去年の暮れから読んでいた『ドン・キホーテ』(岩波文庫、牛島信明訳)の前編1から3を読み終えました。が、残念ながら、最後まで付き合い方のわからない本となってしまいました。というのは、主人公であるドン・キホーテが他人の事情に介入し、暴力的な報復を受けるというパターンが延々と繰り返され、だんだんマンネリ感を覚え始めてきたためです。(『ドン・キホーテ』が好きな方、ごめんなさい!)
ただ、そのなかでも前編2にある、事情があって故郷を追われた男女の話や、その後の夜中に旅籠屋でイタリアの物語を司祭が朗読するところは好きで、かえってドン・キホーテが登場しないシーンにほうに魅力を感じました。こう考えてみると、ドン・キホーテのキャラクターに愛着がわかなかったということなのかな、と思います。小説を読むうえで、そのキャラクターに魅力を感じるかどうかは重要なことなのかもしれません。
長編小説がひとつ読み終わったところで、次に何を読もうかと考えているところです。明日は本屋へ行く予定です。新しい出会いがありますように。
ただ、そのなかでも前編2にある、事情があって故郷を追われた男女の話や、その後の夜中に旅籠屋でイタリアの物語を司祭が朗読するところは好きで、かえってドン・キホーテが登場しないシーンにほうに魅力を感じました。こう考えてみると、ドン・キホーテのキャラクターに愛着がわかなかったということなのかな、と思います。小説を読むうえで、そのキャラクターに魅力を感じるかどうかは重要なことなのかもしれません。
長編小説がひとつ読み終わったところで、次に何を読もうかと考えているところです。明日は本屋へ行く予定です。新しい出会いがありますように。
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