保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

渡月橋の上空に‘謎の飛行物体が・・・

2007-11-13 23:24:26 | 船頭
嵐山の秋を優雅に彩る「嵐山もみじ祭」の当日、
渡月橋の上空を謎の飛行物体が!

「いったい、あれはなんだ?」

渡月橋を歩く全ての人が、上空に浮ぶその物体を
指差しながら空を見上げています。

近づいて見てみると、どうやら‘凧’のような・・・
でも、ただの凧ではありません!凧は一本の糸で何連
もつながり、上空目掛け順々に伸びていってます。
その姿はまさに天に駆け揚がる昇龍のよう。


聞けばこの大規模な凧揚げ、日本とお隣の韓国の友好を
願い、韓国の大学教授が中心となりと日本の同志社大学
日韓地方自治研究センターと共同で行なわれたイベント
で、最大全長約6キロの2000枚の連凧を渡月橋から
西南の空の方向に舞い揚げたそうです。

当日は私も3度、嵐山まで下って行ったのですが、
下って行く度に凧の全長が長くなっており、3度目
の時などは、渡月橋下3ヶ所から連たこを揚げ、上空
で一箇所に結ばれ伸びて行ってました~

連凧をあそこまで伸ばすことは、並大抵なことでは
ないと思いますが、この企画に賭けた両国の関係者
の熱い思いが十分伝わるイベントだと感じました。

でも・・・少し気になることが・・・

6キロにも及ぶ連凧、上空で受ける空気抵抗は相当な
ものだと思うのですが(事実、その日は風の強い日でした)
どのようにして、片付けたのでしょう?
失敗すると空下の民家の上に落ちてしまうのでは?

ご存知の方がおられたら、是非、教えて下されば幸いです。
仕事の途中だったので、最後まで見ることは出来ません
でしたが、その後この凧はどうなったのでしょう・・・