保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

天候よし!保津川、復活の兆し。

2006-04-30 21:54:57 | 船頭
4月最後の日曜日、前日の天気予報がいい方に
外れてくれて今日は朝から晴天に恵まれました。

この天気のお蔭か、今日の保津川は少し活気を取り戻し、
事前の予約客以外にも、トロッコ列車やマイカーなどで
大勢のお客さんにお越しいただきました。

この天候が続けば、今年のGWも結構、期待が持てるのでは
との感触を得え、少し心強く感じました。

雨と気候に泣かされた今年の春の遅れを取り戻すべく、
この連休を精一杯頑張りたいと思っています。

今日は気温もかなり上昇し暖かい日和となったので、
急流での水しぶきや渓谷を渡る風が、余計に涼しく
感じられ気持ちのいい川下りでした。

川沿いの山々には初々しい若葉が生えはじめ、
目に沁みる様な鮮やかな新緑美に包まれています。

今の保津川は年中で一番活き活きとして
‘いのち’の芽生える躍動感を感じる季節です。

この連休の一日は、是非、保津川下りでひと時の癒しを
感じる船旅でお楽しみください。




GWに思う400年目の節。

2006-04-29 23:43:14 | 船頭の目・・・雑感・雑記
世の社会人ならびに学生の皆さんが待ちに待った
大型連休ゴールデンウィークが今日から始まりましたね。

今年は多い人で9日間という長い休暇になる方もおられるとか。

私達の様な仕事をしている者にとっては本当に羨ましい話ですが、
皆さん、ハードな日常の疲れを癒せる様な骨休みになればいいですね。

今日は朝から少し肌寒さが感じられる気候となったことも
影響してか?私達、保津川下りの大型連休初日は、あまりにも
静かで、フル稼働で仕事にあたる心積りをしていた私達としては
少し拍子抜けするほどの客足となりました。

昨年は初日から100艘近い船が流れ、朝の10時には
乗船場が大勢のお客様で混雑していましたが、
今年は船頭がお客様待ちで溢れ返っているという
なんとも笑えない状態でした。

今年は桜の時期に雨に祟られ3日間の臨時休業、
その後も雨降りと冬の様な寒い気温の日が続き
4月の営業成績は前年度を大幅に下回る結果となりました。

ことを考えると、今年の天候はまさに正反対です。
そんな中、期待して迎えたGWですが、明日も気圧の谷が
午前中に通過しすっきりしない天気で、気温も最高で
20℃くらいということで、どうやらこの悪状況は
当分引きずっていくのではないかと危惧するところです。

時、あたかも保津川開削されて400年目を迎える
記念の年にもかかわらず、この様な環境の下、
今年の前半は流船数で大きくの伸び悩んでいるのです。

昨年から「保津川400年」を盛り上げ、内外にアピールする
ことで集客効果も図ろうと企画に携わった者として、今日の
この状況に陥っていることは、ひとえに己の不徳の致すところと
大きく責任を感じている次第です。

400年という大きな節目の年に、厳しい試練だと思っております。

しかし、節から新しい芽が生まれるともいいます。

樹木でも節の多いものは一見、良材に思われないですが、
この節がなければ、新しい枝も生えてこられず、立派な
木として育たないのも事実です。

人間も‘節’を経験せずして、新たな成長はないのかもしれません。

この‘節’からどのような枝を生やしていくのか、
それが最も大事な思考法ではないかと思います。

その節を私に感じさせてくれる試練を与えてくれた、
そのことこそが、この400年目を迎える最も意味する
ところではないのか?と実感するはっちんなのです。

無償の愛に満ちた‘親心’

2006-04-28 22:27:24 | 船頭の目・・・雑感・雑記
先日、TVニュースで中学1年の男子が
母親を刃物で切りつけるという事件を報道してました。

動機といえば「勉強や掃除しろといつもうるさく注意され
そのうっ憤が溜まって殺意を抱いた」というものでした。

そんな些細なことで、実の母親を殺そうとするなんて・・・

幸い一命は取り留められた様でほっとはしましたが、
被害者の親の気持ちを考えるとやりきれない悲しい気分になります。

私にはこのような事件を見聞きする度に、いつも思い出す話があります。


その話はある家庭の一人息子が主人公で、その息子はいつも親に
反発し、大喧嘩の末、親を殴り飛ばし家出をして自由に生きていた。

時は過ぎ、その息子も所帯を持ち、親の気持ちが少しは
理解できるような歳になっていた。

ある日、息子が仕事に成功し新居を建設した時のことだった。
庭に出てみると、家出して以来、会っていなかった父親が一人立っていた。

それまで父親ことは気にかけることもなく、音信不通状態だった。
若き頃の自分がどれだけ親不孝をしてきたか、理解できる年頃に
なっていた息子は思わず「父さん、長い間連絡もせずすまなかった」
「そんな所に立ってないで、さあ~中へ入ってくれ」と勧める息子。

その言葉に首を振りながら「いいんだ、お前、立派な家に住めるように
なりよかったな、お前は親不孝をしたと思っているかもしれないが
お前は私の子として生まれてきてくれた、それだけでお前は十分、
親孝行をしたのだよ」そして「これからもしっかり、元気でな」と
微笑みを浮べ話した。

「父さん!」と息子は叫んだ瞬間、父親の姿は消えてなくなった。
そう、その父親はすでに亡くなっていたのです。

なんとも不思議な話ですが、子供を思う親の強い慈愛を感じました。

多感な思春期の子の心の奥底には、普段は見えない
鋭い刃が隠れているものかもしれません。
その刃は時として自分の最も愛しい身近な者へ
向かう傾向にあるようです。

でも、幾ら裏切り傷つけられても、親というものは
いつまでも子供のことを心配し見守っている慈愛に満ちた
‘親心’を持つ存在であることをこの話は教えてくれています。

恐らくこの親子もいずれ必ず和解する時が来ると信じています。

昨日書いた幼い子供を狙う不審者もそうですが、
人間性崩壊の序曲が静かに聴こえて来そうな予感がする
昨今、社会だけでなく家庭でも優先される機能主義や
思考・行動を左右する経済原理を今一度見つめ直し、
新しい幸せの価値観を見出す必要性を強く感じます。

その幸せの価値観の基本となるのが‘家庭’そして‘親心’
であると信じているのです。

多数の不審者情報、こどもたちが危ない・・・

2006-04-27 23:54:39 | 船頭の目・・・雑感・雑記
「昨日、黒のフルフェイスのヘルメットを被った人に、歩いていた
こどもがバイクで追いかけ回された」
これは昨日、我が家のこども達が小学校から持ち帰った連絡プリントに
記述してあった内容です。

私が住む亀岡市は京都に隣接する人口10万に満たない街。
豊かな田園風景と閑静な住宅地が共存する典型的なベットタウンです。

そんな亀岡でこのような不審者情報がもたらされたのは
4月に入り、これで3度目です。

昨年来、このような情報は毎週の様に聞くようになりました。

私の住む自治会では昨年から「こども見廻り隊」なる
ボランティア組織を結成し、小学生の下校時に各ルートに
地域の大人たちを配置する活動が行われ、マスコミにも
紹介されるなど注目を集めています。

小学生の子ども達には下校後も「一人では遊ばない」
「知らない人には警戒しろ」「夕方は外に出ない」
などと細かい多数の注意事項を口やかましいほど
注意しなくてはならないのです。

このような現実が私達の地域ばかりでなく今、日本の
殆どの地域で日常茶飯事に起っている事態だそうです。
自分たちが子供の頃に想像もできない恐ろしい現実。

今の日本も子供達を取り巻く環境はまさに非常事態です!

そして何より心配なのが、このような事件を防止する為に
繰り返し繰り返し、子供にすり込まれていく大人への警戒心、
また、そのことが及ぼす子供の人間不信です。

子供とは本来、いつの時代も大人では想像できない‘夢’や‘ロマン’
を持っているもので、その豊かで規制のない感性が
合理主義で凝り固まった現実の世界にほのぼのした温かさ
や潤いを与えてくれる、人間としてとても大事な要素だと思います。

その子供特有の感性が、現実の異常な事態の為に
喪失していくのではないか、そのことを強く危惧するのです。

知らない人を見たら警戒せよ。話かけられたら、無視して逃げること。
などの多くの危機回避マニュアルが今、子供達の心に埋め込まれて
いこうとしています。

人間を信じない事を前提としたこれらマニュアルは
幼い心にどのように伝わり、その後の人生にどのような影響を
もたらすのでしょう?

いずれにしても、今ある現実の危機から子供を守る事が
私達親が最優先で考えなくてはならないことで、その後の
子供の心理や人生への影響などを考えている余裕は
ないのかもしれません。

しかし、この豊かな日本のどこが間違って、子供をさらい殺害する
ような人間を、こんなに多くつくり出してしまったのか?

その根本原因に焦点を当て考えなくては、以前のような子供が
のびのび暮らせる環境は二度と戻ることはない、それだけは確かなようです。

織田信長vs明智光秀・二人の改革者

2006-04-26 00:18:12 | 映画・芸能界
保津川下りの乗船場がある亀岡は、戦国の昔に
明智光秀が平定したゆかりの深い場所です。

そのためか地元亀岡では明智光秀人気は高く、
5月には「光秀祭」という大きなお祭りがあるほどの地域です。

この亀岡ゆかりの人物・明智光秀と、その光秀が討った主君・織田信長
二人の真価を問う国民参加のTV番組が今日26日に放映されます。

その番組とはNHKの歴史検証番組「歴史の選択」

番組内では光秀、信長という二人の改革者にスポットを当て、
松平定知アナウンサーが信長派、上田早苗アナウンサーが光秀派
という立場でそれぞれの正当性を主張し、全国の視聴者に是非を問い
電話で投票して貰おうというユニークなつくりとなっています。

「本能寺の変」で主君・織田信長を討って以来、
歴史の定説では「天下の逆臣」「謀反者」という
汚名を着せられ続けた光秀の再評価がなされ、
名誉回復のチャンスはくるのか?
それとも、やはり忠なき無策な逆臣とみなされるのか?

「伝統と秩序を重んじ、和を基調とした改革」を求めた光秀と
「あらゆる既成概念を破壊しても理想を実現する改革」を求めた信長。

あなたならこのどちらの改革者を支持しますか?

いずれにしても、この電話投票の結果により
今の日本人が望むリーダの姿が浮き彫りとなることでしょう。

歴史を訪ね、現代を知る。
このユニークな国民投票の結果が楽しみです。

NHK総合テレビ
「歴史の選択<本能寺の変、二人の改革者の激突>」
時間 22時00~22時45分

*番組名に訂正があります。
 「その時、歴史が動いた」ではなく「歴史の選択」でした。
 訂正してお詫び申し上げます。

おかしいな~今年の春に思う・・・

2006-04-23 20:38:13 | 船頭
天気予報では今日の京都の天気は「晴れ」
気温も20℃くらい上がるとの予報を裏切り
冷たい風が吹く肌寒い一日となりました。

保津川にも渓谷から吹き降ろす風が強い一日でした。

いつもの年なら、ハンテンを着ては仕事ができないくらい
暖かい季節となるはずが・・・今年はどういうわけか、
昨日も今日もハンテンの下にウインドブレーカーをしっかり
着ておかないと寒くて野外にいられないくらいの気候でした。

このような気象条件のもと、乗船客の伸び率にも少なからず
影響が出てきています。

昨年度の同時期と比較してみても、予約数は変動はないのですが
当日来客者は50%減という厳しい結果となっています。

4月に入り、桜の花が咲き始めた頃を見計らったように
天候が崩れ、毎週の様に雨に見舞われてます。
増水による運航中止日もあり、その後も気温の低い肌寒い毎日。

恐らく今年の春は「近年稀にみる‘寒い春’になった」
との気象庁からの発表があることでしょう。

「異常気象」という言葉が語られて久しい昨今ですが、
毎年、豪雨や日照りなど通常とは異なる気象環境と
なっている様なので、もうココまでくれば、このような
「異常気象」は当たり前、「異常であることが正常」と
思われるような時代に、地球環境自体が突入している
のではないか、と感じることがあります。

近日の強風で、渓谷の桜はことごとく散り、桜吹雪となって
川の水面に浮び流れていきます。

変わりに、もみじなど山の木々から緑の新芽が生え始め
山の景色を若々しい鮮やかな緑で彩りはじめました。

新しい‘いのち’の萌芽に自然の息吹を感じます。

異常と感じる気候条件でも自然の‘循環’は力強く繰り返されます。

自然の偉大さの前にして、人は今一度、謙虚に自然と向き合う必要が
あるのでは?と感じる今年の春です。

嵐山で嵐峡フェスティバル2006が開催

2006-04-21 22:07:03 | 京都情報
明日からの2日間、京都・嵐山の大堰川(おおい)で
嵐峡フェスティバル2006という船上音楽祭が開催されます。

この船上音楽祭は、嵐山観光の促進事業の一環として
嵐山通船(株)や京都造形大学などの協力を得てた、地元の
ボランティア組織「京都嵐山・嵐峡フェスティバル実行委員会」
が主催となって開催されるものです。

大堰川の水上に設置した船上舞台の上で、和太鼓や能、
ジャズなどの音楽演奏や演舞を披露し
嵐山通船の屋形船に乗船しながら鑑賞できる
という風流なイベントです。

また当日2日間は、大堰川周辺に、伝統工芸品や学生の
製作した作品を展示・販売する「屋台村」を設営し、
伝統産業の担い手と学生等のコラボレーションによる
新たな文化創造を模索する企画も進められます。

屋形船で嵐山の一流料亭の料理に舌鼓をうちながら、
平安の昔、大堰川に船を浮かべ、雅楽の舞や詩歌、
お茶会などを楽しんだ大宮人の時代にタイムスリップして
雅な気分を満喫してみてはいかがでしょうか?

4/22(土)
14:00~15:30  和太鼓/悳炎、和太鼓 悳
 高木克美先生復帰第一弾公演!  
当日券¥3,000
4/22(土)
18:00~19:30  金剛流 能/豊嶋 晃嗣 他
 たん熊北店(嵐山・熊彦)お弁当付
 当日券はなし。

4/23(日)
14:00~15:30  ジャズ/
 細野晴揮、デキシープリンセス
 当日券¥3,000
4/23(日)
17:30~19:00  フルート&ハーブ/
      太田 彩、今藤順子
   当日券¥3,000

主 催 京都・嵐山 嵐峡フェスティバル実行委員会
協賛者 京都造形芸術大学・京都芸術デザイン専門学校・
    京都造形芸術大学和太鼓研究センター・豊嶋晃嗣後援会・
    風遊舎・嵐山通船株式会社
事務局 嵐山通船株式会社内
    TEL 075-861-1627

シンガポール武道家家族事件に思う・・・

2006-04-20 15:55:03 | 空手・格闘技
今月の4日、私達武道を嗜む者にとって
かなり興味のある話が舞い込んできました。

その話とは・・・皆さんご存知でしょう~
青森県西目屋村の白神山地付近の山中で、シンガポールから
来日した中国系武道家一家のお話です。

なんでも13人で来日した家族のうち男性3人が雪道に迷い込み、
5日未明に県警弘前署に保護されたのですが、その来日の理由とは
シンガポールで道場を経営していた武道家の父の遺言にあった
「青森の山中で修行する空手の伝承者に会い、秘伝書を譲り受けろ」
というものでした。

「その伝承者を探しているうちに道に迷った」という説明でした。

皆さんご無事で戻られてなによりでしたが、空手を修行する者として
「う~ん、今の時代にファンタジックで夢のある話でいいな~」
なんてのん気に構えてられない複雑な心境になりました。

そもそも武術を志す人には、常人では考えられない様な
超人的な技を極めたいという願望を持つロマンチックな
人が多く‘伝説の達人’秘伝書’などの話が大好きです。

自分も子供の頃、伝説の達人が山奥に住んでいるのでは?
なんて、本気で思っていた時期が確かにあったと記憶しています。

しかし、今、武道を修行してきた者としていえるのは
今回の様に魔法の様な秘術技を持つ人や秘伝書は
フィクションの世界のみで実在はしないということです。

しかしながら、海外にはまだまだ‘日本武道伝説’は根強く残っています。

海外の武術修行者の中には「指先で関節をバラバラにできる空手家」や
「触れずに相手が倒せる武術家」がいると本気で信じている人が多いのです。

これは実際に海外で空手修行した自分の経験からも確信します。

それほど空手という武術は今だ、神秘性を売り物にしているのです。

この様なことは同じく世界的に認知されている日本の武道「柔道」では
ありえないことで、「今、隠れた柔道の達人が山奥に住んでいる」
なんて言っても「じゃあ~オリンピックに出場したら~」って
言われるだけで誰も何の興味を示さないでしょう。

ここでも柔道と空手の成熟度の差を痛感させられます。

武道の現代的価値はそんな神秘にはないのです!

自分の考える空手、武道とは
流した汗で知る「人としての‘強さ’の探求」に他なりません。

それは神秘などが通る世界ではなく、けして痛い思いを
せずに瞑想して極められる世界ではありません。

地味で気の長くなる様な稽古の中で、どこまで自己と対峙
できるか、どこまで自分の‘弱さ’と真正面から向い合い
克服していくかということで身に付ける‘強さ’です。

そして、厳しい稽古の過程で、自分の体と心の長所や短所を知り、
それを見据えることで自分という人間を知るのです。

武道は「生きなければ!死ねない!」という生死を
賭けた戦いの中で、人しての‘強さ’を求め、
自分の‘命’を磨き輝かす修行なのです。

私はこれまで、内外で‘達人’と呼ばれる武道家との邂逅を得てきました。
皆さん、技はもちろん人間としても尊敬でき‘一流’といえる方ばかりです。

その「生きざま」に共感し、学ぶべきことがたくさんありました。

そして、この経験が自分にとっての‘秘伝書’であるといえるです。

日本のモラルは高い???

2006-04-18 23:53:13 | 船頭
最近のはっちんブログを見て何か変わったな~と
お感じになられることはありませんか?

そう~なんです。写真が極端に少なくなっているのです。

これは目に訴える写真より、文章で勝負!なんて
考えたわけでは・・・ありません。

理由はだだ、最近の写真が撮れてないという極めて単純なのも。

でも・・・なぜ撮れていないかというと~ 
デジカメを紛失してしまったのです!!

それは1週間ほど前のこと。

保津川を下っての帰り、JR嵯峨嵐山駅からJR山陰線・嵯峨野線に
乗り亀岡まで帰るとき、不覚にも座席にウインドブレーカーを
忘れたのでした。

そのウインドブレーカーのポケットにデジカメを入れていたのです。

デジカメは3ヶ月前に買ったばかりのオリンパス・ニュータイプ。
ウインドブレーカーはミズノのスーパースターです。

気がついた時はかなりのショックでしたが、悔やんでいても
しょうがないので、至急「JR西日本お客様センター」
へ電話を入れました。

しかし、この電話が中々かからないのです。

幾らかけても「しばらくそのままでお待ちください・・・」という
アナウンスが延々に繰り返されるばかり。
我慢強く待っていたら今月の携帯代請求書が怖くて見れないくらいです。
しかも、嵯峨野線の電車が着く各JRの駅の電話は一般の人には
教えられない・・そうなのです。
一般の人???JRを利用しているお客さんなのですが・・・
どのような方が一般の人ではないのでしょうか?

仕方なく「お客様サービスセンター」
という皮肉な名前のナンバーを押し続けたのです。

そして、やっとかかった電話に出た担当者が言うには、
京都全ての忘れ物がセンターに集められそれから調べるとのこと。
「見つかれば連絡しますが、なければ連絡はしませんので・・・」
といかにもマニュアルどおりの事務的なものでした。

そして今もJRからの電話はありません。

探してもなかったと理解するしかなさそうです。
ということは恐らくその後、乗った人がお持ち帰りに
なったのでしょう。

でも仕事で着て汗も染み込んでいる服を持って帰る人が
いるのには驚かされました。
デジカメも本体のみで充電器もUSBケーブルも
CD-ROMもないのにです。

以前、あるアメリカ人の方が日本についてこう言われていました。
「日本で落し物をしたら99%の確立で戻ってくる、
なんてモラルの高い国民なのでしょう」と感心されていました。
その方は続けて「このモラルや国民の良識の高さに
この国の成長の秘密がある」とも分析されていました。

モラル高く、人情味がある、そんな国日本。

今回のことは僅か1%に値する人の行動であり、
この国のモラルレベルの高さは今も維持できている、
そう信じたいと思う。

花・彩・祭おおさか2006フェアにVoice of Peace が出演します。

2006-04-15 23:57:31 | ゴスペル&ミュージック
明日16日、大阪城公園で開催される
「第23回全国都市緑化おおさかフェア 花・彩・祭おおさか2006 」
のイベントにゴスペルグループVoice of Peace が出演されます。

この全国都市緑化フェアとは「緑のある街つくり」を目指し、
窓辺に花を、くらしに緑を、街に緑を、あしたの緑をいまつくろう~
をキャッチフレーズに、全国的な緑化都市を普及啓発する事業として
毎年一つの都道府県を指定し開催しています。

今年は大阪が会場として3月25日(土)から開催されており
5月28日(日)までの65日間、大阪人が主役となって、
大阪のまちを舞台に多彩な緑化活動や各種イベントを開催していくものです。

「花・彩・祭おおさか2006フェア」では、大阪の象徴ともいえる
大阪城周辺をメイン会場として、その歴史・文化景観を活かしながら、
花や緑に囲まれた賑わいと癒しの空間の創造を目指します。

明日はその賑わいのイベントして大阪を本拠地に活動している
Voice of Peace が華やかなSpring Concertで花を添えます。

Voice of Peace ファンの私はっちんも是非、会場に
駆け付け、聴きたいところですが、明日は日曜日で
どうしてもお休みは出来ないので断念します。

遠く保津峡の山の中からコンサートの成功を祈りたいと思います。

このブログにコメント入れて頂いているVoice of Peace
のメンバーであるKAMEさん、大吉さん、えみさん、心が震えるような
ステキなハーモニーを大阪城公園に響かせてくださいね。

第23回全国都市緑化おおさかフェア 花・彩・祭おおさか2006
Voice of Peace Spring Concert
2006年4月16日(日) 13:00~14:00 (予定)
会場:大阪城公園・西の丸地区会場
入場料:¥500-