幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

リバティ・セミナー「地球の危機と新しい時代の始まり」(5/23 大阪にて) 4/3

2010年05月24日 | 幸福実現党
リバティ・セミナー「地球の危機と新しい時代の始まり」(5/23 大阪にて)その1
リバティ・セミナー「地球の危機と新しい時代の始まり」(5/23 大阪にて)その2


(続き)

「ザ・リバティ」里村編集長による講演



中国という国は、国際法とは関係なしに自国の身勝手な国内法を根拠として、
フィリピンをはじめとした南シナ海を不当侵略してきました。
いま「海島保護法」という国内法を制定し、東シナ海、すなわち沖縄に侵攻してきました。
彼らの国内法やそれに基づく行動は、中国の一方的な言い分に過ぎません。

これまで前例のなかった邦人の死刑が執行されましたが、鳩山は抗議しなかった。
「中国の国内法だから」というが言い分。
しかしながら、鳩山のこの言い分は、
これらの理不尽な国内法に対しても抗議をしないということと同じです。
国際社会というのは前例主義。抗議をしないことは認めたことと同じになります。

鳩山首相の欠点のなかに、対中国の外交カードをもっていないことがあります。
小泉さんは対中国カードをもっていました。
「靖国参拝」と「台湾総統と面談するぞ」という脅しです。
これらをやられると、中国首脳は面子をつぶされ国内からも突き上げられるため、
日本に口出しを出来なかった。
対中国カードもたない鳩山は、中国から舐められ、やりたい放題やられています。

4月に沖縄近海で人民解放軍の不当侵攻があったときは、
政府は中国外務省へ抗議をしました。
しかしながら、人民解放軍は中国政府の軍ではなく中国共産党の軍であり、
中国外務省に抗議するのは全くの筋違い。

ゆえに、あのときとるべき我が国の行動は、人民解放軍への直接抗議、
すなわち、発砲の行動意思も含めた警告だったのです。
しかしながら、政府の命令がないと現場では行動が起こせない。
うかつに行動を起こすとシビリアンコントロールのもと更迭されるのが実情です。
(政府からの命令が期待できないことも言うまでもないです)

鳩山は東シナ海を「友愛の海」と言っていますが、中国はそうはとらえない。
「友愛の海」とは、イコール「中国の海」を意味します。
沖縄に基地はいらないと言う人もいますが、
米軍基地が出て行ったら代わりに中国の基地ができるだけです。

北朝鮮も韓国掃海艇を魚雷で沈める暴挙をしましたが、
これは、三男を後継に推薦すべく軍事的実績(ハク)をつけされるためと言われています。
金正日が継ぐ前、金日成は、大韓航空機爆破、
日本人拉致によって後継させる息子に軍事的ハクをつけさせました。
(ただ、今回の北朝鮮の暴挙には、さすがの中国もかなり怒り心頭のようでしたが)
鳩山が首相なのを好機として、いまやりたい放題 既成事実を作ろうとしています。


専門家たちは、我が国を含め、東シナ海、南シナ海など東アジアは、
「いま世界一危険な場所」と言われています。
というのは、この地域には、最後の共産主義大国・中国と北朝鮮があり、
実際、中・露・北朝鮮・印などが保有する世界の核ミサイルの大多数が東アジアに集中しています。
最新情報では、ミャンマーも核を保有したとのこと。
中国から軍事政権に貸与されたものだそうです。


話は変わり、ギリシャの通過危機がありましたが、
その真相は「行き過ぎた福祉国家は破綻する」 ということです。

ギリシャ国債は紙切れと化し、EU(ユーロ)は深刻な通貨危機に見舞われました。
これは不良債権を証券化し焦げ付きを誤魔化したサブプライムと同じです。
EU諸国はギリシャを支援を始めましたが、
同じようなカントリーリスクをもった国として、
スペイン、ポルトガル、イタリアなども挙げられます。

EUのなかで財政破綻寸前の国もあるのですが、
ユーロという統一通貨でそれが見えづらくなっている。
ユーロを維持するための無理をしょわなければならない国があって、それがドイツです。

ドイツ国内では、ユーロの一方的な負担に不満が上がっており、
それが原因で与党は負けました。
ユーロからドイツが離脱するいう可能性も否定できない。

かつて第1次大戦敗戦の多額の賠償金でドイツ経済は沈下し、
それがナチスを生む原因となりました。
今回ユーロ維持ためのドイツが一方的に被る負担は、第2次世界大戦の賠償金ともとらえられ、
それが第2のナチスを生む原因ともなりえる。
ナチスのような独裁者が生まれる可能性は中国にもありえる。
出るとなると、おそらく次の次あたりだろうとも考えられます。

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