Takekida's log

千里の道も一歩から

The Laughing Policeman

2009-10-18 21:28:57 | Books
今日はたまたま100周年を迎えるという鶴舞公園に。
昭和区区民まつりが開催されており河村たかし市長に遭遇しました。
TVのイメージどおり熱そうな人でした。今後の名古屋市に期待です。

笑う警官 (ハルキ文庫)
佐々木 譲
角川春樹事務所

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あらすじ…
札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…。北海道道警を舞台に描く警察小説の金字塔、「うたう警官」の文庫化。

11月に映画として公開される作品です。映画の予告編で面白そうと思ったので原作を先取り。映画のストーリーの方を見るとやや分かりやすくするためか変えられているようです。
警察物というのは「踊る…」シリーズでも同じですが普段のぞけない世界だけに面白く感じます。
さてもともとの原作名は「うたう警官」 うたうというのは密告することの隠語とのこと。秩序をつかさどる警察官にとって身内の告発はどんな職業よりも重いものと思います。その間でゆれる警察官に心情がうまく描かれています。犯人がおぼろげながら判明していく展開も楽しめます。  
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