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南北関係の断絶を宣言=北朝鮮

2010年05月25日 | 北朝鮮情勢
時事通信5月25日23時19分配信

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の祖国平和統一委員会は25日、談話を発表し、韓国の李明博大統領が哨戒艦沈没事件に関連して国民向け談話や対北制裁措置を発表したことに対し、すべての南北関係を断絶すると宣言した。

 北朝鮮が南北関係の断絶を表明したことで、同事件をきっかけにした南北間の緊張は一層高まる見通しとなった。26日にはクリントン米国務長官が訪韓、沈没事件をめぐり協議する予定で、北朝鮮はこれに合わせて韓国側をけん制する狙いとみられる。

 談話は「全面的な北南関係の断絶、北南不可侵合意の破棄、北南協力事業の撤廃の断固たる行動措置に入ることを正式に宣布する」と表明。「戦争の暗雲をもたらしている逆賊一味をわが軍隊と全人民、全民族は絶対に許さない」と李政権を非難した。

 北朝鮮は第1段階として

(1)韓国とのすべての関係を断絶する
(2)李大統領の任期期間、当局間の対話と接触を一切拒否する
(3)南北間のすべての通信を断絶する
(4)韓国の「対北心理戦」に対して全面的な反撃を開始する

―などの措置を取ると主張した。

 このほか

▽板門店赤十字連絡代表の活動を完全中止
▽開城工業地区にある南北経済協力協議事務所を凍結・撤廃し、韓国側関係者全員を即時追放
▽韓国の船舶、航空機の北朝鮮領海、領空通過を全面禁止
▽南北関係で提起されるすべての問題は戦時法に従って処理


―するとしている。

 同委報道官は21日の声明で、哨戒艦事件の調査結果を「超特大の謀略劇」と非難。事態を「戦争局面」と見なし、韓国が制裁措置を取る場合、関係の全面的断絶などの強力な対応に出ると警告していた。



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