幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

【意見広告】田母神俊雄×大川きょう子 (2)

2009年08月04日 | 幸福実現党
日本には軍事の発言の自由がない
北朝鮮(3)「敵地先制攻撃」も

大川
私たちは北のミサイルに対して「敵地先制攻撃を」と訴えています。

田母神
イスラエルがイラクの原子炉を破壊したのは、それなんです。結局、核を持たれたら、小さなイスラエルという国を守れない。それで絶対に持たせないと。

大川
幸福実現党の政策の柱は2つありまして、1つが消費税の廃止、もう1つが北朝鮮問題。はっきりと「ミサイル基地を攻撃する」と訴えているのです。これは、タブーを破り、国論を揺さぶるためです。

田母神
日本みたいな経済大国が無防備なのは国際社会の不安定を助長するだけです。

大川
自民党も、ようやく敵地攻撃能力を持つようなことを言いましたが、なぜか先制攻撃をはずしてしまったでしょう? 私たちは、政治の経験がないから、あっさり言ってしまうのかもしれませんけど。でも今、誰かが言うべきだと思うのです。「敵地先制攻撃を」と。

田母神
完全なまもりってないわけですよ。でも、「撃ったら10発ぐらい撃ち返してやるぞ」という体制をとれば、相手はやめようと思うわけで、そういうのが大事ですね。

大川
私たちが「北が日本を狙うと明確になった段階で、敵地先制攻撃で北野ミサイル基地を爆撃します」と演説しますと、聴衆の方は、とたんに目が点になりますね。でも、これだけ近い国が核ミサイルを持つ、しかも指導者が独裁者で、どんな暴走するかわからないという状況で、軍事的な対抗手段を持たないというのは、国際的にはあり得ません。

田母神
ところが、戦後の日本には言論の自由がありません。言論の不自由には3つありまさう。1つは、日本の国を褒める言論の自由がありません。日本の悪口を言う言論の自由は無限にあります。どんなにけなしたって国会が紛糾することもマスコミが叩くこともないわけでしょう。ところが、私がクビになったように、「日本はいい国だ」と言うと国会は紛糾する、マスコミは叩く、公職は追われるということで、こんなバカなことはあっちゃいけないです。

大川
ひどい話ですね。

田母神
この6月1日に防衛大学校長の五百旗頭(いおきべ)さんが中国に行って、「日本は侵略国家であって、それは非常にまずかった」というようなことを学会か何かで言っているわけです。それが日本では問題にならず、逆に「侵略国家ではなかった」と言うほうが問題になる。おかしな国ですよ。

大川
そうですね。

田母神
2つ目は軍事に関する言論の自由がないのです。昔の社会党が言っていた非武装中立みたいに、自衛地をがんじらがらめにして動かさない。それから自衛隊をできるだけ縮小し、もうなくしてしまうという方向で意見を言う言論の自由は無限にある。国会もマスコミも問題にしない。逆に「軍事力を増強する」「集団的自衛権を認める」「先制攻撃をする」「核武装する」などと言ったら、もうとたんに国会が紛糾してマスコミが叩く。「核武装すべきでない」という意見の人がいてもいいのですが、「核武装すべきだ」という意見も同等に冷静に話し合わなければおかしいと思います。

大川
そうですね。言論の自由があるわけですからね。

田母神
はい。3つ目は、制服自衛官の言論の自由が極めて抑制されている。例えば、よその国の将軍であれば、普通に政治問題に意見を言っています。ところが、日本だけ自衛官にものを言わせることに極めて臆病です。これは第二次大戦の誤った歴史観があるかうらだと思うのですね。軍人は好戦的だと。すぐ戦争を始めたがると。そんなことないですよ。軍人は国家がやると決めた戦争を請け負うだけです。戦争請負人は、請け負いたくないのは当然ですよ。やむを得ず請け負っているわけです。

(続く)


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