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国難打破から、いざ、未来創造へ

中国の「日米離間戦略」に引っかかった鳩山首相

2009年11月25日 | 国際情勢
日米関係に亀裂が生じ、日米同盟が崩壊するのを一番望んでいるのは、中国。
中国は、鳩山政権誕生後、対日政策を転換しました。
日本主導の「東アジア共同体」を全面支援するように見せかけていますが
真の目的は、日米を離反させ、日本から米軍基地を撤退させることです。


◆ ◆ ◆

宮崎正弘の国際ニュース・早読み11月25日号より

中国、対日政策の戦術を変更。「東アジア共同体」構想を賞賛
主眼は日本の敵失、日米同盟亀裂に乗じての日米離間戦略にあり


中国の対日戦略目標は第一に日米離間、日米同盟の亀裂深化。そして在日米軍基地の撤退である。
外交は、この戦略目標を実現するために、各レベルでの戦術が行使される。
 日本には過去に類いのないほどの「媚中政権」が誕生した。この活用を目論むのは戦略家として当然である。

 胡錦涛はすでにNY国連総会、ピッツバーグG20,APECなどで何回か鳩山首相と会談し、その並外れた外交音痴ぶりを掌握した。
オザワが嘗て海部首相を評して「馬鹿とハサミは使いよう」と比喩したように、胡主席は、この飛んで火に入る夏の虫のような「馬鹿」を、いかに中国有利に使うかを検討してきたのだろう、と推測される。

 なにしろ日本の領海から盗掘している東シナ海のガス田に関して鳩山首相は「友愛の海に」という不思議な宇宙語を使い、胡は当初、オチョクられたと警戒した。
 国際的にいえば非常識にも、領海侵犯に抗議しない国家の代表を見たのは稀な経験であったろうから。

 突如、中国は鳩山の獅子吼する「被害アジア共同体」構想を支持すると言い出した。
 しかも揚外相、王主任などを矢継ぎ早に訪日させ、日本の媚中マスコミを駆使して、日中共同の「東アジア共同体」推進を言い出した。日本主導の同構想を支持しないのは中国の立場だが、日本をおだてるために当面、かれらは偽装するのだ。
 こうした作戦は国共合作などで得意中の得意芸。

 戦術変更は明らかに日本をして、ますます中国寄り姿勢に転換させ、いずれ鳩山短命政権が崩壊するまでに、日米関係をもっと険悪化させておけば、中国外交の得点となる。そのしたたかな計算のもとで、しずかに戦術変更がなされたのだ。


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1 コメント

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はじめまして (ayumama)
2009-11-27 09:42:11
ayumamaと申します。いつも読ませていただき、勉強させていただいています。ありがとうございます。勝手ながら記事の引用、リンクを張らせていただきました。感謝いたします
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