幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

【意見広告】田母神俊雄×大川きょう子 (3)

2009年08月04日 | 幸福実現党
拉致被害者を救出しに行くのが普通の国

北朝鮮(3)拉致問題は侵略行為

大川
ところで、北朝鮮は、まだ船もあまりないですよね。飛行機もそんなに強くないですよね。強いですか。

田母神
いや。核ミサイルを持つこと以外、ほとんど取るに足らないですからね。

大川
ミサイルだけですよね、脅威になるのは。だからまだガツンとやっても勝てると思っているのですよ。

田母神
全然問題ないですよ。総合力をぶつけ合ったら、北はすぐにつぶれます。北は日本を脅かして、金を引き出したり、意のままに動かしたいということでしょうね。

大川
でも、やはり政治家は「やるぞ」という意思を持って戦わなければ、恫喝に屈すると思うのです。脅かされる必要なんかないですよ。私たちは何も悪いことはしていないのですから。

田母神
結局、脅かされたという結果が出てしまうと、次はもっと脅かされるのです。

大川
そうです。

田母神
昭和52年9月28日のダッカ・ハイジャック事件では、福田赳夫首相が「人命は地球よりも重い」という言葉を残して、超法規的措置で、それまで収監されていたテロリストを6人解放し、16億円を与えたわけです。あの時は人質になっている乗客を救うためにテロに屈してしまったのです。その結果が、あの北朝鮮の拉致につながっていると思いますね。

大川
そうですね。あれから拉致が増えましたものね。

田母神
そう。あの1カ月半後に横田めぐみさんが、その翌年に、曽我さん、蓮池さん、地村さんと、ずっと継続的に拉致されている。これと対照的なのがドイツですよ。ダッカ事件の2週間後の10月13日にドイツ赤軍派にハイジャックされましたが、交渉するふりをしながら特殊部隊を途中で入れて、犯人を全員、射殺したのです。

大川
そうでした。

田母神
その後、ドイツの拉致被害は1人です。取り返しましたけど。テロに屈した日本と制圧したドイツとでは、拉致被害に差が出ていると思います。
 日本の戦後って、教科書の「侵略」「進出」書き換え事件なども、そんな事実はなかったにもかかわらず、あったと譲歩し、首相の靖国参拝も中国に圧力をかけられて譲歩するでしょう。内政干渉ですよ。

大川
はい、内政干渉ですね。

田母神
全部その時点ではねのけておけば、それからの後の靖国問題も歴史認識問題も起きなかった。常に譲歩を繰り返してきた歴代政府が、日本の傷を深くしています。

大川
さらにひどいのは、拉致被害という事実を、でっちあげだと言った方々がいることです。日本に対して、侵略意図を持っている国があることを認めるのが、そんなにイヤだったのか。私は当然認めなきゃいけない事実だと思ったのです。

田母神
そうですね。あの拉致問題は、北朝鮮の日本に対する侵略だと思いますよy。

大川
本来なら、救出に行くべきだと思いますが。

田母神
はい。軍事力を動かして取り返しに行くでしょう、普通の国ならみんな。でも、日本は取り返しに行かないで、アメリカに期待するみたいなことですね。

大川
なぜ、アメリカの大統領に泣きつきに行かなければならないのか…。主権国家とは言えないですね。

田母神
悲しいことです。それでは、日米安保があるからアメリカ軍が動いてくれるか。動くわけがないのですよ、これは。自衛隊が動いたら支援してくれるかもしれません。でも、自らの国民を救おうとしない国を同盟国であろうと助けることはできないのです。だから一歩一歩、自分の国を守れる方向にいかないといけない。日米安保って、自動参戦ではないのです。

大川
ブッシュの時とちがい、オバマ大統領が強硬に日本を守ってくれるか、疑問ですね。

田母神
抑止の意味では、「日本を攻撃したら、アメリカが反撃することになっている」と主張することが必要です。ただ、抑止が破綻したときに、じゃあアメリカが実際に動いてくれるかというのは、これと全く別問題なのですよ。

大川
やはり、自分の国を守る体制を整えなければなりませんね。



(続く)


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