goo blog サービス終了のお知らせ 

保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

日光が眩しい朝の保津川下り。

2007-11-08 22:09:57 | 船頭
朝晩の寒暖の差が激しくなってきた昨今、
保津峡の紅葉も日に日に赤みをおびて
秋の深みを醸し出してきました。

この時期の‘保津川の朝’は最高に魅力的です!
朝のうち川一面には亀岡名物(?)ともいわれる
深い霧が立ち込めるが、しばらくすると、真っ青な
空がこの霧雲をかき分ける様に顔を覗かせます。
霧を払いのけた眩しい朝日は、保津川の水面を
激しく照らし川一面がキラキラと銀色に光ります。
急流で跳ね上がる波は大きな白龍の様にうねり
狭く激しい瀬に吸い込まれていきます。

眩い日光が渓谷の山々を照らし、杉やヒノキが
新緑のように鮮やかに映し出されます。
その眩しく輝く緑の中に、ほのかに色づく
もみじの葉が目にとまります。

色づく渓谷の山々に、燃えたぎる錦絵の世界が
もうすぐそこに来ていることを感じさせます。

秋たける保津川。朝日の輝く中、自然の趣を
感じ取りながらの秋の船旅はいかがでしょうか?