保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

衆議院予算委員会の国会中継を観ていると!

2010-09-30 09:40:33 | 船頭の目・・・雑感・雑記
これはひどい!あまりにもひどすぎる!

今朝、少し時間的な余裕があったので、普段はあまり見ない
国会中継をぼんやり観ていました。

中継は衆議院の予算委員会の模様・・・

尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件においての、一連の政府の対応について
与野党委員からの質問が行われていました。
まさに国家の将来を左右する極めて重大なあの事件。
日本固有の領土であった尖閣諸島に中国漁船が不法侵入した上、海上保安庁の
巡視船に無謀な体当たりを仕掛け逮捕拘留され、その後、処分保留のまま無条件釈放
した極めて不可解な現政府の対応。
議員先生だけではなく、多くの国民が疑問に感じ、詳細な説明が求められるところです。

なのに・・・菅総理は判断をした那覇地検に責任をなすりつけ、また詳細な事実関係に
ついても全く知らず、担当者任せの他人事・・・なんと、最高の切り札になるであろう
「証拠ビデオまで観ていない」と公言して憚らないなんて・・・情けなさで胸が痛くなった。

さらに中国人船長を釈放した経緯についての事実関係について、野党議員が証拠資料を
もとに質問をしたところ、仙谷という官房長官は内閣の保身だけを考えているとしか思えない
ピントのずれた答弁を、のらりくらり時間稼ぎ目的がありありの卑怯な答弁を繰り返すのみ!
私達国民が一番知りたい、あの重大な事件についての政府の詳しい説明を答えるつもりは
この人たちには全くないらしい!

本当にいいかげんにしてほしい!!与党も野党も関係ない、私達、そしてこれからの
子ども達にとって、今回の事件について政府のとった対応が、どのような危機を
招くのか?また、日本という国が主権ある国家として正しく生きていくことができるのか?
ということを国民は知りたいので、国民の多くはみんな真剣にこの問題をとらえ、
真剣に国を憂いているのだ。

それを、こんないいかげんで、自分達の責任逃れに終始し、言い訳と保身だけの答弁を
繰り返すなんて、聞けば聞くほど、本当に悲しくなるくらい情けなくなりました。

また、議長の松原議員の、質問者が指名した答弁者じゃない者の勝手な自主答弁を
許すという不可解なさばき方に、正当な議会運営がなされていない感を強くします。

政府は本当に国民を甘くみているのだな~痛感しました。

今回の事件処理は、政府が国民を騙し、中国の圧力に屈して、日本の主権の一部を譲り渡した
ことに等しい行為であり、国際常識として断じて許されることではないこと位、子供でも理解していますよ。

我々国民が心配しているのは、この不法不当な処置により、今後さらに尖閣諸島に傍若無人な
中国漁船が押し寄せるだけでなく、フジタの社員さんに突然起こったスパイ容疑による逮捕拘留や、
レアアースなどの資源外交を、中国にいる日本人や企業にも、無法な要求を突きつけるような
ことが益々横行しないだろうか?フジタの社員に至っては中国に招待された方なのですよ!
特にレアアースの禁輸という中国の恫喝のやり方に、本来、日本のモノであるはずの
東シナ海の油田・ガスを盗まれ、今度はその盗品を盾に脅されることはないのか?
ひとつひとつ挙げていくのも情けなく、なんともやり切れない話ですが・・・

一体、この政府はどこの国の政府でしょうか?!自国民を無責任に見捨て、
他国へ売り渡してしまうのでは?と疑われても仕方がない、答弁です。

そして、一つ確かなことは今回の政府対応が、菅首相や今の与党が政権から去った後も、
計り知れないほど大きな禍根を残すものだということ。

日本の主権死守の為、今回の菅政権の独断対応と議会での態度には激烈に抗議したいです!

今、この時も尖閣諸島では中国漁船が20隻以上もやってきて漁を繰り返しています。
自分たちの保身を語るだけで、なんの明確な声明も指示も出さない。
現政権のこの態度に、石垣島の漁民の恐怖や海上保安庁の隊員たちの苦悩は続くのです。

私は一介の船頭に過ぎない者ですが、国家、そして子ども達の将来に責任を持つ
ひとりの大人の国民として、今後、この問題に対しては独自のルートを
通じて、情報収集を続けていくつもりです。

歩いてこそ‘道’。私の歩いてきた「空手の道」とは。

2010-09-28 23:53:47 | 空手・格闘技
私の火曜日と水曜日の夜は空手の稽古日。

これはもう11年間変わらない週間スケジュールです。

保津川遊船に転職して以来、夜の時間がプライベートタイムになったことで
私は再び空手を修業する機会を手に入れたのです。
しかも空手との再会は、子どもたちとの出会いを運んで来てくれました。

最初は大人中心で始めた道場でしたが、次第に子どもの入門者が増え出して
気が付けば子どもが主の道場へと移行していったという感じです。
今でこそ空手を習う子ども達は多くなりましたが、10年数年前はまだ、
大人が技を磨き、大会を目指すという雰囲気の道場が主流だった時代です。

子ども達を主に預かる道場になることは、当時所属していた空手組織内で統一している
運営や指導方法等とは異なってくることから、私は所属する空手組織を離れる決心をし、
独立して自分の道場を持つことになったです。

それは師との別れでもありました。
当時若干33歳。空手家としてはまだまだ未熟なことは自分自身が一番わかっていましたが、
自分の理想とする‘強さ’を、今度は子ども達と一緒に作っていきたいとの
思いが私に一大決心をさせたのです。

それまでの様に、自分自身だけの強さにこだわり、修業するのではなく、
今度は道場に通う生徒たちと共に、本当に大切な‘生きる強さ’を追い求めたい!
そして将来、この国を、そして世界を担っていく様な立派な人材を育てていこう!
という理想とロマンを掲げ、この道場に賭けてみたくなったのです。

私の空手の師はいつも私達門弟に
「いつかは私を追い抜いて行け!いつまでも私の下でぬくぬくと道を歩くのではない!」
「お前達が私の授けた技術と精神を正しく伝承し、その技と心をさらに進歩させることで
次世代の者に伝えていってほしい。それこそが私への恩返しで、親孝行なんだよ」
話されていました。

私は素晴らしい師匠にめぐり合うことができ、幸せ者だと思っています。

これぞ武道の世界でいう「守 破 離」の教えなのです。

師の教えを素直に学び、身に付け、さらに師の教えを越えて、自らがひとり立ちし、自立していく。

長い歴史のなかで、洗礼された武の世界において、伝統は未来永劫、受け継がれ生き残っていく。
これぞまさに‘道’なのです。

道は人が歩いてこそ道。続いてこそ‘道’。
先人が歩んだ道を後輩が歩き、さらにその先の未来へ向かって‘道’を新たにつなげていくことが
私の武道の道を歩む者の使命であると考えています。

私の歩いているこの‘道’を、今、たくさんの弟子たちが歩いてくれています。


いつか彼らも、私がつけた道を越えて行く日が来て、自分がつける道をつなげていってくれるでしょう。

そうして、いつの時代も伝統の実践者たちの歩みによって‘道’はつながり、
伝統と文化は未来へと受け継がれていきます。

そこに空手‘道’の素晴らしさがあり、私の人生の中で空手の道は光りを放つのです。

伝統と文化の伝承者として、これからの人生も空手と共にありたいと思っているのです。

京都大学・生存研ユニットの定例研究会に出席。

2010-09-27 23:59:28 | 京都大学
先週末、滋賀県守山市にある京都大学・生存基盤科学研究ユニット
「守山フィールドステーション」で開かれた「定例研究会」に出席してきました。

この定例研究会は、京都大学東南アジア研究所・実践型地域研究推進室に
設けられた滋賀県守山、朽木、そして京都府亀岡の京滋地域拠点室に
所属する研究者が一同に集まり、現在進めている調査・研究の報告を
行う会で、守山フィールドステーションの研究施設において
月一回のペースで開かれています。

このブログをお読みいただいている皆さんは、少し驚かれるかもしれませんが、
実は保津川遊船の船頭から河原林 洋氏と私の二人が京大・東南アジア研究所の
研究員として勤務しており、地元亀岡・丹波・京都市右京区を主に、地域の課題や
問題点を導き、克服、解決にむけた実践スタイルの地域研究を進めています。

今月は滋賀県朽木フィールドステーションで進められている
「伝統の焼畑農法による山間地の生産力増進研究」の発表で、
今夏実施した焼畑作業の方法及び成果に関し、実践技術の解説と
土壌学の視点から科学的検証の報告も行われました。

それまで生産力が低かった急傾斜地である山肌の実験地を、笹や杉枝を
塗して燃やし、作物が育つ土壌力を生み出すといわれる焼畑農法。
火が消えた後、温かい内に鍬を入れ起耕し、播種をただちに行うことで、
貧困だった土壌が活性化され、ヤマカブラや大根など大量に採取できる農地
に生まれ変わったのです。しかも、肥すらいらない。
この研究が今後、進んでいけば、これまで、農地として生産性の低い地と
考えられてきた山間地が生まれ変わり、過疎化による放置林や耕作放棄地
が増えている日本の山間地に人の関心を呼び込み、後継者となる若い世代を
呼び戻すことで再生をはかることもけして夢ではないでしょう。


近年の地球環境問題は近代科学文明による成長の限界を予感させ、
今後、人類の生存基盤を確保するために、地方と都市をつなぐ
循環型社会の再生を真剣に模索必要がある時代に入っているとも
いえなくもないです。

そんな時代に、各地域で長い時間をかけて蓄積された、生存するために
必要であった知恵や技術、営みを調査研究し、実践による再生を試みる
ことは、過去を未来へつなげる作業でもあると考えます。

大学では、既成の学問的な枠にとらわれず、自由な発想をもとに、
従来の個別学問を基にする普遍化した地域研究から、地域オリジナルの
個性や先人、現住民が培う問題克服力や解決力に重点を置いた新しい
地域研究の道筋を確立していくことを、この生存基盤科学研究ユニット
には期待しているのです。

私も船頭と研究員という全く異なる二つの仕事をこなしていく訳ですが、
好奇心と向上心を忘れることなく、先人の船頭が舟の曳き上げ作業の時に
綱道を歩くに必要であった‘二束のわらじ’をしっかり履き切って
歩いていきたいと思っています。

保津川遊船中国語講座・留学生講師さんの送別会。

2010-09-26 23:07:50 | 船頭
保津川遊船の若手船頭が集まり勉強している「中国語講座」。

その講師をしていただいていた蔡(さい)さんと陳さんのお二人が
月末に母国・台湾へ帰国されることから、中国語を習っていた船頭衆で
主催した「送別会」を、亀岡市千代川町にあるイタリアン・カフェ
「SCIANTO (シャント)」で開催いたしました。

お二人は18歳の時に台湾から来日され、亀岡市にある京都学園大学へ留学された、
この9月に無事、ご卒業されました。

浜崎あゆみの大ファンというお二人。浜崎さんの歌詞の意味を知りたくて日本語に興味を
持ち、ライブに行けるから日本の大学へ留学したというから筋金入りの浜崎ファン。
もちろん勉学にも励み、日本での4年間の女子大生ライフを満喫され、帰国の途に就かれます。

おかげさまで、2年間の講座により、中国語初心者の船頭衆も何とか片言ですが
会話ができる者が増えてきたところです。

その感謝の気持ちを込めて、生徒みんなでお二人の「送別会」を企画したというものです。

私はなかなか講座に参加できなかった不良生徒でしたが、最後は礼を尽くして
お見送りするのが東洋人としての礼儀というもの。
また、途中、お別れの挨拶をする時には、しんみりとなる場面もありましたが、
そこは遊船の船頭です。最後まで賑やかにお見送りするのが船頭の流儀ということで、
亀岡市で唯一生パスタが食べられるイタリアンのお店であるScianto (シャント)の
美味しいお料理に舌鼓を打ちながら、歌あり、コントありの笑いの絶えない、
本当にいい「送別会」だったと思います。


もちろん、これだけでは終わりません。
お約束の二次会、カラオケ日台交流戦も行われ、夜が更けるのも
忘れて、騒ぎまくっていたのでした・・・
最後はみんなで肩を組み輪をつくり、Ⅴ6の「WAになっておどろう」
を合唱し、終了致しました。


私と中国語との出会いは早、20年以上も前となった学生の時に受講した第二外国語。
今の時代とは異なり、中国も日本に憧れを抱いていて、国民も友好的なよき時代でした。

4回生の時には中国へ10日間滞在し、その後も3度の訪中を致しました。
北京や西安では、道ゆく中国の一般市民にアイスクリームをおごって貰ったり、
地元の人が行く中華料理屋にも連れて行って貰い、本場の中華麺を戴いたり、
いい思い出があの当時の中国にはいっぱいありますが・・・

まあ、このように中国語に触れる機会があった訳ですが、昨年、勉強を再開した時には、
全く忘れてしまっている言葉が多くて、本当にショックを隠しきれませんでした。
特に、中国語独特の発声音である基本の「四声」が上手く発音できなくなっていて
発声練習だけで授業が終わるという日もあったほど。
でも、遊船でまた中国語に出会えたことで、もう一度勉強する機会をいただきました。
もっと、参加できるといいのですが、多忙な日々は相変わらず…
これからも焦らず、ゆっくり学んでいこうと思える気を起させて下さった
蔡さんと陳さんとの出会いには感謝しています。

亀岡の観光舟下りの船頭たちと台湾の留学女子大生。

なんともおかしな取り合わせでしたが、これこそがまさに‘草の根国際交流’だと
私は確信した送別会でした。

市P中学校部会研修会で読書の大切さを学ぶ。

2010-09-25 23:28:03 | PTA活動関連
23日の秋分の日。
亀岡市役所の市民ホールで「亀岡市PTA連絡協議会・中学校部会研修会」が開催され、
お隣の南丹市から南丹市立図書館の大西俊之館長をお招きして
「2時間24分 子育てと読書活動について」とお題して
ご講演をしていただきました。

大西館長さんは地域の図書館長の立場から、学校図書館と連携を図ることで、子ども達の「言葉の力」の
育成に欠かせない図書活動の推進に情熱を持って積極的に取り組んおられる方で、
自らもいろいろな学校にも参上し、児童や生徒に「読書の楽しみと大切さ」をお話して
周られている「読書の伝道師」で、ブックトークを交えたユニークな講演が人気を呼び、
今や保護者や教職員に至るまで、数多くの講演をされている「話の達人」であります。

また、これらの活動が認められ、今年の4月には「平成22年度こども読書活動優秀実践図書館」として
「南丹市立図書館」が「文部科学大臣表彰」を授与されるなど、市内外からも注目を集める
図書館活動を展開されています。

講演では、初っ端から聴講者の意表をつくトークで関心を引きつけ、その後はお笑いばりの爆笑トークで、
会場を楽しい雰囲気に導き、聴講者を心地よく聞ける環境つくりにも、気を遣われておられるなと感じました。

館長さんがまず、問題提起されたのは「一日の時間サイクルからみる実質的な子育て時間の把握」でした。
自説として館長さんは中学生の子どもが、一日、親と直接的、間接的合わせて関わっている時間は
「2時間24分」というものでした。
これは一日時間の10分1に値する数字ですが、この計算で加算していくと我々親は
子どもが二十歳になる時には実は僅か2年間しか関わってないことに等しいという訳です。
それ以外は学校のいる時間など必ず必要な時間なので、なかなか読書する時間を
ひねり出すのは容易ではないという結論に達するというのです。

読書活動でだけしていても一概に優秀な子どもになる訳ではないが、
「読書は人生のビタミン」という表現が印象的でした。

まだまだ、興味深い話を、実際に本を手に持たれ、ブックトークを交えながら
紹介して下さいましたが、館長さんの講演は「ネタ」が命なので、これからお聴きになる
方がおられたらネタバレになるので、ここでは割愛させて頂きますが、中学生に求められる
読書からの学びは「イメージ(想像)力+自分を客観的に観察する能力」だったのでは
ないか理解させていただきました。
今の社会の実例を挙げての講演は、本当に私自身が勉強になる事ばかりであったと感じています。

「読書はすぐに結果が出てくるものではないが、読み続けることできっと人生に有益なものとなる」
また「本当に勉強すべきは我々親であり大人である」
「大人が成長しないで、どうして正しい子育てができるものか」
という館長さんのお言葉には私も強く同感するものです。

今年PTA活動に参加させていただく機会を得て、様々な分野の先生方のお話を講演等で
直接聞かせ頂くことが多く、本当に自分自身が勉強させて貰っていると実感しています。
就任当初は思いも寄らなかったことですが、PTA行事って「お得感」がいっぱいですね!

このお得感をもっと大勢のPTA会員さんに味わっていただきたいと思いました。

そのきっかけを作り、つなげていけるように私も地道に続けていかねばと
感じた中学生部会研修会でした。

はっちん、ワコールのスポーツタイツ「CW-X」を装着する!

2010-09-22 23:50:56 | 船頭
朝晩の過ごし易さに秋の足音を感じる季節になってきました。

秋といえば・・・そう、スポーツの秋です!

10月に入ると各町内では運動会を開催されるところも多いと思います。

そんな季節を前に、京都に本社がある下着メーカー「ワコール」さんが
アスリート対応型のスポーツタイツ「CW-X」をモニターする
お役目に私はっちんを選んで下さったのです。

「CW-X」はイチローや石川遼などの一流のアスリートが愛用している
ことでも知られる人気のコンディショニングウェアブランドですが、
今回の企画はスポーツアスリートに限らず、日常、日々汗をかきカラダを
動かして頑張っている人もサポートできるブランドを目指して企画されたもので、
その「がんばっている人」に保津川の船頭であり空手家でもある私を選んで
下さったというわけです。

それも記念すべき京都の企業人として紹介されるのは、
私が第一号ということらしく、誠に光栄の至りであります。

私がモニターをする商品はCW-Xの「エキスパートモデル」

テーピング原理によりヒザ関節がサポートされていて、激しい
スポーツ時にヒザ関節にかかる衝撃を柔らげ怪我や疲れを軽減して
くれる優れものなのです。
また、ふくらはぎや太ももの裏筋など、肉離れを起す危険性のある
部位をちょうどいい締め付け効果で防ぐ仕掛けも施されています。


空手の前蹴りを高く蹴り上げてみても違和感もなく、スムーズに
蹴り足を発することができます。

この三連休の間、船頭の仕事にも着用してみましたが、この暑い日中の
仕事にもかかわらず、通気性も抜群でムレる様なこともなく、筋肉の疲労度も
ほぼなく、快適に仕事をすることができました。


あとは、ファッション性だけです。

今回は船頭の作業ズボンの下に装着したわけですが、
もう少し、CW-Xが見えるハーフパンツの下から
履いてみてもいいと思いました。

また、極限までカラダをいじめ抜く、空手アスリートの怪我防止と
筋肉疲労のメンテナンスにはとても効果があるスポーツタイツだと
感じました。

とにかく、毎日のアクティブライフにはなくてはならない
アイテムのひとつになった感じています。

詳しい感想については下記のメールマガジンアドレスにて紹介される予定。
http://www.cw-x.jpをご覧下さい。

こんな楽しく、快適な企画に参加させていただいた、ワコール・ウエルネス事業部
事業企画課の皆さん、ライターの豊山さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも「CW-X」を愛していきます!

ありがとうございました。






大学の地域貢献度ランキングに保津川筏復活プロジェクトを推薦!

2010-09-21 23:59:11 | 京都大学
先日、日本経済新聞社から「大学の地域貢献度ランキング」企画に関する
アンケート調査依頼が京都大学宛てに送られてきたことを受けて、
同大学生存基盤科学ユニットから「保津川筏復活プロジェクト」を
「一押し地域貢献プロジェクト」として推薦していただくことになりました。

京都に都が造営される頃から、丹波の材木を都へと運んだ保津川の筏。
1200年間続けられ、その時々の都の整備に欠かすことができなかった
保津川筏も鉄道や車の発達により、姿を消して約60年。

丹波・亀岡地域の経済はもちろん文化や貴重な歴史を有しながら、
人々の記憶から忘れ去られ様としていた筏を、今も同じ川で仕事をしている
保津川の船頭たちが復活させたのが、この「保津川筏復活プロジェクト」です。

復活までの動機や経緯については、過去このブログでも詳しく紹介してきたので
興味のある方はバックナンバーをクリックして頂きたく思いますが、
京都を代表する川の一つである桂川の流域文化を象徴し、丹波の上流から京都市内の
下流域間の地域と人をつなぐものとして「筏」に焦点を当ててきました。

筏の復活は、桂川流域間の人々だけではなく、京都大学をはじめ、京都府や
嵐電、東映、松竹さんなどの企業や車折神社さんのご協力もあり、
多くの市民の心をもつなぐビックプロジェクトに成長してきました。

このたび、京都大学が推進している数あるプロジェクトの中から
「保津川筏復活プロジェクト」を、日経新聞社に推薦いただいたことは
同大学がこのプロジェクトへ高い評価をして下さっている証拠でもあり、
誠に光栄に感じる次第です。

この期待にお答えできる様に私も、保津川船頭の同志でもあり、筏プロジェクトの
リーダーでもある河原林 洋京都大学研究員のサポートをしっかりしていきたいと
思っているところです。

さあ、果たして日経新聞社は「保津川筏」にどれくらいの評価を付けて下さるか?
今から、とても楽しみです。

怪奇!お彼岸トロッコ列車に乗車して・・・あの少女は一体?

2010-09-20 23:53:42 | スピリチュアル
時は明治後期・・・日本各地に敷設が進められた鉄道網は日本近代産業発展の
象徴といわれた。

競う様に敷かれていく鉄道の線路。山や田は破壊され、それまでの集落形態や
機能も大きな変化が生まれていく。
そして、それは、これらの地に埋め縛られていた因縁をも掘り起こし
踏み潰されたのあった。近代技術により呪縛から解き放たれた無数の念は・・・
今もこの世を彷徨い続けている・・・

ある山深い谷に敷かれた鉄道の話。

当時の技術の粋を尽くし完成した鉄道線路には、眼下を流れる川を横断する
巨大な鉄橋も有し、日本鉄道史に燦然と輝き、その名を刻んだ。

ここから本題・・・この鉄道完成に多大な力を注いだある偉人がいた。

この偉人、あろうことか、後年、自分が敷いた鉄道の脱線事故で
皮肉にもその生涯を終えることになる。しかも、その象徴といわれた
鉄橋から川への落下が死因というから何ともやり切れない。

懸命の捜索の甲斐なく、彼の死体は杳として見つからなかった。
結局、捜索は打ち切り。未だに行方不明のままである・・・と
一部の文献には記載されている。が!
本当は見つかっていたともいわれている。事実、死体引き揚げに協力した
地元の男の証言は調書に記録されているのだ。
では、なぜ「死体は見つからなかった」という話がまことしやか伝えられているのか?

実はこの死体が揚がった場所が問題だったのだ!

この鉄道線路の敷設作業をしていた際、路線計画ルートとなる
山裾の急傾斜地の箇所に小さな祠が発見された。
参道すらない山すそにである。もう長い年月、誰も参った形跡すらない祠。
線路は計画通り工事が進められた。祠はもちろん取り壊された。
取り壊した時である。その祠の下から無数の白蛇が出てきたという。

彼の死体はなんと、この祠があった直下の川縁に舞い込む様に流れ着き発見された!

あれから約100年の歳月が流れた。

これまで、この鉄道では度々不思議な事が起こっている・・・

日本中の鉄道線路には、この様な話がいっぱいある。
先日も北陸のある路線で、線路上に老婆が歩いているのを運転手が発見。
電車は急停車したが、間に合わず、接触事故を起したという。
「やってしまった!」慌てた運転手が電車から飛び降り、電車の下部を覗き込んだが、
不思議なことに老婆の影も形もなかったいう。
これは翌日の新聞記事に掲載された実話である。
これと似た話など枚挙に暇がないほど、日本各地の線路で起こっている。

さて、昨日、私の仕事場である保津峡を走る観光列車「トロッコ列車」が
特別企画として「怪奇!お彼岸トロッコ列車」を夜に走らせた。

心霊研究者である私も当然、乗車した。

灯りひとつない、暗闇の保津峡。どこまでも深い闇に、列車の走る轟音だけが響きわたる。
激しい揺れがなくなり、列車が急停車すると、どこからか?か細い女の声で
寂しげな‘わらべ歌’が聞こえてきた。

すると、薄暗い車内の通路に人影が見えた・・・

気が付くとその人影が私の真横に!

着物を着た青白い顔をした女である!


企画ではプロの劇団員が幽霊に扮しているらしい。
つまり、おばけ屋敷の列車バージョンということか。

でも・・・私が見たものは、実はこのお化けさんではない・・・

車窓から眼下の保津川を眺めていた時、対岸の石積みの上に屈み込み、
こちらを見上げていた女の子の姿だった!

その子はしばらく不思議そうにこちらを眺めていたが、私と目が合った瞬間
こちらを見て・・・笑った・・・そう、私に笑いかけたのだ!

夜、どこまでも深い闇が広がる保津川。
その静寂を昨日、一台の列車が薄暗い車内ランプと轟音を上げ走り抜けていった。

はっきり言おう! 夜、ここには無数の霊体の存在を感じる!

ここに集う‘霊’たちは、20年以来の列車の行く風景をどのように見ていたのだろうか?

ただ、家に帰ってから、どうも肩にずっしりとした重みを確かに感じる。

今日、その少女がいた石積みの横を2度、通過してきた。

なぜか、その場を通った時、二度とも、冷たい風が私の頬に
触れたような気がしたのは、ただの思い過ごしなのだろうか?

体育祭の季節です!子ども達の頑張る姿に感動!

2010-09-18 23:14:52 | PTA活動関連
朝晩の涼しさに秋の訪れを感じる今日この頃。

私の住む亀岡市では今、各地の小、中学校で体育祭が行なわれています。
実は私、休日が書き入れ時となる保津川下りの船頭という仕事しているため、
この様な体育祭に参加することも、観覧することも無かったのです。

しかし、今年は中学校のPTA会長というお役を仰せつかっております。
P役員として、子ども達が頑張る体育祭をサポートしなければいけません。

お陰で、初めてわが子が参加する東輝中学校の体育祭を観覧するという
機会をいただいたという訳です。

いや~驚きました!
さすが中学生ともなると、走る速さはもちろん、団体競技の纏まり方も
半端ではないですね。

まだまだ暑い日ざしが照りつける中にもかかわらず、実にきびきびとした
動作で、元気も一杯、各種競技に頑張っている姿を見せて貰いました。

競技前に全校生徒で行う準備体操も、一糸乱れることがなく、
見ていてとても爽やかな気分になり、気持ちよかったです。

学年毎のクラス対抗で行われた「お縄跳び」も、息がぴったり!
高レベルな戦いが繰り広げられたのでした。多いクラスでは130回くらい
飛べる優秀なクラスもあり、ここまで息を合わせる為には、影で相当な練習を
しているであろうことは容易に察することができます。

全校生徒が出場する色別リレー競争や綱引き、百足競争などなど・・・
午前、午後に渡り、この気候に負けないくらいの熱戦が繰り広げられました。
土曜日開催ということもあり、この熱戦に大勢の保護者が熱い声援を送っておられました。

「最近の子どもはしらけている…元気がない…」などと世間ではよく耳にしますが、
東輝中の子ども達の精一杯頑張る姿を見ていると、案外、杞憂にすぎないのかも?
と思えてきて、なにか、とても嬉しい気分になれた、実にいい体育祭でした。

校長先生と一緒にP本部役員の皆さまとの記念写真です。

前日のテント張りから、当日観覧される保護者の方々の案内やPTA競技の
役割分担、また今年は熱中症対策としてPTAから生徒全員に、スポーツドリンク
の配給したので、ドリンクの手配まで、ほとんど経験豊富な本部役員さん方の
お力により無事に進めることができました。
中学生の保護者でありながら、子どもの体育祭初経験という頼りない会長を
しっかり支えて下さったP本部役員の皆さま、最後になりましたが、
本当にありがとうございました。感謝しております。

秋にはPTA主催の芸術文化鑑賞会や東輝中学おいでな祭など行事が
目白押しなので、これからもご協力のほど、よろしくお願い致します。


今を生き、人生を突っ走る!ハードだが充実感のある毎日。

2010-09-17 14:33:59 | 船頭の目・・・雑感・雑記
今年はいろんな役職にも就き、様々な活動に追われる
多忙な夏を過ごすことになった私。
気がつけばブログも1週間以上もお休み状態・・・
そうしているうちに、渓谷には涼やかな風が吹き、秋の足音が
間近に聞こえる季節になっていました。

季節の移り変わりをもっとも早く感じるのが我々船頭であると自負して
いながら、変わっていく季節を感じられないほどの多忙さとは如何なものか?

今年は、以前から活動しているNPO法人・プロジェクト保津川と自らが主宰する
斯道会空手道場の指導に加え、亀岡市PTA連絡協議会並びに東輝中学校PTAの
会長職、亀岡市社会教育委員、亀岡市環境計画策定委員という市関連の職、また、
京都大学(東南アジア研究所)生存基盤科学研究ユニットの特任研究員という仕事
にも従事しており、時間の経つのが本当に早く感じられ、睡眠もやや少なめの感・・・

周りからは「いろいろ持ちすぎ!」とのそしりすら、受けそうな日々を
過ごしている訳ですが、家族をはじめ友人や同志など応援してくれる人たちの
お陰もあり、「今を生きている!」という充実感だけは本物です。
今年も精一杯、人生を走り続けたいと思っています。

また、その分、普段では、なかなか経験できないような研修会や市の会議の場などに
参加したり、教育から環境問題、地域再生などに関する勉強や興味深い出来事にも
遭遇する機会や体験が多くあるので、実はブログネタも満載なのです。

なかなか、ブログに書き込む時間が取れないのが実状ですが、この経験や見聞を
自分だけの記憶にだけに留めて置くのではなく、自分の日記としても書き残し、
公開していきたいという気持ちを持っております。

その点で、すこし時期外れな記事も投稿されますが、なるべく様々な体験記を
できる限り、書き留めて参りたいと思っておりますので、これからも
はっちんブログにお付き合い下されば、こんなに嬉しい事はありません。