業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

責任転嫁?

2008年02月04日 | 担当者会議
ひさしぶりに更新したかと思えばまた
愚痴です。

ケアマネという仕事がホントにイヤになってきました。
ヘルステに異動願いを出そうかと、本気で考えています。


透析患者のある利用者さんが、だんだん歩けなくなってきまして、それまで自分で行けていた受診が困難になったんです。
おまけに急激な視力低下もあり、片目は視界がまっしろだそうです。
この利用者さんはナマホなので、あらかじめ決まった病院に行きますが、その病院ってのがこの地区で1番大きくて1番混むとこでして。
病気のデパートみたいな人ですから、受診するときは1科で済まず、ひどいときは3科回ったりするワケです。

ご存知のように、最近はどこのヘルステも受診介助は受けてくれません。
ましてやこの利用者さんのように、朝8時に受付をして、全部終わるのが16時近く、なんてサービスをやってくれるはずはない。
幸運?なことに、この利用者さんがひがしクリニックのHD患者さんだったために、ひがしヘルステに無理を押し付けてお願いして引き受けてもらってました。
診察待機時間であっても可能な限り請求が通るように、ナマホのワーカーさんに情報連絡して、居サ計画も書き直して、そうやってなんとかやっていました。

先日またこの方の受診があり、ヘルステからきた報告書を見たら、4時間半の滞在で、算定できるのはたったの90分ぽっちであったため、市役所に「こういうところは請求してもいいでしょう?」とかゴチャゴチャやってたんです。
でも結局ダメで、百歩譲っても身体4くらいで、つまり滞在時間の半分にも満たなくて、他のケアマネさんに相談してみたんです。

そしたら、なんかみんなピンと来ないんですよね。
「今どきそんな(長時間の)受診介助は頼んでないから」
的なコメントしかなくて。

でも、ナマホ身障独居、みたいなケースって、そんなにレアケースではないですよね。
今どきはいないとしても、以前はどうしてたのかって話ですよね。

すると皆さんこう言うんですよ。

前はそれこそ、ヘルパーの言うがままに請求していた、と。
身体7だろうが身体8だろうが、途中、院内の食堂で利用者とヘルパーがご飯を食べようが、かかった時間をまるまる算定していた、と。

ヘルパーが行った不正に対して、ケアマネは何も出来ずに実績入力していたと。

それがなんだか、まるで
ケアマネに非はない
みたいな言い方で、ハッキリ言ってイヤなカンジがしました。


制度がかわったりして、その波にもまれて溺れて、ケアマネは本当に大変です。
ヘルパーは使えなくなるわ、ベッドは返さなくてはならないわ、泣きたくもなります。
でも、それでも無理矢理ヘルパーを派遣しなくてはならないときはあるし、なんとかしてベッドを入れなきゃならないときがありますよね。
そんなとき、どんな手を使えるのか、どんな調整力を発揮できるのか、それがケアマネさんの能力ではないでしょうか。
面倒になったからベッドを返させるとか、ヘルパーを減らすとか、そんな仕事はケアマネじゃなくったって出来る。
使えるときはじゃんじゃん使わせといて、制限が出来たら「ヘルパーが悪どく稼ぐからこうなった」なんて、そりゃ責任転嫁だろって思うのは私だけでしょうか。

利用者が食い物にされていると思ったら、どうしてそのときに戦わなかったんですかと言いたい気がします。
請求してしまえばその責任はケアマネもヘルパーも等しく負うべきですよ。
それがイヤなら実績に1入れる前に戦わなきゃダメでしょ。





そういう私の気持ちはカラ回りばかりしています。
正直、私の言うことは、ケアマネさんたちを白けさせているかなと感じる。

みんな、書類を整えることに必死。
玄関先を訪問して、印鑑をもらうことだけに命を燃やしてる。


すごい違和感です。
バカだなこの人、と思われているような気がして気が滅入るんです。

ウツかも。