言わないで下さい(泣)。