業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

たまにはこうゆー話題もね。

2009年10月21日 | 業務日誌
※ ケアマネ・介護職・介護者のみんな、待っててね。


ちょっとこの画像見て下さい。


コレはウチの法人のデイケアの、ある日の光景。
ちなみに右側で見キレてる女性が細木さん(仮名)/現在は要介護2です。

なにゆえこのような、日々見飽きた利用者さんの画像をブログにまでUpするかってーと、理由は下の画像に。



そこのアナタ、糸クズじゃありませんよ。
これは毛糸で作ったバラのコサージュなのです。
(ボケ画像ですみません。事情があって携帯でしか撮れなかったんで…おおっぴらに写真撮影すると用途を聞かれるでしょ、するとこのブログのことがバレるかもしれないでしょ。)

しかもこの毛糸は、ハリケンの趣味ブログで知り合った方が大量に寄付して下さったもの。

右側の細木さんは、以前にも書いたように超のつくクソババアですが、まーここ数ヶ月というものおとなしいのなんの、性格が丸くなったとゆーかなんとゆーか、実は去年あたりにハリケンが認定調査をし、要支援から要介護にカムバックして以来、ムカシあんなに敵視していたハリケンに対して、すご-------くフツーにマトモになられたんです。
他の利用者さんに対して
ハリケンさんもやっとケアマネの仕事をしてくれるようになった
と言ったらしく、どうやらワタシが改心してきちんと特記事項を書いたおかげで介護給付に戻ったと思ったらしいです(爆)。

そんなこんなで、どんなく○○バァも素直になればかわゆくなるもので。

デイケアの仲良しが入院して寂しがっている細木さんを見れば、なんとか元気付けてやろうと思ってしまったりしたワケです。

ワタシが前述の毛糸の作家さんのネットショップで買ったシュシュを見てかわいい、かわいいを連発。
「ワタシも昔は編み物が得意だった」
としみじみ。
今は誰も編んでやる人がいないからやらなくなったけど、こんなシュシュなら作ってみたい、と言うんです。
ワタシ自身、好きだった手芸から遠ざかっていた細木さんがやる気を出し、何かを作ってみたいと言ったのがとっても嬉しくなり、そのきっかけとなった作家さんにお礼の報告。
するとその作家さん、大変感激なさり、
「余った毛糸を差し上げます!!!」
と言って下さったんですよね。

軽い気持ちでありがとうございますと言ったものの、数日後に自宅に届いた大量の毛糸にオドロキました!!!
段ボールいっぱいの高級毛糸!!!!!
早速デイケアの手芸担当者に。
そして細木さんが作った第一作目が、画像のコサージュなのです。

なんちゅ--------
ええ話や。

もちろん、これだけではありません。
すごくカワイイシュシュやらボンボンやら、細木さんのみならず多数の利用者さんたちが、毛糸で手芸を楽しんでおります♪

ハリケンのハンドメイドの趣味が、こんなふうに障害高齢者の役に立つこともある、という美談でした。
ふだん毒々しいハリケンのブログですが、こんなトピックもたまにはしないとね。




ところで
ご紹介したニット作家さんはanitaさんとおっしゃいます。
本当は教えたくないくらい、かわいい小物を作っておられます。
ブログをご紹介しますので、ネットショップを是非のぞいてみて下さい。
作品同様、すご--------くステキな方です♪


anita*anita ←是非チェック!!