いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

高尾山 登りました(^^)/

2015-11-25 | お出かけ
ここ数年ブームもあってか、我が家でも高尾山のことは話題になっていたの。

いつか行きたいねー。
大山に登る前に、まずは高尾山だね。

みたいにね。

日曜日。
お天気も持ちそうだし、積年の高尾山詣りを敢行しました。




ワタシ、登山経験もないくせに一人前にトレッキングシューズだけは持ってるの(笑)
これはオットが22年前に(サプライズ的に…珍しい!)買ってくれて、キャンプに数回履いて以降ずーーーっとクロゼットの一番奥にあったもの。
まだピカピカの靴を久しぶりに履きましょー。




『京王高尾山口』駅に着いたらこんな状況
ビックリ!どんだけ混んでるのぉ?
…特に女子は長蛇の列です。


高尾山は山としてはさほど高くないんだね(あんまり知らなかった)。
登山ルートが複数あったり、山の中腹まではケーブルカーかリフトで行けるのも人気の理由なんだって。

私たちは最初から登るのか?
中腹までは乗り物で行くのか?
別に決めてはいなかったのだけど、ケーブルもリフトも乗るまでの待ち時間が90分となっては、並んでいる間に頂上に着いちゃうじゃん。
じゃ、登るしかないっしょ!

山登りコースに入る前に、お手洗いだけ済ませたいとケーブル駅のに向かえば、ここもまた人・人・人…
おトイレにありえないほどの長~蛇の列なの(30分は待つかな)

それでも少しの間に並んでいたのだけど、オットが「今、蕎麦屋に入れば店でトイレも入れるし、そばが食いたいんなら今食っとかないと今度いつ食えるかわかんないよ」と呼びに来ました。

それもそうだと列をはずれ、少し早い11時半前にお昼にすることにしたの。




ここも順番待ち。
お席は空いているのに、連日の混雑に厨房が間に合わず…って感じ?




まだ山登りの結果も何も出していないのに食事だけしっかりいただくなんて
内装は寅さん映画に出てきそうな風情あるお蕎麦屋さん。
千社札の張られた柱が素敵です




TVで見た「とろろそば」が食べたくて(正確にはTVでは自然薯そば)、お店は違うけどオーダーは「山菜とろろそば」に決まってるじゃん




『高松屋』さんの蕎麦は珍しい太麺で、かなり私好みだわ
山うどが美味しかったなぁー!



さぁ、ちょうど12時
いざ山登り開始です!
尾根づたいや沢谷などのコースもあるようだけど、まずは初心者なので一番人気のルートを登ることにします。

…と進み始めたら、自分のペースでは進めない超渋滞だよー。
足元は基本すべてコンクリで舗装されていて、木の根っこが滑ったりとかそういうことはないのだけど、何しろノロノロ渋滞

私たち夫婦、基本早足なんですね。
人のペースでゆっくり歩くと、帰ってから決まって腰や足の調子が悪くなってしまうの。
だから少しでも早く歩きたくて、たまに舗装されていない路肩を歩いたり、少しでもすき間ができたら前の方を抜いて…とやってはみたけれど、なかなか思うようにはならず。




「初詣だな…」
「だね…」

気分はめっちゃ混んでる『初詣』の感じ
あの、新年に変わった時の鶴岡八幡宮のゾロゾロ歩きのようよ




そして、何気に傾斜がキツイ。
けっこうな斜度を一気に登るの。
あそこで折れてさらに右上にいる人の坂道の角度ったら

前の男の人が彼女に「これ明日筋肉痛だなー」と言っていたけど、
うんうん。
明日のケツ筋がどれだけ痛くなるかしら…




途中、息をはぁはぁ上げながら、一段一段がめっちゃ高い階段を登り切って、八王子市内が見渡せる展望台にも行きました。




さらに歩いて、ようやくケーブルカーとリフトの到着地点に着いたー!
ここも人・人・人…

ここまでは一気に乗り物で来てここから頂上を徒歩で目指す人、逆にここまで登ってここでお蕎麦を食べて乗り物で降りる人。
本来ならいろんなパターンが自由にできるけど、こう混んでると思うようにはいかないねぇ。

オットはここでおトイレに10分並びました(男性なのにね)。
ワタシは列が長すぎて並ぶ気になれず。
どうやら、おトイレに早め早めに並ぶことが今日の重要課題のようだなぁ。




こんなとんがり靴でも登れる山、それが高尾山。
茶髪のホスト君の隣にはムートンブーツの彼女(その靴、どうかと思うわぁ

リフト乗り場まで登って来られたことに彼女「達成感ねーんだけど!」と言ってたなぁ




リフト乗り場を過ぎて、頂上まで向かう途中に「男坂」「女坂」と二手に分かれるところがあり、オットが選んだのは階段で登る「男坂」。

く~っ、きついよぉ。
ケツが…ケツ筋が




頂上までもう少しのところに『薬王院』というお寺があり、そこの参道になると少し道もすいてきました。
このコースは薬王院にお参りするためのコースといった感じで、全員が山門をくぐり、境内を通り抜けてさらに上へ行くんだね。




ワタシの大好きな四天王像
こんなところで見られるなんて思わなかったから、うれしかったなぁ
ワタシ、山の上にドーンとそびえたつ白い観音様は嫌いなんだけど仏像は大好きなのー!
その中でも特に四天王像が好き。イケメンと言われる阿修羅像なんかよりも

左上から時計回りに
増長天・持国天・多聞天・広目天 ね。

やっぱ、増長天が好きだなぁ。




天狗の像も迫力があってカッコ良かった。
オットが「早く行こうよー」と言うまでずーーーっと見とれちゃいました。



この先、境内からは階段で上に登るところが多くなり、道幅が狭いので合流渋滞でしばしストップ…なんてこともありました。
そしてやっと登れた階段は後ろからもどんどん人が来るしで、たとえ疲れても途中で立ち止まることは許されず(幅がなくて)、そこはちょっときつかったなぁ。




頂上までの所要時間3時間。
そのうちおトイレ行列に10分と30分使ったので、実質2時間20分で登りました。
(渋滞がなければ本当は100分で登れるコースのようです)




頂上にも人・人・人…
山からの景色を見たくても、ぐるり一面に人が座っていてビューを楽しむ場所はなし
(三連休の真ん中、アド街放映後じゃねー。無理もないよね)


なので、頂上も早々に一気に帰ることにします。

…と言いつつ下りも渋滞で、おまけに斜度がきついのと階段があるのとで、今度は完全に膝がやられちゃいました

やっぱり登りより下りがきついってホントなんだね。




帰りの境内で食べたゴマ団子の美味しかったこと
濃いみたらしのたれがたまらなかったわー。



膝を痛い痛い言いながら下山。
所要時間はお団子タイムをのぞいてちょうど1時間でした。




夕方になってもにぎやかに混んでいる高尾山口。
お蕎麦屋さんもまだまだ並んでいて、結果、私たちは先に食べておいて大正解だったのね。




お土産には天狗の鼻を模したというかりんとうを1袋。
試食したら美味しかったの。
季節限定の『栗かりんとう』だって。


  

ワタシは小学生以来?の山登り。
オットは40年ぶりの高尾山だったそうです。
(その時は世田谷から自転車で来たんだってさ

前日に1人運動公園を6キロ歩いたとはいえ、翌日はたった600mの山でこんなにヒーヒーじゃ、大山なんてまだまだ無理だなー。
もうね、全身疲労困憊ですよ…ヘットヘト(笑)

「明日は一日寝るからね!」
オットに早々に保険を掛けたのは言うまでもありません。

だけどそれでも楽しい秋の一日でした。
今度は尾根づたいのホントの山道を登ってみたい。
『登山』というなら階段の多い舗装道はもういいかなって感じ。



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